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イツニレのブログ一覧

2015年06月18日 イイね!

執事といってもドラマやアニメ系の話しではありません(笑)

http://www.webcg.net/articles/-/32706

これは良い論評ですね。

「優秀な執事を思わせる」の小見出しのくだりが秀逸で、「乗り手を調子に乗せないように、かつ、気に障らないように、優秀な執事のようにエスコートしてくれるのだ」の一文が、うーむこれは乗ってみたい(あるいは試乗してみたい)と思わせますね。

調子に乗った人が気に障る振る舞いをしでかしてしまっているのを周囲で散見するので、これも自己の発露全盛時代の当世ならではとは思いますが、先日試乗したVOLVOのV40のような自己主張が控えめなクルマとか、執事のエスコート系のこのクルマとか、一歩引いた大人のクルマ系が人気を博するのも「むべなるかな」と思う今日この頃です。
Posted at 2015/06/18 11:27:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ関連メディア | 日記
2014年01月31日 イイね!

カーグラフィック誌の凋落

カーグラフィック誌の凋落 今日の昼間のことですが、天気もいいので神保町にカレーでも食いに行くかと足をのばして、そのついでに菅原書店でCG誌の2013年1月号を買って来ました。以前、試乗したM6を専門家はどうように評価しているのか、また好事家から注目を集めるM235iの基になっているM135iについてもレポートされているということで、これは読んでおこうと思ったのです。

 いざ一読して肩を落としました。特にM135iについての、自動車評論家による寄稿がひどい。プロの文章ではありません。私が想像するに、一筆書きで原稿を書き終えて、すぐさま編集部へ入稿したのだろうと見受けました。読者の歓心を得るために読み直し、推敲を重ねた跡がないのです。もし私が担当編集者であれば、あの原稿が送られてきたら、まず突き返します。自身の雑誌出身の評論家で「先輩だから言いにくい」などという手前味噌な理屈は我々読者には通用しません。

 私の注文は、“内容が高度で理解できないので困る。もう少しエントリーユーザーにも分かりやすくして欲しい”などということでは決してありません。たとえその車を買えなくても、また乗る機会がないとしても、写真と文章を通じて面白味を感じさせて、雑誌を購入した甲斐があったと思わせて欲しかったのです。

 M135iの記事は、文章がドッタンバッタンとしています。MT車でギアチェンジの度にカックンカックンするのと似ている。スムーズに前に進まない。

 別項の記事で筆者はMT至上主義、多段化したATはスムーズではあるが車を操作する楽しみが薄いと述べていて、これは一つの意見として何ら否定するつもりもないのですが、それであれば、滑らかにシフトアップする以上の手技を使った文章、評論にしないと、読者への説得力が生まれません。仮に締切ギリギリだったとしても、一発入稿をしている場合ではないのです。

 私がCG誌に求めるのは、車メディアのオーソリティたる同誌編集者やプロの自動車評論家ならではの知見に基づいた、読んで楽しく格式の高い評論です。バックナンバーでしたので古本で800円でしたが、それでも“損をした”と感じさせるようでは、CG誌の権威を保つことはできないでしょう。彼らの沽券に関わることだと思いますので、奮起を促したいところですが、もしかするとこれはもはや過大な期待なのかもしれません。

●追記
同じ雑誌出身の評論家でも、例えばこんな短評もある。
http://www.webcg.net/articles/-/701

紙とWebでメディアの違いがあるにしても、こちらの方が明らかに「面白い」。

評論家にせよ、媒体社にせよ、車メーカーから車両を借りた上で試乗し論評を書く。借り受けている以上、その車をこき下ろすことは書きにくい。

それでも、英BBC「TOPGEAR」とまでは望まないが、批判する時は勇気をもってきっぱりと批判する、これが出来るのは日本の自動車メディアでCG誌くらいではないか。いや正確にいえば、かつてのCG誌くらいだったのだろう。

文章をわざと分かりにくくして、オブラートに包んだ中途半端な批判とするくらいなら、私なら思い切って購入を煽る礼賛記事にする。その方が潔いと私は思っている。
Posted at 2014/01/31 17:34:58 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ関連メディア | 日記
2013年11月18日 イイね!

閑話休題 ~「世界にまだない未来を競え。」~

 今週末の22日から12月1日までの10日間、「第43回東京モーターショー」が有明の東京ビッグサイトで開催される。

 
前回は、「クルマの魅力ってそもそも何だっけ?」という地に足着いたテーマに改めて目が向き出しつつあるように感じたのだが、果たして今回はどのような印象を持つだろうか。

 一応仕事として向かうのですが、その内実は単なる個人的興味を抑えることができないであろうことを思いつつ、20日水曜日のプレスデーに各ブースを巡回する予定です。これはある意味、役得の面もある訳ですが、一ユーザーとしての変わらぬ目線と、先日「
ITS 世界会議 東京2013」の展示を見たりしたので、ややカッコをつけて云いますと今回はジャーナリスティックな視点でも観覧してみようかな、などと思っています。
Posted at 2013/11/18 15:38:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ関連メディア | 日記
2013年05月26日 イイね!

