中央アルプスの宝剣岳&三ノ沢岳に行ってきた。
ロープウエイにて一気に標高2611.5mまで上がるお手軽登山だ。
しかし、行程内に三ノ沢岳を入れたので、
往復7時間のそれなりの山旅になる。
5:12 菅の台バスセンターから始発バスに乗る
5時頃には1本、臨時バスが出ていた。
6:00 バスとロープウエイを乗り継ぎ、千畳敷駅に着。
まずはトイレに行って、その後登山届けの提出。
6:20 千畳敷駅をいざ出発
晴れ渡る空、東には南アルプスの向こうに富士山がくっきりと見えていた。
天気は良いが帽子を忘れてきたので、熱射病ちょっと心配だ。
↓写真、中央の一番低い所がコレから向かう乗越浄土。
つづら折の登山道を登り詰めます。
その後、そのすぐ左に見えている高い所(宝剣岳)へ向かいます。
宝剣岳一体は岩稜帯のちょっと危険な縦走路を通らなくてはならないが、
まあ剣岳よりは幾分難易度は低いでしょう。と、ちょっと楽観気味か?
7:08 乗越浄土着。
結構な割合で風の強い場所ですが、今日は無風です。
ますます、熱射病が心配です。
南アルプスの向こうに富士山が見ています。
南アルプスも主たる山は全て登ったな〜!!(ちなみに国内3000m峰は全て制覇済みです)
7:20 宝剣岳に向かって出発です。写真の一番高い所が山頂です。
核心部が近づいてくると要所要所に鎖場が連続して出てきます。
途中「怖くて引き返してた。」というおばちゃんがいて、前を行く山ガール達が心配そうにしていた。
7:53 宝剣岳山頂着。
途中2回程の渋滞で20分程足止めを食らう。また頂上の記念撮影もかなりの順番待ちです。
自分の後ろに見える山ガール達は、後ろの岩に立とうとしています。死者のでる岩場に立つ勇気は私には有りません。突風が吹いたら、この世とさよならです。
宝剣岳から南側の縦走路を望む。宝剣岳の北側より南側の縦走路の方がデンジャラスです。両サイドがキレ落ちている馬の背状の場所はちょっと緊張しました。
8:32 三ノ沢岳分岐到着。
ココ迄来ると岩稜帯は終わりです。
ここで休憩しつつ、三ノ沢岳へ行くか悩みます。ここまでが結構緊張する所だったので幾分体力が消耗しています(寝不足も原因の一つ)。また熱射病も心配だし、それにマニアックな山ので誰も向かう人がいません。
そうこうしていると、単独女性が向かいましたので、私も意を決して後に続きます。
三ノ沢岳分岐より西方面を望む。三ノ沢岳がどんと構えています。この山へはこの稜線のルートのみです。下から登り詰めるルートは有りません。またマニアックな山の為、登山客が少なく静かな山歩きが楽しめます。ちなみに国土地理院の日本の山岳標高では国内49番目の高さを誇ります。
三ノ沢岳分岐から南方面を望む。
遠くにいつか登りたい山、空木岳が見えます。
10:25 三ノ沢岳着
ココ迄の道は、あまり歩かれていない為か?ハイ松が結構生い茂っており、ストックを持っていると結構歩き難いです。
また日陰もないのでこの様な、好天日は結構キツいです。
山頂には3パーティ(8人程)いました。東西に長い山頂部で休憩する場所には事欠きません。皆さん昼食をとっていますが、私はバテバテで何も喉を通りません。岩の上で横になって時間を過ごします。
三ノ沢岳から東を望む。
中央右寄りの出っ張りが宝剣岳。その左が中岳。そしてその左奥に雲に掛かってすこし見えないが木曽駒ヶ岳が望める。
13:00 三ノ沢岳分岐着
三ノ沢岳から三ノ沢岳分岐までは、もうバテバテ。
御飯を食べていないのでシャリバテ状態。食べたくても喉を通らないので仕方が無い。1時間40分の所を2時間10分も掛かってしまった。
でもあとはもう下るだけ、時間もたっぷりあるし気は楽だった。
稜線上から千畳敷平を望む。あともう少し。
13:20 極楽平着
極楽平、千畳敷駅間より稜線を望む
13:55 千畳敷駅着
もうバテバテで、20分のところを35分も掛かってしまった。
ちなみに下りのロープウエイは整理券が配られており、2時間30分待ちとの事・・・。
ビールを飲んで、ラーメン食べて、ソフトクリーム食べても時間を持て余し、ぐだぐだしながら時間を過ごす。意外にこの時間、結構疲れます。
次はお盆休みに裏銀座の水晶岳を予定しています。
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Posted at
2012/08/06 12:07:21