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メタボ貧脚部長のブログ一覧

2019年06月18日 イイね!

宮之浦岳縦走【2019年5月2日〜5日】

1日目【2019年5月2日】

【6:50】中部国際空港着

3F一番北側の内向きブースが、今回お世話になるジェットスターの受付窓口。
チェックイン専用機に予約番号を打ち込んでチェックイン完了!専用機から出てくるチケットを持って荷物検査へ。
ジェットスター社の通常料金は、機内持ち込み分しか含まれていないため、手荷物を預ける場合、別途オプション料金追加となる。
機内持ち込みは7kg迄なので屋久島トレッキングだと、まずオプション追加は必要か?
ザックを預け、搭乗迄の間にラウンジに行こうかと思っていだが、思いのほかチェックイン→荷物検査→手荷物カウンター→手荷物検査に時間が掛かる事と、搭乗場所までバスで移動になるので、早めに搭乗口に来いという指示があり慌ただしい空港でのひとときを過ごす。

【7:50】中部国際空港発

【9:15】鹿児島空港着

リムジンバスにて鹿児島港へ向かう!
鹿児島港行のバスもあるのだが、本数が少なく時間が合わないので市役所行きバスに乗り、天文館前停で下車し、徒歩で高速船乗り場へ向かう。
徒歩約15分で港に到着できる。途中、コンビニにて水2L購入。

高速船乗り場内には、お土産屋や食堂有。
お昼はここで済ませてもよかったが、歩いてくる途中にあった吉野家で済ませた。

【12:00】鹿児島港出航

ザックを1F中央当たりの荷物置き場で係員に渡し、2F窓際に指定席へ!
どうやら座席はチケット購入時ではなく、乗船日のチェックイン時に決まっていくようだ。

【13:50】宮之浦港到着

高速船乗り場の売店でガスカートリッジを1つ購入。ガスメーカーはEpiとプリムスを確認。サイズはノーマルサイズのみの取り扱い。
この後、バスにて安房方面へ向かう。ちなみに臨時バスが出ていたので、予定より5分早めの慌ただしい出発となった。

【14:50】安房合同庁舎前着

ここから予約しておいたタクシーにて淀川登山口に向かう。

当たり前かもしれないが、タクシーは必ず事前予約をしておいた方が良い。私は当日、鹿児島港から予約を入れたが1社目は満車で断られ、2社目で、たまたま私の向かいたい所(淀川登山口)に向かうタクシーが待機していたため、予約割り込みが出来た感じだった。もし予約が出来なかったら・・・と思うとぞっとする。

タクシー代は5800円くらいだったかな?

【15:50】淀川登山口着



ココからは軽いアップダウンを繰り返す登山道。
1時間弱で淀川小屋に到着。

【16:40】淀川小屋着



小屋の中をのぞいてみたが、暗くて空きスペースがあるかわからない。
登山靴が、いっぱい並んでいたから満室かな?



小屋泊まりは諦めて、テン泊を決め込む。
テン泊なんて20年振り位だろうか・・・。
この時間では良い場所も残り少ない。
小屋前のテン場はいっぱいで森の中の平らな場所を選んで張ることとなる。
流石、ゴールデンウィークの屋久島と言った所だろうか?



晩ご飯は、わかめ御飯とおでん。そしてウイスキーにあたりめといった具合。
貧相かもしれないが、貧脚な私ではこれが精いっぱい。ウイスキーのミニボトルはガラスではなく、プラボトルで軽量化に一躍かっている(笑)

使用したテントは、モンベルのU.L.ドームシェルター。カテゴリーとしてはテントではなく文字通りシェルターという代物。
テントとツェルトの中間的存在。以前はICIゴアライトを使用していたが、さすがに20年の歳月はシームテープを劣化させるには十分な期間だったようだ。そんな時にアウトレットで現行モデルのコレを見つけ即買いをした。
ちなみに素材は通気性無しの防水生地で天井部のひさし下に、開閉不可なベンチレーターが左右に2ヶ所。もし横殴りの雨に遭遇すれば、ここから中に雨は吹き込む事間違い無し、よってシュラフカバー必須。
また冬場は吹雪でベンチレーターが目詰まりすれば窒息死するので使用禁止。
しかし総重量775g。欠点を差し引いても有り余るこの長所!

