以前から地元で愛車に乗って走っていると
「昨日〇〇辺りを走っていたよね?」
「このまえ、△△にいたよね?」
と知り合いからよく言われます。
あちこちに大量に走っている車ではなく
むしろ珍しい車の部類に入ってしまうので
どこにいても直ぐにバレちゃう訳です。
が、ここ最近、知り合いから言われる事が進化して
「この前、〇〇君乗せて◇◇を走ってたよね?」
とか
「R32に家族4人フル乗車してどこへ行ってたの?」
と言われるようになってきていました。
気付かぬ間に知り合いと車同士ですれ違ったりしているのかな?
と思っていたのですが、どうやら違ったようで
みんな走り去っていく私の愛車の後姿を見かけて言っている事が判明。
あれ?
リアガラス越しに車に誰が乗っていたとか、何人乗っていたとかまで分かっちゃうの?
私の車のリアガラスやリアクォーターガラスには、ウインドフィルムが貼ってあるのに?
と思って、確認してみたら…
あ!ほんとだ。
車のリアガラス越しに車内を見てみると殆ど丸見え状態になっていました。
そういえばフィルムを貼ったのは平成5年…25年前だなぁ…。
当時、四苦八苦しながら自分で貼りました。
確か3M製の可視光線透過率10%位のものを貼ったのですが、流石に25年経過するとここまで薄くなってしまうんですね。
3M製とは言え、25年も乗り続ける事を想定してフィルムは作って無いようです(笑
どうしよう?
もう車も古いし薄くなってしまったフィルムのままでいいかなぁと迷いながらカーフィルムを扱っている知り合いに聞いてみると…
「25年も経過しているフィルムは色が薄くなっているだけでなく、紫外線や赤外線をカットする性能もほとんど無くなっている」
なんて事を言われてしまったので、愛車のウインドフィルムの貼り替えをする事に。
3M製フィルムを安く売ってもらって25年前と同じく自分で貼る事にしました。
因みに私は以前と同じ透過率10%(紫外線カット、赤外線カット)のフィルムを選びました。
そもそも私がフィルムを貼っていた1番の理由というのは、車内を見えなくすると言うよりも
内装の日焼けを防ぐため&夏に少しでも車内を涼しくしたかったためです。
平成5年当時、まだUVカットガラスどころか、現在は当たり前になっていますが純正で濃紺プライバシーガラスを採用している車なんて殆どありませんでした。
そのためリアガラスに10%のフィルムを貼った私の愛車を見た両親に
「おまえ、そんなフィルムをリアに貼って、893か暴走族になったのか!!」
と言われたのは良い思い出です。
さて、まず手始めに簡単なリアクオーターガラスから張り替えてみました。
このガラスは簡単なんですよね。ものの30分で貼り変え完了。
車内から外を見てみると…
明らかにリアクォーターガラスよりもリアガラスのほうが外が明るく見えます。
25年でこれだけ色が薄くなってしまったということですね。
お次はリアガラスのフィルムを張替えなのですが
綺麗に剥がして綺麗に貼るにはリアスピーカーのボードやリアガラス周囲の内張りを外さねばなりません。
ということでまたしても後部座席を取り外し、リアスピーカーボードを取り外し、リアガラス周囲の内張りを外しました。
あとはひたすら丁寧にフィルムを剥がしていくだけですが、25年物のフィルムは手強かったです。
べったりとガラスに貼り付いていて簡単には剥がれない状態。
プロのフィルム業者も10年以上貼ってあるフィルムの貼り替えは断る事が多いとの事ですが、その理由がよく分かりました。
私の場合10年どころかその2.5倍も貼ってあったフィルムを剥がす事になる訳で。
強引にフィルムを剥がそうとしても細かく千切れるだけですし、無茶をすると熱線まで一緒に剥がれてしまいます。
いやぁ怖い。R32のリアガラスには熱線に見せかけたFMアンテナがありますからね。
断線させたらラジオが聞けなくなっちゃう。
ゆっくり3日かけて全体的に剥がし終わりました。
が、まだ熱線付近のみフィルムが貼り付いた状態で残っています…
これをまた丁寧に爪でコリコリやりながら地道に全部剥がしていきます。