栄光のル・マン

栄光のル・マン GW中に、ひたすらディスカバリーチャンネルの『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』やら『クラシックカー・コレクション』やらを見続けて、10年前のエリーゼに多少手こずったことも都合よく忘れ、なにやら旧いクルマはいいな、やっぱしカッコいいと思い始めています(笑)

 まあMINIに乗ってから半年しか経っていませんので、乗り換えも増車の予定もない訳ですが、座学はおカネがかからないということで、名作『栄光のル・マン』をamazonでポチっとしてみました。スティーブ・マックイーンが乗っていたグレーのナロー・ポルシェが欲しいのですが、オークションで1億近くしたそうで仕方がないので諦めました(*^_^*)

 『ENGINE』誌の「祝・生誕50周年! ポルシェ911、50年の50台」なる特集を読んでみると、伝説の?レーサーにして世界有数のコレクターなんて人がいて、一人で何十台と有しているとのこと。どうしてそんなにお金持ちなのか分かりませんが、それだけ沢山あるのなら一台くらい譲ってくれないかな、と冗談ですが思います(一台くらい減っても分からないはずがゆえ)。そんなことはさておき、いずれにしても旧いクルマへの情緒的な憧れはディスカバリーチャンネルの番組の影響で増していますが、オーディオでもそうなのですが、ヴィンテージの名機というのはビックリするほど高いんですね。

 マークレビンソンの『LNP-2L』やら『MLシリーズ』やら、デザインには抗いがたい魅力があって、それにも増してファンを唸らせるストーリーが控えていたりして、「もうどうにも欲しい」と熱病に冒されたこともありますが、やっぱり旧い機器は状態を見抜く眼力もプライスも大変だ、となって違う方向を見出したり、導かれたりします。

 オーディオに関心のない方には「ナンノコッチャ…」で恐縮なのですが、ワタシの場合は結局、JBLの30年前のスピーカー「4311」と、20年前のWADIAのCDプレーヤー「6」、そして現代の真空管アンプ(是枝式)という組み合わせに辿り着きました。初めての球のアンプで是枝式なんて我ながら渋くてやや生意気ですが、もう一つのシステムの方ではマイクロのベルトドライブなんてアナログプレーヤーを使っておりまして、空冷エンジン的味わいです、もはや。カートリッジはDENONの103で…ってもういいですね(爆)何が言いたいかというと、結構懐古主義なところがワタシにはあります、ということです。。

 そういう訳でワタシのような若輩には「まだ早いっ!」と思われるクラシックカーの世界ですが、もともと懐古調なメンタリティもあって、この先何十年か後の楽しみとしてなにやら興味が湧いて来ました。
Posted at 2013/05/26 22:56:28 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ関連メディア | 日記
2012年06月03日 イイね!

NHK BS『カーライフに英国魂あり』感想記

 実は気になっていたことがある。

 《ロータス・エリーゼ》はイギリスでなければ生まれ得なかったのか、なぜイギリスから誕生したのか、そういう理由が知りたかった。

 我々は他でもない英国車に乗っているのである!日本でもアメリカでもイタリアでもドイツでもフランスでもない、イギリスのロータスなのだ。従ってこれはイギリスという国の文化なり、気質なりが気になって仕方なかった。英国気質こそが《ロータス・エリーゼ》を生んだ、となれば納得がいくというものだ。

 NHK BSで一昨晩『カーライフに英国魂あり』という番組の放送があった。一昨夜は渋谷で《エリーゼやエキシージ》をこよなく愛するエンスージャスト(または単なる変わり者?)による集会があって、また例によって大いに盛り上がった。果つることなきクルマへの各種愛情を交歓した後、撮りためた放映を見たという具合である。



 番組冒頭から英国の底深さをまざまざと見せてくれる。ドラマ『ダウントンアビー』で見た通りの貴族の大邸宅。競馬場にゴルフ場、自然公園から飛行場まであるらしい。そして齢80歳というクラシックカーが登場。日本や中国で大金持ちが沢山いると言っても、練馬区ほどの敷地を所有して、何百年の歴史を持つだろうお城に住んで、という人はそうそういないだろう。なんでもロールス・ロイスの工場も敷地内にあるらしい。主である伯爵はいう、「英国人にとって車は文化である」と。