貧脚野郎に、軽さは正義です。



2日目【2019年5月3日】

【5:00】淀川小屋発



ここ屋久島は日本アルプス等に比べ、就寝が早い分、早立ちが当たり前の様だ。
テン場のテントも私が出発する頃には半分程度になっていた。

真っ暗な中、ヘッドランプの明かりを頼りに登り始める。
道はしっかりしているので道迷いの心配はない。ただし、いきなりの急登に息が上がる。
急登は左手にトーフ岩が見えるアタリで終わり、この先はアップダウンを繰り返しながら高度を上げていく。



【6:50】花之江河着



本州の標高の高い所や北海道等にある湿地帯とよく似た風景。
屋久島別名「洋上のアルプス」とは上手く言ったモノだ。
縄文杉トレッキングツアーでは見られない風景。
屋久島を理解する上で重要な風景といえる。背の高い樹木もこのアタリから少なくなり始める。
冬になればかなり雪深くなりそうな雰囲気だ。「屋久島は日本の縮図」とも言われている事に合点が行く。



【9:50】宮之浦岳着



ここまでの時間はコースタイム+休憩時間。貧脚な私にとっては上々なタイム。
しかも天気が良い!GW前半は大雨だったようだが、雨の心配はなさそうだ!種子島はもとより、開聞岳まで見渡せる。

360度ぐるっと水平線が見渡せる。当たり前だが「遠い離島まで来たんだ!」と感慨にひたる。GWにこの素晴らしい時間をくれた家族に感謝。



ここから行程は下りとなる。頂上から道がかなり先迄見渡せるが、少しの間激下りとなる。かなり疲労も貯まってきているので慎重に下る。

休憩では、会う人会う人「今日はどこ迄降りるのか?」という話題がメインとなる。女性親子2人組→高塚小屋、女性ソロ→新高塚小屋、若者カップル→高塚小屋といった具合だった。さてさて、私はどこまで行こうかな?(行けるかな?)

平石岩屋を越えたあたりで猿の集団に会う。まったく人を怖がらず、道をとうせんぼ!
人様が猿様をよけながら進む。

【14:00】新高塚小屋着



新高塚小屋につくと、途中休憩時に何度か会話した、女性親子2人組と女性ソロがテントを幕営いていた。
親子は高塚小屋まで行きたいって言っていたが、娘さん曰く「もう歩けない」とのこと。お母さんが途中シャリバテ気味で体調悪そうだったので大事を取っての事だろう。(シャリバテ気味でも私より健脚だったが・・・)
若者カップルは予定通り高塚小屋へ向かったが、私はココ迄とする。
テントを張ってみたが、小屋がガラ空きだったので結局そちらに移動する。



事前情報では、ここ新高塚小屋のウッドデッキの上はすべてテントで埋め尽くされると聞いていたが結局埋まらず、小屋も定員2/3程度での利用となった。

1泊目テント、2泊目避難小屋利用となったが、テントは寒く、小屋は熱かった。
シュラフはモンベルのダウン#3を持っていったが、テントではTシャツ+長袖シャツでちょっど良いぐらい。反面、小屋はかなり暑く、Tシャツにシュラフのファスナー全開でベストコンディションだった。

ただ夜間の外はかなり寒く薄手ダウンを羽織らないと凍える程だった。GWの宮之浦岳登山は夏場の日本アルプスと同等装備で丁度良い。

テン泊の場合は問題ないが小屋泊の場合、日が暮れる前でも日が陰ると急激に寒くなる。早めに夕食を済ませる事をオススメする。

そして日暮れと共に皆さん寝始める。

ただしツアー客(10人位のパーティ)は21時頃迄うるさくしていた。日本アルプスでは問題ないが、就寝の早い屋久島ではちょっと迷惑かもしれない。


3日目【2019年5月4日】

【4:40】新高塚小屋発



ちなみに昨日の朝食はフリーズドライカレーピラフ。食が進まず半分も食べられなかったが、本日の朝食はマジックパスタ「ペペロンチーノ」。
3分で出来上がるし、食が進まない時でも食べられ、食器も不要で登山の朝に最適かも。

【5:50】高塚小屋着



昨日の若者カップルが出発準備中だった。なかなか良い場所にテントが張れたようだ。聞けば他もかなり空いていたとか。(昨日中にここまで降りれば良かったか?)