更に4日かけてようやく全てのフィルムを剥がし終わりました。
剥がし忘れた部分はないか最終確認をして、念入りにガラスをクリーニング。
いよいよ新しいフィルムを貼る事に。
25年前はフィルムを3枚に分けて貼っていましたが、今回はリアガラス1枚貼りに挑戦。
ドライヤーを駆使して風のないタイミングで必死に作業しました。
1人での作業はツライものが…
(必死に作業していたので、貼ってる最中の写真なんて撮れませんでした…)
なんとか、綺麗に貼り替え完了です。
晴れた日でも人が乗っている事がうっすらと分かるかな?ぐらいな感じになりました。
25年前はこれぐらいの色だったんだよねぇ…
時間の経過とは恐ろしい…
というか、直射日光というものの威力とダメージが分かりますね。
結局完全にフィルムを剥がすのに1週間、貼るのに1日かかってしまいました。
最初から1~2日で貼り終える事などできないと予測していたので、1週間ほど愛車を使わない時を狙って作業をしてほんとに良かったです。
これで再びリアクォーターガラスとリアガラスは見た目を引き締めながらもしっかりと紫外線(UV)99%カットと赤外線(IR)70%カットをして車内の温度上昇を抑え日焼けからも守ってくれるでしょう。
後はバラバラに取り外した車内を元通りにして終了なのですが、ここである事に気付きました。
本来リアシートを固定しているはずのストライカーは車体側についているはずなのに
経年劣化で変形&ひび割れもありグラグラになってシート側にくっついてきてしまいました(汗
なんとなくシートを固定する穴を覗いてみたら、地面のコンクリートが見えたよ…あの穴から水が入ったりしないのかな??
そんな訳で、固定用のストライカーを日産ディーラーで注文。
シートストッパー(ストライカー)88304-51E00 400円×2
で、取り付けて…
リアシートを固定。
これが正常な状態です。
因みに私の愛車の助手席と運転席のドアガラスにも透明な3M製フィルム(紫外線99%カット&赤外線76%カット)が貼り付けてあります。
もちろん車検も問題なく通るものです。
これは肌の弱い嫁さんやチビ達の為と直射日光による暑さ緩和の為、そして内装をできるだけ紫外線や直射日光から守るためです。
このフィルムの恩恵は直ぐに分かります。
真夏に運転席窓を開けて直射日光を浴びると腕や顔がジリジリと焼ける様な暑さを感じますが、窓を閉めると全く暑いと感じません。
さて…
何事もやってみるとワンランク上を目指したくなるもので…
勢いでフロントガラスにも透明のUV&IRカットフィルムを貼ってみました。
流石に大きいので友人に手伝ってもらって貼り付けました。
勿論1枚貼りです。
そして車検対応です。
フィルムが貼ってあるとあえて言わなければ分かりませんね。
特定の角度から太陽光が当たっている時に、特定の方向から見ると薄く虹色に見えるのでフィルムが貼ってあると分かりますが、そんな条件が揃わなければ完全に透明で貼ってある事は分かりません。
これで全方向UVカットIRカット窓ガラスとなり、ダッシュボードにも優しく運転席と助手席に座ってる人にも優しい愛車になりました。
トランスコミッションとクラッチ板を新品にしたことによってシフトチェンジが快適になりました。
1速2速が渋いどころか、引っかかる事無く軽く変速できるように。
昼間は激暑で炎天下の中を走行している車から早く降りてエアコンのきいた部屋の中に入りたいですが日が暮れると、エアコンを弱めに作動させておけば車内は快適。
ヘッドライトもHID化して明るくなり、シフトチェンジも軽快になったので、道も空いている夜間にドライブに出掛けました。
しばらく調子よく走っていたのですが、一つ良くなると別の箇所が気になってくるのが車というもの。
アクセルを吹かすと「グワァアアン」
アクセルを戻すと「ドドドドドドド」
と、苦しそうな音がエンジンルームから聞こえてきました。
あれ?RBエンジンはこんな変な音しないぞ??
しかしアクセルを吹かすたびに、「グワワワワァァン」と唸り音
アクセルを戻すたびにボクサーエンジンみたいな「ドドドドドドド」
はて?
