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SKYLINEのブログ一覧

2022年04月10日 イイね!

後部座席の為に

考えてみれば愛車のスカイラインは私の2人の子供達にとって初めて乗った車で、初めて覚えた車の名前でもあります。
そして生まれた時からずっとお出かけの度に乗っている車です。
1歳、2歳の赤ん坊のころから自分達でスカイラインの後部座席のチャイルドシートによじ登って座ってくれていたのが懐かしいです。
そのおかげか、2ドアクーペなのに幸いな事に今まで一度も不便だと言われたことはありません。
むしろ2人とも、背が高く車内の広い1ボックスカーは乗り心地が悪く(フラフラ揺れるって意味らしい)嫌いだと言っています。
彼らにとって、車というものの加速性能や乗り心地の基準というものがスカイラインだったりインプレッサなんでしょうね。
なので友人の家の1ボックスカーに乗せてもらうと必ず車酔いするらしいです…
良いのか悪いか…

しかしながら、赤ん坊だと思っていた我が子達も気付けば高校3年生と中学3年生。2人とも例外なくスマホが大好物。
暇があればYouTubeを見ていたり、スマホゲームしていたり、音楽を聴いていたり。
…で、最近2人がこんなことを言い出したんです。
「スカイラインもインプレッサも大好きなんだけど、後部席にいるとスマホが充電できない…」
なるほどなるほどね。
長時間、車でどこかにお出かけする時、スマホを充電できないから途中で電池が切れちゃうってことね。
助手席ならばシガーソケットにUSBカーチャージャーでも差し込んで接続しておけば充電はできるけれど、後部席には充電できるところがないからねぇ。
シガーソケット部に後部座席まで届く長い充電コードを接続して…ってのもなんだかねぇ。
シフトチェンジしたりサイドブレーキ引いたりする時にコードが絡むのも嫌ですし。

でも最初から後部座席用にUSB充電できる端子が備わっている車なんて、ここ最近の一部の新型車にあるぐらいでしょう…

んー何とかしてあげたいなぁと思った私です。
後部席の人が使えるUSB端子を増設すれば良いのですが内装に穴を開けたり、何かを取り付けたりと変な加工はしたくないのも事実。
私としては車内の見た目は限りなく純正のままが良いんですよねー

うーん、どうしようかと愛車の後部席に座りながらしばらく考えていた私なのですがふと目につくものが。
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これか?これはどうだろう?

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後部座席用の灰皿。
私自身、タバコは吸いませんので新車購入時から一度も使っていないもの。
もちろん家族全員タバコは吸いません。
ここにUSB端子を設置するのはどうだろう?
灰皿の蓋を閉めた状態の時は、今まで通りの見た目。
灰皿開けるとUSB端子が出てくるような感じにすれば…
ここならば配線自体もセンターコンソール内部を通してこれば簡単ですしね。

安全と耐久性を持たせる為に使用時にはON、使わない時はOFFにするスイッチも付けようかと思いましたが、どこにスイッチを取り付けるかで再び悩む…
内装にできるだけ穴を開けたくない…
運転席付近に変なスイッチもできる事ならば付けたくない。
改造するならば、灰皿のみで完結させたい…
スイッチを灰皿の中に設置するか、灰皿の外側に取り付けるかで悩んだのですが
2人の子供達が後部座席に座った場合、同時に2つ充電する場合も出てくるかもしれません。
となると差し込み口が最低2つ必要となり灰皿内部にはスイッチを取り付けるスペースが無くなります。
そういった理由から、灰皿の蓋の外側に目立たないようにスイッチを付ける事に。

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数年前に中古パーツショップで見つけた新品の後部座席用灰皿
(ASH TRAY ASSY-C 96510-71L03)
予備パーツを持っているので、数年後USB端子が不必要となった時はノーマルに戻せば良いだけ仕様…
そんなこんなで、改造する大まかな構想は浮かびました。
次に灰皿内部に設置する充電用USB端子をどんなものにしようかと悩み始めました。
・2人の子供が一緒にお出かけする場合、後部座席のどちら側に誰が座るかは決まっていない。
・2人どちらか一方だけが充電可能だと喧嘩になるので2人が同時に充電可能な状態にしたい。
・2人の子供は1人がiPhone、もう一人がandroidを使用しているので接続形式はUSB-AとUSB-Cの両方が必要。
・できれば高速充電が可能なもの。