高塚小屋エリアで、2頭のヤクシカに遭遇。サルと同じくまったく逃げない。



【6:00】縄文杉着



縄文杉テラスは高塚小屋を出発した登山客でごった返していたが、日帰りツアーで来た場合この程度ではすまないとか・・・。某テーマパークのアトラクション待ちの様な列が出来るらしい!

待たずに見られて、写真もすぐ撮れる。これは本格的登山の特権なのだろう。しかも朝に訪れると写真撮影が順光になるので写真映えも良くなる。

縄文杉を少し降りた水場で給水し、ウッドデッキでザックのパッキングを調整していると、昨日の親子連れが追い抜いていった。
体調不良から完全復活のお母さんに、この後追いつく事はなかった。

途中、ツアーガイドをつれた、おっさん3人パーティが説明を受けながらゆっくり下っていた。説明が結構面白いので、聞き耳立てながら歩きたかったが、縄文杉ツアーが上がってくる前にトロッコ道へ降りたかったので、聞き耳を立てるのを止め歩くスピードをあげた。(それでも鈍足だが・・・)
長ーい長ーい階段を何本か下りると・・・

【7:40】ウィルソン株着

ウィルソン株到着。



株に入ってすぐ右の、しゃがんだ場所が写真のベストポジション。
見覚えのあるハート印。



林道迄降りる途中で、またヤクシカ遭遇!さっきも思ったがヤクシカって結構小型だ。本州の鹿はもっと大きいし、エゾジカだともう2回りは大きくなる。日本は北に行くほど鹿は大きくなる??

ウィルソン株から下りると、徐々に縄文杉日帰り客とすれ違いだす。下る途中、すれ違ったツアーガイドから「今から縄文杉ツアー客が400人程上がってくる」という情報を得る。(このときは「このガイド、風呂敷ひろげたなぁ」程度に考えていたが・・・)

その後、人の声がガヤガヤと聞こえ始め、その声がどんどん大きくなる。(下にかなり人がいる?)

【8:15】トロッコ道着

急に視界が広がりトロッコ道が出現。



ガヤガヤの声の主達、かなりの数のツアー客が休憩中。(上記写真の反対側がトロッコ道終点でトイレがあるのだが凄い列)
降りるのが遅れた場合、先程下ってきた狭い登山道や、あの長ーい長ーい階段で、すれ違いするかと思うとぞっとする。
この時間迄にトロッコ道に降れてよかった!

トロッコ道を降りる最中もかなりのツアー客とすれ違う。最初のうちは気にもならなかったら、途中からその数のおおさにうんざりし始める。(400人はマジだった)
登山は登り優先なのでその都度、道を譲るのだが、その数が尋常じゃない。挨拶も億劫になってくる。ツアーガイドが先頭で歩いてくるのだが、「そこのけ、そこのけ」感丸出しのツアーガイドもいるので、ちょっと気分が悪くなる。

しかしこのトロッコ道が思いのほか長い。楠川分岐まで3.7kmと日頃の散歩道より短いはずなのに、すれ違いや疲労からか?かなり長く感じられた。

もううんざり!と心が折れそうな頃に、

【9:40】楠川分岐着

楠川分岐に到着。



ここから先は再度登り。分岐で追いつかれた若者カップルに道を譲り、息を整えながらゆっくり登る。それにしても昔に比べ、カップル登山客や女性ソロが多くなった事に驚く。

しかしカップルが抜き際に「えっ!登りなんですかぁ!」って驚いていたことには、逆に驚いた!
「この先『もののけ姫』の苔の森のモデルになった場所だよ」って告げると、女の子が笑顔で「えっ!そうなんですか?もののけ姫に会えるかなぁ」って言って登っていった。(おじさんはキュンとしてしまったよ)

早く下山しても時間的に宿にチェックイン出来ないから、屋久島にこれた事を感謝し、せっかくだから一歩一歩屋久島の大地を踏みしめて歩く。

立ち休憩していると、昨日のソロ女性が追いつき追い抜いていった。そしてあっという間に姿が見えなくなたった。彼女が爆速なのか?自分が鈍足なのか?まぁ両方だろうな(笑)