と思ったのですが、直ぐに思い当たる事があり、エアコンをオフにすると
気持ち良いRBサウンドに戻りました。
エアコンONにした時のみ、こんな音がするのはアレですね。
大概の場合「エアコンコンプレッサー」
愛車のエアコンコンプレッサーは3年目の車検の直前に調子が悪くなり、無料で新品交換してもらった事があります。
その時はエアコンを作動させると常に車の真上をヘリコプターが飛んでいるような物凄く大きな「ドドドドドドド」音がしました。
そこまで酷くなる前の段階で今回のような音がしていた事を思い出したのです。
早速、ディーラーでチェックしてもらったところ…
やはりエアコンのコンプレッサーが壊れかけている事が判明。
今年の夏の異様な暑さでご老体なコンプレッサーがご臨終になられたようです。
コンプレッサーを新品交換するならば
・コンプレッサー
・リキッドタンク
・R134a用のチャック
・各ゴムパッキン(R134a用)
と交換すればR12からR134aに変更する事も出来るので、どうしようかと考えたのですが、実はR12フロンガスを所有していた為、今回はそれを使う事に。
(所持しているだけで使わずに終わった…では勿体ないですので)
因みに今、R12フロンガスを購入すると25000円ほどします。
コンプレッサー自体はリビルトも無いようですので純正新品(9260005U05)を使う事に。
未だに部品があるだけ幸せです。
不具合の出始めだった為、エキスパンションバルブやリキッドタンク(レシーバータンク)等にも不具合もなし。
そんな訳でコンプレッサーとゴムパッキン類を交換しました。
新品のコンプレッサーを取り付けたところ。
これでまた20年ぐらいは元気でいて欲しいです。
なんか今月は色々とリフレッシュをした気がします。
そしてお小遣いがぶっ飛んでいった気もします。
まぁ…愛車に気持ちよく乗り続ける事が出来るならば…良いんですけどね。
毎月コツコツと修理代貯金している私です(笑
気に入った車を何年も所有している人(日常の足として使用している人。ガレージにオブジェとして保管している人は除く)というのは2種類いまして
例えば10年以上乗り続けている人ならば大きく分けると
・可能な限り新車に近いコンディションに保ち続けながら不具合を見つけると可能な限り新品に交換しながら大切に乗る人
・経年劣化は仕方のない事と割り切って、走行に危険を及ぼす部分でなければ、できる限り金銭をかけずに不具合と上手く付き合いながら大切に乗る人
がいると思います。
と言っても、10年どころか20年、30年と乗り続けたらどちらのタイプの方もだんだんと似たような感じになってくると思いますが。
メーカーがパーツを供給してくれなくなると修理自体難しくなってきますからね。
私の場合はと言いますと
気が付けば愛車に乗り続けて25年経過していました。
社会人になって乗り始めてからR32一筋です。
目についたところの不具合は、部品があるうちは…と直してきました。
部品も峠を走ったりサーキットなど殆ど行かないので耐久性を考えて可能な限り純正品もしくはNISMO製。
そんな感じで愛車も見た目は昔からノーマルなまま。
大きなトラブルもなく、毎日の通勤やレジャーなどに乗り続けてきました。
友人、知り合いからも例外なく『私と言えばR32、しかもスカG』という公式が出来上がっているようで
仕事の車や代車に乗っているところを見られようものならば100%の確率で
「全然、似合わない」
「R32に乗ってないと変」
と速攻で言われてしまう状態。
友人、知人に言われるならばまだしも、家族や親からも同じ事を言われてしまったり。
一応、我が家には25年モノのR32の他に、18年モノのSti6と、5年物の86があるのですが…
あ…こんなこと書いてますが
「R32を降りる事にしました」的な事を書くつもりはありませんし、その予定もありません。
長い期間、同じ車に乗り続けていたり、車関係の仕事をしていた過去があったりすると
色々気にかけてくれる知り合いが多く、実はそれに大変助けられる事もあります。
友達や知人同士の気遣いやサービス精神を甘く見てはいけません。
スカイライン仲間や日産系の知り合いのネットワークも甘く見てはいけません。
つい先日のプロジェクター型バイキセノン入手の経緯からしてスカイライン繋がりが起こした奇跡です。
さて、話を変えまして…
長年同じ車に乗っていると、目を閉じていてもどこが調子が悪いか分かる
とか
車をばらすのは朝飯前。パーツ交換など朝飯前
となってくるものですが
反対に「慣れ」というものがあると思います。
「新車当時の感覚、性能のまま」
と思っていても、乗っている人が老化していくのと同様に車も劣化しています。
私の場合もそうで、知らぬ間に愛車の劣化に合わせた運転の仕方をしていたようで、それが普通だと思ってしまっていた事があります。
スカイラインのクラッチペダルが少し重くなっていたり、シフトの入りがかなり渋い(特に1速、2速。ダブルクラッチ使っても、一旦他のところに入れてみてから再度トライしてもダメな時はダメ)のも
いつのまにか当時の車の特徴だと思い込んで(勘違いして)、それに合わせた運転をしていたようです。
先日、どこでギアの入りが渋い事を聞きつけてきたのか分からないのですが、車関連の知り合いから連絡が。
「HNR32用の新品トランスミッション(純正)を入手したけれど格安で譲ろうか?」
え???