うーん…USB-AタイプとUSB-Cタイプの両方の端子が必要で、誰が後部座席のどちら側に座るか決まっていないとなると…
1台でUSB-AとUSB-Cが接続可能で高速充電も可能なUSBチャージャーを見つけて灰皿の中に2つ設置できれば全てが問題なく解決するわけですね。
この先、2人ともiPhoneにするかもしれないし、androidになるかもしれないし、iPhoneがUSB-C接続になるかも?知れないし…
やっぱりできるだけどんなパターンでも対応できた方が良いですし。
そんな訳で、あちこち探して入手してきました。

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USB-A…QC(Quick Charge)3.0規格の12V最大5A
USB-C…PD(Power delivery)3.0規格の12V最大5A
(同時使用で最大10A)

これを2つ設置できればUSB-AとUSB-Cのどちらをそれぞれどちらの席で使おうが喧嘩になることは無い。
ただ1接続につき最大5Aなので4つ全ての接続端子に繋ぐと最大20Aが流れる…
まあでもね普通は2人同時に使用しても1接続ずつの2つになるはずなので最大でも10A。
15Aあたりのヒューズをかませておけばいいかな。
(3接続以上同時に使う時は、ひとこと言ってからにしてくれと約束しておけば間違いないでしょう)
そうなるとフロントからリアまでのばしてくる配線は1.25sqか保険をかけて2sqを使えば良いことに。
当然ながらこの仕様にする場合は取り付けるスイッチも20Aまで対応できるものでないと不具合が生じてきます。

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お次はon offスイッチ。
エンジンかけるたびに、使用しなくても絶えずUSBチャージャーに電気が流れている状態にはしたくない。
購入してきたUSBチャージャーはメーカー名が書いてないので海外製だと思います(一応1年保証)
故障で発火しても困るし、短期間で壊れてもらっても困ります。
てなことで、使う時だけ電流が流れるようにするためのスイッチ。
なるだけ純正のリア灰皿の雰囲気は壊したくないので、小さく色もブラックで目立たないと思われる切替スイッチ。
もちろん12V20A対応のものです。

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なんだかんだで、自宅にあるものをかき集めて作業開始です。

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まず、灰皿の加工から。
スイッチを埋め込むところ、USBチャージャーを設置するところに穴を開けました。

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2つのUSBチャージャーを固定するための化粧板の簡易的な寸法取りを段ボールでとって…

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段ボールの型紙で大雑把にカットした後、微調整しながらポリカーボネートをぴったりサイズに加工。
因みに倉庫に運良く5mmポリカの切れ端があったのでそれを使用しました。
何故それにしたかといえば、ポリカは丈夫ですし、ちょうど5mm厚だったから都合が良かったためです。

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USBチャージャーの取り付け用爪が5mm幅なのでグラつかずに固定できると思ったからです。

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倉庫にカーボンシートがありましたので灰皿内部に貼り付けてみました。

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USBチャージャーをセット。

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灰皿内部に収納できるようにON OFFスイッチ用の配線を制作して…

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スイッチの端子に接続。

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スイッチの組み込みと配線加工完了。

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何とか元の灰皿のサイズ内で収まりました。
灰皿へのUSBチャージャー組み込みはこれで完了です。

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愛車のセンターコンソールを外してリア用灰皿の位置まで配線を延ばして

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ヒューズを取り付けてから灰皿と接続。

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センターコンソールに後部座席用灰皿を元のようにセットして完了です。
スイッチが追加されていますがそれ程気にならないと思います。

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スイッチオンでブルーなLEDが点灯。

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スイッチON状態で灰皿を開ければ、USBチャージャーが利用可能です。

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これで2人の子供達も右後部座席に座っても左後部座席に座っても喧嘩せずに充電できますのでし喜んでくれるでしょう。
少しだけ快適になった後部座席に乗っていつまで一緒にお出かけしてくれるかな。
Posted at 2022/04/11 00:59:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2022年01月17日 イイね!