【11:30】辻峠着

ここから展望台へ行けば、もののけ姫でモロがアシタカに向かって「黙れ小僧」と言い放った場所の山々を見渡せるのだが、行く気力無く寄り道断念!小休止して降り始める。

この先は、縄文杉コースよりも手軽に楽しめるトレッキングコースなため、軽装での登山客が目立ち始める。幅広い年齢層がトレッキングを楽しんでいる。小さい姉妹がワイワイ言いながら登っているのが微笑ましい。

ガイドをつれたツアー客も多い。ただ屋久杉ツアーのガイドに比べると、かなり年齢層が高め。定年組がボランティアでやっているのだろうか?ただ年寄りにありがちな、回りが見えていない状態が目につく。突然、登山道の真ん中に立って説明を始める、だから渋滞が起こり気味になる。「人のふり見て我がふり直せ」そう遠くない将来に訪れる、お爺ちゃんとなった私への教訓として覚えておこう。

この白谷雲水峡は、公園として歩き易く整備されており、年令を問わず世界遺産屋久島の森を堪能出来る場所となっている。「体力的に縄文杉はちょっと・・・」と言う方におすすめ。

【13:40】白谷雲水峡着



十二分に山歩きを堪能し、ここからバスにて宿へ向かう。バス内で辻峠手前で追い抜かれた女性ソロに再会した事には驚いた。
展望台に寄り道しなかった分、そのタイミングで追い抜いたみたいだった。ちなみにこの女性は、この後5・6日の2日間島内観光を楽しむらしい。うらやましい。

この後、宿へチェックインまでの間に土産屋によったら、女性親子さんに再会!
私がお土産用の焼酎を選んでいたら「ええ!お酒ですかぁぁ!?」と、お母さんから怪訝な顔されてしまった。何かお酒がらみの悪い思い出でもあるのだろか?

ちなみ私はお酒を飲んでも悪い酒にはならないです。


4日目【2019年5月5日】

【10:00】宮之浦港到着

鹿児島港の様にレストランは無いがおみやげ屋は充実している。屋久島の主な土産はここで購入可。焼酎の愛子が売っていた事に驚いた。おみやげ専門店やホテルには無かったのに・・・

【10:45】宮之浦港発
屋久島に帰省していたであろう親子がお爺さんお婆さんに見送られている。孫達は元気に手を振っているが、おじいさん達はちょっぴりどこか淋しげ・・・。その光景に私もちょっとしんみり。

【12:35】鹿児島港着
往路とは違いここからリムジンバスに搭乗。

【13:30】鹿児島空港着
時間があれば足湯につかろうかと思ったが、昼食とショッピングでタイムアップ

【16:30】鹿児島空港発
【18:00】中部国際空港着
Posted at 2019/06/18 21:25:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味
2012年08月06日 イイね!

宝剣岳&三ノ沢岳【2012年8月5日】

中央アルプスの宝剣岳&三ノ沢岳に行ってきた。
ロープウエイにて一気に標高2611.5mまで上がるお手軽登山だ。
しかし、行程内に三ノ沢岳を入れたので、
往復7時間のそれなりの山旅になる。

5:12 菅の台バスセンターから始発バスに乗る
5時頃には1本、臨時バスが出ていた。

6:00 バスとロープウエイを乗り継ぎ、千畳敷駅に着。
まずはトイレに行って、その後登山届けの提出。

6:20 千畳敷駅をいざ出発
晴れ渡る空、東には南アルプスの向こうに富士山がくっきりと見えていた。
天気は良いが帽子を忘れてきたので、熱射病ちょっと心配だ。
↓写真、中央の一番低い所がコレから向かう乗越浄土。
つづら折の登山道を登り詰めます。
その後、そのすぐ左に見えている高い所(宝剣岳)へ向かいます。
宝剣岳一体は岩稜帯のちょっと危険な縦走路を通らなくてはならないが、
まあ剣岳よりは幾分難易度は低いでしょう。と、ちょっと楽観気味か?


