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多摩アルのブログ一覧

2010年08月31日 イイね!

CG99年2月号⑦

CG99年2月号⑦以下抜粋
確かに売れ筋は段AT仕様のAS200かもしれない。しかし“スポーツセダン”の名を冠するからには“6段MT仕様”に真骨頂があると考えるのが順当だろう。それならば是非とも対決させてみたいと考えたのがこの2台だ。マニュアルシフトを選んだのはもちろん、5段MTのインテグラタイプRと、6段MTのロードスターに対抗させるためだが、一見無関係に思えるこの3台、じつは240万円、235.8万円、239.5万円と価格面でかなり拮抗している。が、そればかりではない。かたやFWDスポーツの雄タイプR、こなたFRスポーツの庶民派ロードスターと、それぞれが独自の評価を確立しているだけに、新たなスポーツドライビングを提示するアルテッツァを判断する上で、またとない評価軸となるはず。つまり決して定量的なだけでない、メンタリティに根ざした“運転する悦び”が、3台を比較することで見えてくると考えるのだ。…続く…
この本をアルテッツァオーナーの方に差し上げます。ご希望の方は多摩アルのメッセージまでお書き込み下さい。
Posted at 2010/08/31 17:19:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | モブログ
2010年08月30日 イイね!

CG99年2月号⑥

CG99年2月号⑥以下抜粋
室内はどうか。いくらセダンとはいっても、スポーツというからには、それなりの演出がほしい。そういう眼で見ると、アルテッツァのデザインには工夫があり、ただのセダンとは一味違う雰囲気作りに成功している。ただ、見た目だけではなく、もう少し機能性にもこだわってほしかった。まず肝心のシートが、カチッとドライバーを包み込んではくれない。コストとか乗り降りの容易さとか、いろいろ要求はあるだろうが、やはり長時間座り続けても疲れない掛け心地でなければだめだ。その点BMWのシートはさすがだと思う。一見何の変哲もないごく普通のシートにしか見えないくせに、座ってみると腰のあたりのサポートはしっかりしているし、座面の長さや角度がよく考えられていてドライバーへの負担が少ない。中略
最後に個人的な感想も含めて、とりあえずパーソナルチョイスを試みると、期待のニューモデルであるアルテッツァをさしおいて、BMWに傾きがちになることを否定できない。なるほどアルテッツァはトヨタの製品らしく、完成度は高い。日常の足として使える実用性はあるし、峠では誰もが楽しめる操縦性も持っている。走り屋を目指す少年にとっても、たまの休みに峠でストレスを発散させたいオジサンにとっても、スカイラインGT-Rには勝てないにしても、状況によっては善戦できるスポーツセダンが半額以下で買えるのは大きな魅力だ。だから広い意味でおおいにお薦めの一台に違いない。中略
そういう意味ではこの価格でこれだけの性能を持たせたアルテッツァを創り出した開発陣には、素直におめでとうというべきだろう。
RS200MT編に続く…

この本をご希望するアルテッツァオーナーの方に差し上げたいと思います。ご希望の方は9月10日までに多摩アルのメッセージにお書き込み下さい。
Posted at 2010/08/30 17:45:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2010年08月29日 イイね!

CG99年2月号⑤

CG99年2月号⑤さて、数値としての動力性能は単なる基本データとして、操縦性をはじめとする総合的な走りっぷりはどうかというと、どちらも似たようなシャシーレイアウトなのに、2車2様の表現が見られて興味深い。結論をいえば、ズシッとした安定感を基調に大トルクを余すことなく使いきる323、いっぽうヒラヒラと軽いフットワークを満喫できるアルテッツァという色分けになる。323はいかにもドイツのスポーツセダンというようなずっしり感に終始し、どう振り回してもけっして破綻をきたしそうに思えない。低中速コーナーを攻めるとよくわかるが、かなり乱暴にスロットル操作をしても、急激にラインを変えたり身のこなしが不安定になったりするようなことが非常に少ない。なのに、きちんと狙ったとおりのラインをたどっていく正確さは兼ね備えている。ステアリングの切りはじめの手応えは一瞬ややダルでオヤッと思うこともあるが、それも束の間、グイッとノーズが回りだすや、テコでも動かぬ確信に満ちた風情でコーナーを抜けて行く。最初に必要な切り込み量が多めなので、ドライバーとしてはややアンダーステアを意識させられるが、実際にはニュートラルステアに近く、そのまま踏んづけても何も問題ない。中略 これと対照的なのがアルテッツァである。たとえばタイトなコーナーが続く九十九折りでは、右に左に切り返した時の反応が実に軽快。切ればたちどころにノーズがスッとインを向くほどターンインは鋭い。6気筒の鼻先の重さも感じさせない。
以下テスト車が15インチ仕様のため略…続く…
Posted at 2010/08/29 15:58:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2010年08月28日 イイね!

CG99年2月号④

CG99年2月号④AS200の比較対象はBMW323である。少々というかかなり無理がある組み合わせだと思わないこともないのだが、当時は直6縦置コンパクトセダンのカテゴリーに入る車が他になく、またCGの読者層を考慮しての選択だったのだろうと思う。以下抜粋 比較テストとはいってもアルテッツァが2Lなのに323は2.5L、排気量はずいぶん違うし、価格だって倍以上違うのだから装備に差があっても当然だ。だから、ここではもっと大まかに(スポーツセダン)という括りかたで基本的なことを比べてみることにした。中略 テストコースといってもいつものワインディングロードという限られた条件のなかでしか比較できなかったのが残念だ。それでも、それぞれの個性の違いは確認できたし、そもそもどちらもそれなりにバランスがとれていて楽しめることがわかったのは収穫である。…続く…
Posted at 2010/08/28 13:40:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | モブログ
2010年08月27日 イイね!

CG99年2月号③

CG99年2月号③以下抜粋
そんなエンジンの好印象を支えているのは、トヨタならではのシフトスケジュールの巧みさだ。普通のスロットル操作なら3000rpmにも届かないうちに、ほとんどショックらしいショックを感じさせぬままシフトアップしてくるこのAT、ノーマルモードでもスポーツモードでもちょっとした右足の匙加減にも確実に反応してくれるし、5段のおかげで各ギヤのつながりも理想的だ。たとえばフルスロットル加速の時、2速以上はリミットまで200回転ほど残して次のギヤに切り替わるのだが、一番回転が落ちる3速へのシフトアップの直後でさえ5000rpmを割ることはなく、常に一番美味しい回転域をキープできるのだ。
燃費はボディサイズと性能を考えれば、満足のできるものだった。…中略…
優れた燃費といい、このアルテッツァのパワーユニットは、いろいろな意味で良識的と言えるのではないかと思う。
Posted at 2010/08/27 23:30:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ

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