 「グッドウッド・リバイバル」は、3日間で延べ50万人が訪れるイギリス最大規模のクラシックカーの祭典で、開催場所は伯爵の敷地の中である。私設のサーキットでレースが行われる。レースに参戦できるのは伯爵から招待を受けた者に限られ、それは大変な名誉なのだという。伝説のドライバー、スターリング・モスのほか、国内のみならず、デンマークからはヨアキム王子夫妻が来英。同じくデンマークの、ルマン24時間耐久レースで八度の優勝を誇るトム・クリステンセンの言葉が奮っている。
 「元々、カーレースはイギリスで始まり、世界に広がった。英国の自動車メーカーの情熱が世界の車文化を発展させた」
 
 主催者である伯爵が続ける。
 「英国の人にとって車は魂そのもの。もうDNAに組み込まれている。車と運転が大好きで、いつも心のどこかを占めている」

 日本で英国の車に乗るエンスージャスト(あるいは単なる変わり者)もまったくその通りですよ、とついテレビ画面に呟いてしまった。

 イギリスの自動車産業は王室と貴族が牽引した。ロールス・ロイスの「シルバー・ゴースト」はその優美さと高級感で世界を席巻し、その後英国メーカーの快進撃が続いた。もちろんロータスも含まれる、「スポーツカーの代名詞」の称号を引っ提げて。個性豊かな車が次々に登場した。



 「文化としての英国車」のお題目で雅楽師の東儀秀樹氏とレーシングドライバー中嶋悟氏が番組中、対談。

中嶋氏
 「お上(国)が文化財として指定しなくても、個人がそれを守っていくような雰囲気がある」

 「自分がイギリスに行った時に日本よりも進んだ“先進国”といったイメージを持っていたが、家にしても、外から見えるものに関しては、一言でいうと『古い』。こんな国で何でこんな突拍子もないフォーミュラカーが出来るんだろうと不思議に思った。そこはギャップに感じた。そして、ただただ速い車を作るということでもなくて、機械が作るのではなく人間が作り、ゆえに『生活の知恵』のようなものが車に限らず宿っているような気がする」

 中嶋さんの指摘は慧眼だ。個人を尊び、個人の信条に何より重きを置くお国柄。旧きものと伝統にこだわる頑固さと現実主義。さすがに六年間住んでいたことだけのことはある説得力があった。



 番組は続く。究極の手作り「伝統編」として、イギリス資本でイギリス産の車を作る唯一のメーカー、モーガン。創業百年の伝統を誇る。三代目社長のチャールズ・モーガン。

 「他の英国メーカーは皆、海外の大企業の傘下に入ってしまったが、モーガンは独立経営で100年以上スポーツカーを作り続けている」
全て手作りで、一台一台微妙に仕上がりが違う。木材の軽さと柔らかさを生かした独特のクルマ作り。社員は180人。一台を20人、10日間かけて作る。良質な「手作り」を守るために、クルマを作る方法は変えるつもりがない。

 一方、「最先端編」ではマクラーレンが取り上げられる。2011年に発表された《MP-4》は最高速度330km/h、600馬力。工場には250人のスタッフがいて、これも手作りでスポーツカーが組まれる。生産台数は一日9台という。マクラーレンが手作りにこだわる理由は、F1の最先端技術をすぐにこの《MP-4》に反映させるためで、機械よりもスタッフの専門性が頼りという。

 「手作りへのこだわり」が英国気質。英国魂の心髄。



 番組の締め括り。自邸内にロールス・ロイスの工場を誘致し稼働させている伯爵の言葉。
「自動車が好きだから、自分達にしか作れないクルマを作る」これこそジョンブル魂、英国魂だと。細部にこだわる英国魂の手作り。

「英国人にとって車は文化であり、生活の一部だ。グッドウッドは長年、車の歴史に関わって来た。私には車の文化を守り続ける責任がある」



 何となく、ではあるが、ロータスが個性を尊ぶイギリスで生まれ、手作りにこだわる英国バックヤードビルダーの血脈のなかから《エリーゼ》が誕生した、その土壌のようなものは改めて感じ取れた。そういう意味では趣向よき番組で、二度も見通してしまった。



 放送は貼り付けられませんので、ロータスのCMでも。






 ただしかし、こういう風に頭でっかちになって車について分かったような気分になっていても、シン隊長から「クルマは乗んなきゃダメよ」と諭された一昨夜の声が蘇って来るようではある。今日も寝坊して袖ヶ浦の応援に行けませんでしたこと、最後の後の(笑)お台場オフにも行けなかったこと、伏してお詫びします、、
Posted at 2012/06/03 18:08:28 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ関連メディア | 日記

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「車検通しましたので、これであと最低二年は乗り続けます!いや十年乗ることになるかもしんないなぁ(^^)」
何シテル?   11/16 15:53
イツニレ(itsunire)です。 2010年8月、ロータス・エリーゼtype72を所有するのを機にみんカラを始めました。 エリーゼ自体が限定車のよ...
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