7:08 乗越浄土着。
結構な割合で風の強い場所ですが、今日は無風です。
ますます、熱射病が心配です。


南アルプスの向こうに富士山が見ています。
南アルプスも主たる山は全て登ったな〜!!(ちなみに国内3000m峰は全て制覇済みです)


7:20 宝剣岳に向かって出発です。写真の一番高い所が山頂です。
核心部が近づいてくると要所要所に鎖場が連続して出てきます。
途中「怖くて引き返してた。」というおばちゃんがいて、前を行く山ガール達が心配そうにしていた。


7:53 宝剣岳山頂着。
途中2回程の渋滞で20分程足止めを食らう。また頂上の記念撮影もかなりの順番待ちです。
自分の後ろに見える山ガール達は、後ろの岩に立とうとしています。死者のでる岩場に立つ勇気は私には有りません。突風が吹いたら、この世とさよならです。


宝剣岳から南側の縦走路を望む。宝剣岳の北側より南側の縦走路の方がデンジャラスです。両サイドがキレ落ちている馬の背状の場所はちょっと緊張しました。


8:32 三ノ沢岳分岐到着。
ココ迄来ると岩稜帯は終わりです。
ここで休憩しつつ、三ノ沢岳へ行くか悩みます。ここまでが結構緊張する所だったので幾分体力が消耗しています(寝不足も原因の一つ)。また熱射病も心配だし、それにマニアックな山ので誰も向かう人がいません。
そうこうしていると、単独女性が向かいましたので、私も意を決して後に続きます。


三ノ沢岳分岐より西方面を望む。三ノ沢岳がどんと構えています。この山へはこの稜線のルートのみです。下から登り詰めるルートは有りません。またマニアックな山の為、登山客が少なく静かな山歩きが楽しめます。ちなみに国土地理院の日本の山岳標高では国内49番目の高さを誇ります。


三ノ沢岳分岐から南方面を望む。
遠くにいつか登りたい山、空木岳が見えます。


10:25 三ノ沢岳着
ココ迄の道は、あまり歩かれていない為か?ハイ松が結構生い茂っており、ストックを持っていると結構歩き難いです。
また日陰もないのでこの様な、好天日は結構キツいです。
山頂には3パーティ(8人程)いました。東西に長い山頂部で休憩する場所には事欠きません。皆さん昼食をとっていますが、私はバテバテで何も喉を通りません。岩の上で横になって時間を過ごします。


三ノ沢岳から東を望む。
中央右寄りの出っ張りが宝剣岳。その左が中岳。そしてその左奥に雲に掛かってすこし見えないが木曽駒ヶ岳が望める。


13:00 三ノ沢岳分岐着
三ノ沢岳から三ノ沢岳分岐までは、もうバテバテ。
御飯を食べていないのでシャリバテ状態。食べたくても喉を通らないので仕方が無い。1時間40分の所を2時間10分も掛かってしまった。
でもあとはもう下るだけ、時間もたっぷりあるし気は楽だった。


稜線上から千畳敷平を望む。あともう少し。


13:20 極楽平着


極楽平、千畳敷駅間より稜線を望む


13:55 千畳敷駅着
もうバテバテで、20分のところを35分も掛かってしまった。
ちなみに下りのロープウエイは整理券が配られており、2時間30分待ちとの事・・・。
ビールを飲んで、ラーメン食べて、ソフトクリーム食べても時間を持て余し、ぐだぐだしながら時間を過ごす。意外にこの時間、結構疲れます。


次はお盆休みに裏銀座の水晶岳を予定しています。
Posted at 2012/08/06 12:07:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味
2012年07月17日 イイね!

薬師岳<2012年7月15日〜16日>

(天候不順で見応えのある写真無し)

<1日目>

7:04 折立スタート。天気は曇り、今にも振り出しそうだ・・・。
道はぬかんるんでいると思われるのでスパッツだけは装着する。

8:01 4代目アラレちゃんに到着。ここで雨が降ってくる。それもいきなりの豪雨。ダッシュでレインウエア装着。
レインウエアの裾はスパッツの中か?外か?は意見が別れるが、雨降りは裾が外が正解。こうする事によって靴内への浸水が防げる。


8:44 三角点到着。地図の参考タイム通り。結構スピードは抑えてつもりだったが、ダイエット効果か!?
ここ三角点にて急登が終わり、後は軽いアップダウンを経て、なだらかな登りとすばらしい展望が待っていたはずだが、この天気では・・・。

11:07 太郎平小屋到着。通常2時間半の行程を2時間で到着する。かなりペースが良い。
ここでどっしりと腰を据えて休憩を取りたい気分だが、スペースが無いのでおにぎりを2個食べて小屋に向かって出発する。