ミツビシの…購入

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これ買いました…
といってもランエボとかではないですが。

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購入したのはこれです。
これは何かと言いますと…

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これ…三菱製DIATONE SOUND NAVI(MZ100PREMI)の2020年番更新データです。
サウンドナビ…数年使っていますが、慣れた事もあってかなかなか良いものだと思います。

普通はナビがメインでCDやDVDや音楽再生機能等がおまけでついてくるものなのですが
これば逆で音楽再生デッキにおまけでナビ機能が付いている感じ。
ですのでナビ機能は平凡ですが音も良く映像は綺麗だなぁと素直に思います。
ただ、別で高級アンプを取り付けたり音楽用高級配線等は使っていませんので
あくまで純正以外の別売り音楽用デッキを取り付けて音質調整をしただけの範疇の話ですが。

しかしこのMZ100PREMIが発売されたのは2015年10月。
私が友人より譲り受けたのが2017年8月。
その後、本体の外観は殆ど変わっていませんが後継機種として
MZ200、MZ200-2、MZ300、MZ300-2、MZ300-3、MZ300-4と進化してきているようです。
愛車に取り付けてあるMZ100PREMIは気が付けば発売されてから7年が経過しているんですねぇ…
因みにデータのバージョンアップは
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2020年5月に2019年度版の地図データにアップデートしてあります。

ただMZ100PREMIという機種に対応したデータ更新は「2020年度版」が最後で、その後は三菱から販売されていません。
販売開始から5年で地図データ更新終了(有料版としても最終)って早すぎるような…
本体が高価なものだけに早すぎると思うのは私だけでしょうか。

更新用地図データのお値段は25000円と高価。
なので基本的に無料更新のみで済ませていた私ですが
先日ネットを見ていると偶然MZ100PREMIの最終更新版である「2020年度版データ」が12000円で販売されていました。
更新データといっても既に2年前のものとなるわけで、そんなものを今更購入する人も滅多にいないでしょうし三菱も在庫がなくなってしまったら今後追加生産&販売なんてしないでしょう。
時が経てば今以上に安売りするってものでもなさそうですし、
それよりも今後欲しいと思った場合、どこを探しても「在庫なし」「完売」となって入手できない確率の方が高そうです。
そんなわけで購入してしまいました。

箱の中身は
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2019年版の時と全く同じですね。

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SDカードも2019版のものと並べてみると分かりますが印刷されている年度の文字が違うくらい。
しかしSDカードのラベルぐらいカラーで綺麗なものにしてくれてもいいのに…
白黒な上に文字は擦れていてまるで感熱紙に印刷したような安っぽい感じ。
なんか…某国製の偽物?って一瞬思ってしまう。

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更新方法の説明書も2019年版と全く同じもの…

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ナビ本体のスロットにSDカードをセットすれば

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こんな表示が出てきます。
更新に1時間かかるとか…
しかもエンジンをかけたままの状態で更新しなさいとか…
ビビりますね。

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更新開始~
実際は15分ぐらいで更新が終わり、自動的に再起動がかかりました。

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確認すると地図データとシステムプログラムの更新は無事完了したようです。

これでこのナビとしては最終版の地図データに更新されました。
故障してしまわない限り、ずっとスカイラインにて使用していこうと思っています。
Posted at 2022/01/17 19:40:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2022年01月10日 イイね!

臭いものには蓋を…

お正月だと思っていたら、あっという間に10日が過ぎ、世間は日常生活に。
時の流れが速くて追いつけません。

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でも、愛車を見るとそんな時間の流れもどこへやら。
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新車購入した平成5年(1993年)からほんの数年経過しただけな気がします。

…が、実際は令和4年(2022年)
信じられない事にあれから29年経過。
なんだかボーっとしているうちに、とんでもない時間が過ぎて行ってしまったような。
まったく信じられません。

私の職場は同じ場所での勤務は最長でも8年までで必ず人事異動があります。
勤務地は一般的な言い方で言うところの、本店、支店、出張所などを合わせると50箇所ほどあります。
ですので、過去に一緒に勤務していた相手と、再び一緒に勤務する事になるのは稀です。
そんなわけで平成5年頃に同じ職場で仕事をしていた人達と、それこそ数十年ぶりにまた偶然一緒の勤務地で仕事をする事になった場合、決まって言われるセリフがあります。
「どこかで見た記憶がある車があると思ったら…キミだったのか」
「キミの周囲だけ時間が止まっているようだ」
ここで終わればいいのに余計な一言まで…
「車は当時のままピカピカだが、運転手は年を取ったな…」
現実を痛感する瞬間ですね。

