GE8 カーボンボンネット塗装(その3)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
さて、今回で3回目となるカーボンボンネットの作業です。
ウレタンクリアの塗装から1週間経ちましたので、仕上げとなる研磨へと移ります。
写真はウレタンクリアを吹いて乾かしたままの状態です。
時々居ますよね、吹いて艶が出ているからこれでいいや、という人。
勿体無いです、ちゃんと研磨しましょう。
また研磨する事で今後ワックス等を塗布した時も、伸びや斑になり難い等の利点もあります。
何よりも吹きっぱなしというのは艶が出ているとは言えど柚子肌なので凹凸があって美しくはないですよね。
2
艶々だった物を早速#600の耐水ペーパーで研磨していきます。
慣れてるとは言えど、艶の有る状態から艶消しになると、やっぱり勿体無く感じてしまいますね(^^;
今回の作業ですが、基本的に耐水ペーパーを使って研磨します。
番手としては600→800→1000→1200→1500→2000→3000と続けていきます。
研いでいると段々面倒になって番手を飛ばしたり、適当に切り上げて次に進みたくなりますが、綺麗な研磨をする為には細かく番手を上げて、丁寧に磨いていく事が重要なんですよね。
今回全行程全て手作業です。
研磨パッドにペーパーを巻いて、丁寧に水研ぎします。
ゴシゴシと一箇所を研磨するのではなく、全面を同じ高さにするように磨いていくと段差が出来にくくなります。
3
#1000まで研磨した状態です。
まだまだ先は長いですね(^^;
研磨する際は円を描くように磨くよりも格子状に縦横に磨いた方が斑になり難いです。
それにその方が仕上げも綺麗になります。
ポリッシャーを使う場合はまた別ですが、基本手作業は格子に磨いた方が良いでしょう。
また、耐水ペーパーは頻繁に水洗いしましょう。
磨く対象(今回はボンネット)も適宜濡らしながら磨くと良いでしょう。
空研ぎしてしまうと目の細かいペーパーは直ぐに目詰まりして駄目になってしまいます。
水を多く使うことで、ペーパーは長持ちします。
とは言っても適宜ペーパーの面を変えてやった方が綺麗に、そして作業も捗ります。
ペーパーも粗目の物より細目の物の枚数を多く用意しておくと良いと思います。
4
#2000まで研磨。
段々照明の形が映りはじめてきました。
5
#2000と#3000はこちらを使用しました。
研磨ブロックに布の研磨剤が貼られています。
今回初めて使ったのですが、いやいやこれは使いやすいですね。
安くは無いですが、効率良く磨きたければこれはお薦めです。
紙ではないので交換頻度が低く、また目詰まりも少なくて便利でした。
6
#3000まで終わり。
どうですか?
ここまでくればこの程度は映り込みするようになります。
ここからはコンパウンドを使って磨いていきます。
使うコンパウンドは液体コンパウンドで、細目→極細→超極細の順です。
コンパウンド用の研磨ブロックに適量取り、全体的に磨いていきます。
コンパウンドもペーパーと同じで格子状に磨いていきます。
コンパウンドは付け過ぎても駄目で、適宜適量に取って磨いていくと均一に磨くことが出来ますし、コンパウンドの染みも出来ないです。
7
午後まるまる全部使って磨いたボンネットの完成です。
光り方が違うのが写真で解ればいいのですが…(^^;
少々磨き跡が残ってしまったのが不満ですが、まぁこれ位光れば及第点でもいいかなぁという位にはなったと思います。
荒い番数から丁寧に下地を作ってやる事で、手作業でもこの程度にはなります。
機械を使えばもっと早く綺麗になるのですが…
あとはやはり固定していなかったので作業がし難かったですね。
取り付けてから磨けば良かったのですが、寒い中外で水作業はしたくなかったのでこういう形になってしまいました(;´∀`)
8
こんな感じで映り込みもしていますので、まぁいいですよね(^^;
自分で使う物ですし(^^;
今回塗装から研磨まで久々に一通りの作業をしたのですが、やっぱり機械を使っての作業が一番楽で良いですね(^^;
仕上げも含めて全行程手作業でしたが、ガンや乾燥機、ポリッシャーが無いと時間と手間暇がかかるなぁと改めて痛感しました。
まぁDIYで作業する事自体が楽しいので、それはそれで良いのですけれどね。
後は折を見て取り付けです。
ボンネットピンをどうするかで思案中ですが、年明けして暫くしたら付けようと思います。
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