11:40 薬師峠幕営場着。ここからは40分間谷筋の急登を登り薬師平へ。その後、70分間ガレ場の急登を登り詰めれば今夜の宿へ到着する。


13:14 薬師岳山荘到着。これまた良いペースだ。やはりダイエットと走り込みが功を奏した様だ。まだまだダイエット継続中ですから、さらに健脚になりそうである。
貧脚とは「さよならか?」


ここ薬師岳山荘は標高2701mにあり、最近建て替えたばかりのとても綺麗な山小屋だ。もちろんお風呂は無く、下界の宿と比べれば必要最低限のサービスで、1泊2食付きで8,800円と結構高めな価格設定である。しかし山の上ということもあり物資の輸送にはヘリを使うので、おのずと物価は高くなるのはしょうがない。
ちなみに缶ビール(350ml)600円。ここはよく冷えていて助かった。場所によっては常温を渡される所が有りがっかりする事も・・・。
そうかと言えばジョッキ生ビールが飲める山小屋も有るので、何が有るかは行ってみてのお楽しみ(笑)

トイレは肥溜め方式で、使用済みペーパーは別添えの箱に入れる。糞尿はヘリで下界へ移送。使用済みペーパーは現地で焼却すると思われる。昔は地下浸透方式だったと思うが、高地はバクテリアが少ないので分解されず衛生上問題があり、最近の主流はヘリで降ろすようだ。
山小屋は基本大部屋でゴロ寝。小部屋も数部屋有るが宿泊客が少ない場合に限り追加料金で貸し切る事も出来る。
また今回は一人1セットの布団が割り当てられたが、かなり混雑すると複数人で1セットという事もある。自分は過去に北穂高小屋で、3人で2セットを経験。これが嫌なら重い目をしてテントと寝具を担ぐことになるが、私はそれが嫌で山小屋泊を選んでいる。(担ぐ元気が無い)

談話室。

この小屋は屋内にFOMAの補助アンテナがあるので、ドコモ(FOMA)なら問題なく受信する事ができる(AUとソフトバンクは不明)。
また太郎平周辺も、ドコモの感度は良好だった(AUとソフトバンクは不明)。

夕食。オムレツにケチャップで「やくし」と書いてある。ご飯と味噌汁はおかわり自由。山の朝は早い分、夜も早い。ちなみにこの日の夕食は17:00〜と18:00〜だったかな?

消灯は21:00だが、基本的に皆さん20:00頃には寝始める。
ご多分に漏れず、私も明日の天気の回復を祈りつつ20:00に布団に潜り込んだ。頂上で御来光を見ようと思うと3:40起床なので・・・。


<2日目>

3:30 周りがゴソゴソしだしたので自分も起床する。しかし天候は願いもむなしくガスの中・・・。視界30m程。
3:47 意を決して出発する。ガスでかなり視界が悪く、またかなりの突風に悩まされる。ヘッドライトに映し出されるかすかな踏後と、先行の山ガール2人のヘッドライトの明かりを頼りに上へ上へと登って行く。

4:36 途中数回の道迷いを経て頂上着。山頂には祠があり薬師如来が奉られている。



5:24 山小屋帰着。天候が回復する気配が無いので、山頂に長居はせずにすぐに降りた。
5:32 朝食です。さめきった体に暖かい味噌汁がたまりません。


6:12 富山市は晴れている様だが、ここ薬師岳は雲の中。家族が帰りを待っているので後ろ髪弾かれるが下山開始。登った道を今度は下るだけ。


7:18 薬師峠。このアタリから視界が良くなってくる。こんな綺麗な道を歩いてきた事に気づく。周りの登山者も度々足を止めて景色に見入っていた。



7:42 太郎平到着。このあたりで雲より下に降りた為か、すばらしい景観が眼下に広がる。






11:13 折立到着。かなり暑い。下界は猛暑だったか!


途中、有峰湖展望台にて、薬師岳山荘のお弁当(900円)を食べ岐路につく。
Posted at 2012/07/17 17:20:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味

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「[整備] #デリカD5 シミー現象との戦い。 https://minkara.carview.co.jp/userid/819282/car/3372323/7838883/note.aspx
何シテル?   06/20 15:48
よろしくお願いします。 「春:釣り」→「夏:登山」→「秋:釣り」→「冬:スキー」を 一年の基本ローテーションとして 野山海川と幅広く遊び回っております...
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