ええええ???
マニュアルトランスミッションって、新品で購入すると18万円とかするよね??
というか、もうHNR32用のトランスミッションの新品なんて購入できないと思っていたんですけど。
うーん…どうしようかと悩みに悩みました。
1速&2速のみのシフトの入りが渋いということは、少なくともシンクロなり何なりトランスミッションに異常があるということ。
25年乗れたと思えば満足といえば満足ですし、ここらで新品に交換しておけば今後心配もないでしょう。
ただミッション降ろすとなると工賃いくらだろう?これまた6~7万円かかりそう。
値段の相談をしようと思ったところ、
「交換作業やってくれるなら10万でいいよ」と言ってくださったので、思い切ってトランスミッションを新品に交換することに。
で、ここで私は考えたわけです。
あれ?そういえば、クラッチ板も25年間1度も交換してない…
ミッション降ろすならばついでにクラッチ板も交換できるから、丁度良い機会なのでクラッチ板も新品に交換することに。
まぁ、その辺りを新品交換するならば、ガタついているクラッチペダルや、クラッチを切るたびに「キュイキュイ」と音が鳴り始めているので
クラッチレリースバルブとクラッチレリーズ部分の交換もついでにやっちゃえと。
・トランスミッション 32010-AA320
・レリーズベアリング
ベアリング 3050221000
ピン 3053740P00
ダストカバー 3054231G10
スプリング 30534E9000
スプリング 3051414600
・クラッチ
クラッチディスク C01006E600
クラッチカバー 3021004U00
・クラッチペダル 4654004O10
スプリングアシスト 4657104U10
ペダルブッシュ 4653511P01
ピン 4656050A01
ナット、ヘクサゴン 089113401A
ワッシャー、スプリング 089151401A
ペダルブラケット 4655004U10
車を持ち上げて~
トランスミッションとトランスファーを外しました。
愛車から取り外したトランスミッション+トランスファー
HCRではなくHNRだということがよく分かりますね。
そしてこれがHNR32用の新品トランスミッション
ついでに25年間働き続けたクラッチ板を取り外してみたところ。
25年間よくもまぁ無交換でこれたものです。
よく見てみれば(よく見なくとも)クラッチ板の残りは1mmありませんでした。
とのみちギリギリのタイミングだったようです。
というわけでクラッチ板も新品交換することに。
踏み込むとガタついていたクラッチペダルも新品に交換。
そして踏み込んだときに「キュイ」という音が鳴っていたのでクラッチレリーズ部分も交換しておきました。
全ての作業を終えてから愛車に乗ってみてびっくり。
クラッチが軽い&気持ちよく繋がる。
クラッチを思い切り踏み込んでも、ガタつかない&変な音もしなくなりました。
しかし・・・86と同じぐらいクラッチが軽い!!!