…さて、本題。
先日、ガソリンの給油口あたりから日常的に微かにガソリンの匂いがする気がしたのでディーラーで質問してみた事があるんです。
メカニックさんに点検してもらった結果は
「ガソリン自体はどこからも漏れていません。」
「給油口のキャップを一度も交換した事がないのでパッキンの劣化が原因だと思います」
フューエルキャップの劣化ですか。なるほどねぇ。
まぁそのうち交換すればいいやと思って放置していましたが
本日、解体屋さんをフラリと覗いてみたらこんなものが投げ売りのかごの中に…
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形からしてフューエルキャップだと分かったのですが
純正パーツのシールが破れている状態でしたので型番が分からず
日産のどの車種用のものなのか判断ができませんでした。
袋を破らないように中のフューエルキャップをよく見てみると刻印がありました。
「17251-32P10」
すかさずスマフォで検索をかけると…
日産車汎用フューラーキャップらしい…
いつの時代のだろ?とさらに調べるとZ32等に使われていたものだと分かった。
それならば確かR32にも使えるはずだと思い値段を見ると1500円。
迷わず購入しました。

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ああ、こうやって見るとZ32に付いていた給油キャップの形と同じですね。

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早速29年使用し続けてきたキャップを外してみました。

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そして並べて比較してみます…
直径はほぼ一緒です。
しかしR32用のキャップって…バブル時代の車なのにホントにシンプルだなぁ…

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左側のR32のものはプラスチック製であるのに対して
右側のZ32等のものはスチール製ですので、なんだか高級感があるような無いような。

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問題なくばっちり取り付ける事が出来ました。
ただの円ではなく、少し特徴的な形をしているので見た目も良いかも。
スチール部分は給油する時しか見えないですけれど。
装着して1時間後ぐらいに匂いを嗅いでみましたが、キャップ付近のガソリン臭は無くなりました。
Posted at 2022/01/10 18:19:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2021年12月25日 イイね!

少しだけ掃除をするつもりが…

今日はクリスマス。
だからといって普段と何も変わりませんが。

買い物から帰ってきて、なんとなくスカイラインを眺めていたら…
フロントナンバープレートが雨垢や砂などで少し汚れている事に気付きましたので、軽く洗い流して綺麗に。
ついでだからリアナンバーも綺麗にする事に。

リアナンバーなんてフロントほど汚れないと思っていても、割と汚れるものなんですよね。
排気ガスの煤とか。
といいますか、R32スカイラインのリアナンバーは、斜め上向きで取り付けられていますので、雨や砂埃を受け止める様な感じになってますし。

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リアナンバープレートを綺麗にする前に角度を固定するためのボルトを1本外してヨイショっと持ち上げてみました。
何故かって?

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ナンバーの裏側のバンパーが汚れやすいんです。
すぐに砂や煤で真っ黒になるため、ここも汚れを落としてワックスをかけておきました。
綺麗にしてから、またボルトでナンバーの角度固定してからナンバープレートを綺麗に拭き拭き。

封印台座の周囲の汚れがなかなか落ちなかったため、クリーナーを染み込ませた布切れでゴシゴシしていたら、なんだか封印台座がグラグラしてきたような…
あれ?
封印台座って、クリクリと回したとしても中のナンバー固定ボルトは動かず空回りするだけのはずなのに、なんだかボルトまで緩んできた予感。
どうやら気のせいではなく、長い長い時間の経過により封印台座とボルトが軽く固着してしまっているらしい。
そのまま調子に乗って、クルクル回していたら、封印キャップと一体化したナンバー固定ボルトがポロリと抜けちゃいました。

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いや…
故意じゃないです。
故意じゃないです。
偶然です。
何も見なかった事にして、直ぐに元通りに戻さなくては。
と思ったのですが

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ナンバーステーが錆び始めているので

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錆を落とし、錆止めを塗った後に再塗装しておきました。

そんなことをしていると、タイムカプセル化してる自宅の倉庫から半年ぐらい前に掘り出した某アイテムの事を思い出した私。
一体こんな時に何をする気なんだ?と思うかもしれませんが、こんな時だからこそ思い出したんです。
倉庫から何を持ってきたかと言いますと

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これです。
日産純正の単なるナンバープレートガードなんですけどね。
ただし、1990年初めの当時物です。
私がHNR32に買い換える前に乗っていたBNR32…
BNR32を新車購入した時になぜかディーラーがサービスで?取り付けてくれたものです。
あまり格好良いものではないのですが、なんとなくそのまま取り外さずにBNR32に乗っていたのですが、BNR32を売却した時に何となくこのナンバーガードだけ外して持って帰ってきたのでした。
あの当時、BNR32から乗り換えたHNR32(今の愛車)に取り付ける気は全くありませんでしたが、30年近く経過した今、なんだか遊び心で取り付けてみたくなりました。

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ナンバーガードを取り付けて、リアナンバーをさっさと元通りに戻しました。
封印は無傷のまま元通りに(汗
近いうちに陸運局に行って封印を新しいものに取り換えてもらうとします。

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勿論フロントにもガードを装着してみました。
特に格好良いものではないのですが、当時、これを装着している日産車を時々見かけたもんです。
なんか懐かしいなぁ…と思いながらまたしばらく眺めていた私でした。
普通に考えれば、このガードを装着している古い日産車は、新車購入のワンオーナー車の確率がかなり高いってことになりますね。
Posted at 2021/12/25 23:54:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2021年12月24日 イイね!