新車当時はこんな風だったのかと、感動しました。
慣れって怖いものですね。
勿論、シフトフィールも引っかかりや渋さが無くなり快適に。これでまた数年間、楽しくR32に乗る事ができると思います。
最近ヘッドライトの改良をするため何度もボンネットを開け閉めしていた時気付いた事が。
ボンネットを開けるには運転席にあるボンネットオープナーを引っ張る訳ですがかなり固い。
それこそ親の敵を討つぐらいの気合を込めて引っ張らないとガコンとボンネットのロックが解除されない。
親の仇は大袈裟ですが、かなり力を入れて引っ張らないとワイヤーが動かなくなってきています。
そんな訳で、ボンネットを開けてフードロックとフードロックコントロールケーブルの状態を確認してみました。
するとボンネットを固定するフードロック部分はバネを含めて錆はなく、音も出ずにスムーズ動いてくれるのですが
それを引っ張るワイヤーの方がダメでした。
被覆しているビニールが数か所で敗れており、剥き出しになったワイヤーが錆ていました。
雨や熱や振動による経年劣化です。
そんなわけで、部品を購入してとりかえてみました。
フードロックコントロールケーブルASSY(65620-01U10)4640円
このワイヤー自体の交換は簡単なのですが…
ワイヤーの値段が5000円もするって方が痛かったです。
ササッと新しいフードロックコントロールケーブルに取り替えてみたところ、
レバーを引くのに余計な力は必要なくなり、軽く引っ張ればガコンとスムーズにボンネットが開いてくれるようになりました。
他車のプロジェクターHIDを組み込んだヘッドライトを装着した状態でディーラー車検に出した私です。
その間の代車として日産プリンスは「E-Power」のノートを貸してくれました。
なかなか面白い車ですね。
Sモードにしておくと、ホントにアクセルワークのみで運転できます。
緊急回避とかでない限りブレーキ要りません。アクセルの踏み加減のみで
「スタート→加速→巡航→減速→完全停止」が可能です。
狙った位置に普通に減速していって完全停止できます。(赤信号の停止線とか)
とは言ってもR32を売り払って乗り換えるつもりはございませんが。
さて、なんの問題もなく無事スカイラインが12回目の車検から帰ってきました。
少し心配していましたが自作HIDヘッドライトで「ディーラー車検」をパスできました。
そういえばすっかり忘れていましたが、現在の私の愛車はフォグランプとハイビーム以外は全てLEDに交換してありますし、運転席と助手席のガラスにも紫外線防止+赤外線防止の透明なウィンドフィルムが貼ってありますが、今まではHID化だけでなく、これらもディーラーとしてはダメと言われていて、毎回ディーラーに車検に出しても、
ディーラーで点検整備
↓
ディーラーの人が陸運局へスカイラインを持って行って車検通す
↓
ディーラーにて最終調整&清掃
↓
車検完了で返却
このパターンが20年以上続いていました。
それが今回は陸運局に持ち込むことなくディーラーの整備工場で車検パス。
私としてはついにディーラーが車検を通してくれた!という感じです。
今回ディーラー整備工場で車検に合格したという事はこのままの状態の愛車ならば今後もディーラーで車検を通してもらえるという事なのでまずは一安心。
ただ、今回、日産プリンスがディーラーにて車検を通す条件として私に1つだけ注文を出してきた事ありました。
それは「ライト類の点灯方式を新車登録時と同じノーマルのままにしておく事」
ようするに、車検に通る基準を満たす能力のHIDヘッドライトならばOKだが
・ロービームとハイビームを同時点灯式に変更させたり、
・プロジェクター部をローハイ切り替え可能な形式にして元のハイビームをフォグ化させたり
・ウインカーを車幅灯化させたり
etc
新車登録時と異なる点灯方式にしたらディーラーとしては不可。
車検自体は今まで同様に陸運局に持ち込ん行い、合否の判断はそこの検査員に委ねるとの事でした。
というわけでプロジェクターをHID化しましたが
ハイビームにするとロービームが消灯する方式はそのままです。
でも、夜間走行時パッシングする時に短時間にHIDがON OFFを繰り返したり、ハイビームに切り替えるたびにロービームのHIDが消灯したりしていてはHIDに悪影響を与えるだろうし、ハイビームで長時間走行後、ロービームに戻した時にHIDがジワジワジワ~とゆっくり明るくなってきては危険だと思うんです。
というより、そもそも足元を明るく照らしてくれるHIDをどうしてハイビームの時にわざわざ消す必要があるのかと。
ロービームのHIDが消灯して、ハロゲンランプのハイビームに切り替わった時は、暗くて暗くて…
そこでハイビーム時もロービームのHIDが点灯したまま(ロービーム常時点灯)になるようにします。
そんな訳でターンシグナルレバーを少し加工することに。