高速走行中に落としたもの

先日のお話。
久しぶりに愛車で高速を走っていた時の事です。
いやー28年経過した車なのにスパーーンと気持ちよく加速してくれる事や
ステアリングがブレる事もなく高速巡行してくれる事に喜びと驚きを感じました。
ところが、高速を走行して1時間を経過したころに
「バン!!!」といきなり大きな音が。
そして外部からの音…風切り音やロードノイズが大きくなりました。
愛車に何かが起きた事は分かったのですが、何が起きたのかが不明。
ステアリングもとられないし、乗り心地も変わらないのでパンクした訳でもなさそうですし…
直ぐにアクセルを戻しながらメーターパネルをじーーっと見ましたが、そこにある計器類は何も異常を示していませんでした。
念のため安全運転の80km走行で次のSAまで行き駐車してグルグルと車の周りをチェックしましたが異状なし。
パンクもしておらず。
そんなわけで、ボンネットを開けてあちこち見渡しましたが、配管の抜けやオイルの吹き出しもなく、焦げ臭い匂いも全くせず。
あれれれ?原因が分からないと逆に不安だなぁと思いながら車の下を覗いてみました。
最初は普段通り何も異常ないと思ったのですが…原因判明。
あったはずのものが綺麗さっぱり無くなっていました。

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アンダーカバーが綺麗に無くなってしまっていました。
正しくは
・運転席側の「フロントフェンダープロテクター」
・エンジン直下の「エンジンロアカバー」
この2つが無くなっていました。

走行中「バン!!!」と音がした時に吹っ飛んで行ってしまったのでしょう。
えーー!?って感じです。
とりあえず、高速道路のどこかに落としてきたわけですので道路公団に連絡だけ入れておいた私です。

さてどうしましょう?
運良くカバーが吹っ飛んでいくときに、下回りのどこかを損傷させた様子はありませんでしたので走行には支障ありません。
…が、走行中に巻きあげた石や砂が直接エンジン部分やフェンダー内部にガンゴン当たるのは支障があります。
また、雨の日はフェンダーやエンジンに泥水が直接ぶっかかる訳ですのサビの問題、ベルトやプーリー部分への悪影響…
そして滅多にない事だと思いますが、段差その他でエンジン下部を擦った時に衝撃を和らげてくれるカバーがないという事は…

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更にはバンパーの裏側が丸見え…
フォグランプの裏側と配線が丸見え。
石などが当たれば…フォグランプの破損や配線が切断する可能性も。

このままにしておいて、何も良い事はなさそうです。
用事を済ませ、帰宅途中に日産プリンスに寄り、
エンジンロアカバーと運転席側フロントフェンダープロテクターを注文して帰りました。
愛車を新車購入した店舗ですので、なんだかんだと言わなくても速攻で調べて発注してくれるので大助かりです。

1週間も経たず日産から部品が到着したとの連絡が入ったため、店舗に出掛けて行ったのですが
ピットが立て込んでいるため2時間ほど待ってもらわないと作業を開始できないと言われてしまったため
ネジやクリップでカバーを留めるだけの作業ならば自分でできるので部品を受け取って自宅へ持ち帰り自分で装着する事に。

後期型GTS4用
・プロテクター フロントフェンダーRH 63842-03U80 \10700
・カバー エンジンロアー 7589005U20 \8723
 (但し4WD車用エンジンロアカバーの別パーツとして存在する「75832-05U00」は既に欠品のため手に入れられず)
↑これなんですかね?なぜ必要でどこに装着するものなのか分かりません。

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まずは、エンジンロアカバーを装着。

続いてフロントフェンダープロテクターなのですが…
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でかい。
バンパー後ろからタイヤハウス半分ぐらいまでのカバーかと思ったのですが、
バンパー裏からフロントタイヤハウス全体を覆う大きなパーツだったんですね。
これもサクサクと装着。