因みにターンシグナルレバー(ウインカーレバー) 25540-01U60は
数年前に中古パーツショップでほぼ新品を入手してありますのでいつでもノーマルに戻すことができる予備がある状態です。
ですので加工するのは今まで愛車に装着してあるターンシグナルレバーにしておきます。
まず愛車からターンシグナルレバーを取り外します。
ネジ2本で固定されているだけです。
これをバラシにかかります。
2本のネジを外してコジるだけの簡単な事です。
分解するとこんな感じです。
ハイビームにした時に、ロービームを消灯させず点灯したままにする場合
点灯パターンによって2種類の加工方法があります。
①日中、パッシングした時、ハイビームだけでなくロービームも点灯
夜間ヘッドライトを点灯している時、パッシングしてもハイビームにしてもロービームは点灯したまま。
②日中、パッシングした時、ハイビームのみ点灯(ロービームは消灯したまま)
夜間ヘッドライトを点灯している時、パッシングしたらロービーム消灯、ハイビーム時はロービーム点灯したまま。
簡単に言えば「パッシング時にハイビーム+ロービームも点灯させるか、ハイビームのみ点灯させるか」
で、加工方法が違うわけです。
私は日中パッシングした時に、4灯同時点灯(HIDまで一瞬点灯)してしまうのは嫌だなと思いましたので②を選ぶことにしました。
勿論この加工の場合、夜間ヘッドライトを点灯して走行中にパッシングした時、ロービームのHIDが消灯してしまうので危険なのでは?と思われるかもしれませんが、その場合はターンシグナルレバーをハイビーム側に2回ほどすばやく倒して手動パッシングをすれば、ロービームのHIDを点灯させたままハイビームでパッシングする事が可能ですので問題ないと思います。
というわけで②の点灯方式にする為にスライダー部分を加工することにします。
写真の赤い矢印部分の出っ張りを削り落とします。
こんな感じですね。
そして逆の順序で元通りに組み立て直して加工終了。
このターンシグナルレバーを愛車に戻すだけです。
まずは普通にロービーム点灯。
パッシングレバーを引いてみたところ。
ハイビームのみが点灯して、HIDプロジェクターは消灯したまま。
ヘッドライト消灯時もヘッドライト点灯時もパッシング時はハイビームのみ点灯。
(元々ノーマル状態でもそうでしたよね)
※上でも書きましたが夜間走行時のパッシングでHIDが消灯してしまうのは危険ですので、その場合はターンシグナルレバーを引いてパッシングするのではなく、素早くレバーをハイビーム→ロービーム→ハイビーム→ロービームとして手動式パッシングをすれば問題ないです。
ターンシグナルレバーをハイビーム側に倒したところ。
ロービームであるHIDプロジェクターが点灯したまま、ハイビームも点灯。
R32プロ目ヘッドライト本来の点灯方式から変更となるのでディーラーでは苦い顔をされますが、新車時からロービームがプロジェクターHIDライトになっている最近の車はこのパターンが多いです。
勿論、法的には車検も問題なくクリアできます。
法的には問題ない事を何度も言い続ければ、ディーラーもそのうち認めてくれるかもしれません。
ディーラーの拘りに合わせるか、夜間走行の安全性をとるかといえば、安全性だと思います。
もし次の車検時にまた日産プリンスで「点灯方式が違うからダメ」と言われたら
ターンシグナルレバーを予備の未加工品と交換すれば良いわけで5分あれば元の点灯方式に戻ります。
そしてオマケ…
とある1つのスイッチをONにした状態でハイビームにした場合、
HIDプロジェクター(ハイビーム)点灯+ハイビーム点灯。
実は私が頂いたプロジェクター型HIDは「キセノンライト」ではなく、ローとハイビームの切り替えができる「バイキセノンライト」だったのです。
(写真分かりづらいですが、ひとつ上の写真と比べると、少し高い位置から撮影しています)
ドア内張りの交換 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/12/16 07:03:30 |
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バックランプ電源の配線 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/12/16 06:56:58 |
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R32 フロントスピーカ 楕円から円形 16cmではなく17cm装着 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/12/05 13:28:21 |
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