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これで元通り。
エンジンとフェンダー部分のアンダーカバー取り付け完了となりました。

…と思ったのですが、なにかがおかしい。
何が変なのか数秒考えたのですが…

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これは今回、吹っ飛ばすに生き残った助手席側のフロントフェンダープロテクター。

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こちらが今回新しく取り付けた運転席側フロントフェンダープロテクター。
あれ?
助手席側プロテクターはバンパーの内部まで入り込むようにあるのに、取り付けた運転席側プロテクターはバンパーまで届いていない…
装着したのにフォグランプが見えちゃっている…(赤い部分がカバーされていない)

どうして??取り付け方法間違えた?
いやそんなはずはない…

日産に電話してよく聞いてみると…
「登録されている車の情報から部品を探して注文したので間違いないですが…」
「プロテクター フロントフェンダーRH 63842-04U80(オートスポイラー付用)ですので間違いないです」

全ての謎が解けた…
私の愛車は購入時、オプションのオートスポイラーが取り付けてありました。
直ぐに故障してしまったのでオートスポイラーは取り外してしまいましたが…
因みに当時オートスポイラーの撤去作業もディーラーでやってもらいました。
その時にオートスポイラー未装着車用のフェンダープロテクターに変えてくれていたのかもしれませんが覚えてません。

約28年前に新車購入したディーラーですので端末に新車購入時のデータがそのまま残っていて、取り外したデータを追加入力していなかった場合…
私の愛車の該当するフェンダープロテクターは63842-04U80(オートスポイラー付用)となってしまうのでしょうね。
取り付けたものがバンパーとプロテクターとの間に隙間があったのは、そこにオートスポイラーが格納されるからなのでしょう。

これは仕方のないミスだなと思い、オートスポイラー非装着車用のフェンダープロテクターの注文を再度お願いしたのですが…
「後期型GTS4用の運転席側フロントフェンダープロテクター63842-03U80は在庫なしです」
といういつものパターンな返答が。
さあ困った。どうしよう。
と考えていた私ですが…
「あれ?後期型GTS4用のものが無いならば…前期型のGTS4用ならあるの?」
とダメ元で聞いてみると…
「前期型GTS4用の運転席側フロントフェンダープロテクター63842-03U01(\11770)の在庫はあります」
予想外の答えが返ってきたため、早速注文したのでした。
後期型に前期型のものが素直に取り付けられなかったとしても、最小限の加工で済むだろうと思ったからです。

数日後、日産から到着の連絡がきたので出掛けていくと
「今から作業できます。工賃も無料にします。」
と言ってくださったので、取り付けてもらいました。
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今度はプロテクターがきちんとバンパーまで届いています。
そして前期用ですが何も加工せずに問題なく取り付ける事が出来ました。
これで元通り。
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タイヤハウス内もしっかり保護してくれるので安心です。

R32が現行モデルだった頃は、今よりももっともっとスポーツカーが世の中に走り回っていて、サーキットや峠を走り回っている人達も多くいて、それに伴い自分好みに車を弄っている人達も多くいました。
車高を下げ、タイヤをインチアップして太いものに。
そんな事はスポーツカーに乗っていれば普通の人達の間でも珍しくない時代でした。
R32スカイラインもしっかりその中に。
そうすることで邪魔となってくるフェンダープロテクターを取り外して乗っている人達が殆どだった記憶が。
或いは雪の積もる地域ではノーマル車だったとしても走行するとタイヤハウス内部に雪がどんどん入り込み、新車購入しても直ぐにフェンダープロテクターが割れてしまったり外れてしまい、以後そのまま無しで乗り続ける人達もいました。
今思うとすごい時代だったなぁとも思います。

でもメーカーが必死にコストを抑えながら作り上げて販売する車に装着されているパーツというものは無意味なものはなく、必ず何か大事な意味のあるものばかりだと思います。
20年、30年と特殊な乗り方をせず、日常的且つ快適に不具合なく長く乗り続けるためにはノーマルに近い状態にしておくのが1番かなと私は思います。
かくいう私もR32に乗るまでは、あれこれ弄りまくって走ったりしていましたが(笑
だからこそ分かった事も…多少なりとあると…思います。

Posted at 2021/12/24 01:09:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記

プロフィール

当時、R32スカイラインを街で見かけた時から一目ぼれ。 我慢し切れず当時乗っていた愛車を手放して平成5年の2月、BNR32-Vspecを登場と共に購入。 が...
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