ホイールレストアリペア（その2）

さて、その１からの続きにゃ。
TOPは塗装作業に入る前にホイールの振れの確認をしている所。
ホイールバランサーにホイールを単体で取り付け、回して見たにゃ。

結果は４本共に振れも偏芯も無く、良好だったにゃ（＾＾）♪

これで塗装さえ綺麗に仕上がれば安心して使って貰えるにゃ。

次はサフ入れ

防錆目的でウレタンサフを使う予定だったけど、会社の在庫が自然硬化してしまうほども長期在庫になっていたとは！（＾＾；）

やむを得ず、アクリルラッカー系のサフェーサーを薄く噴いて、アクリルウレタン塗料で下塗りする事としたにゃ。

薄く薄く、何度かに分けて、均等にサフ入れ。

裏面はこんな感じ

表面は石撥ねの傷や、腐食で出来たと思われるピンホール等が有ったので青パテで埋めて

＃６００で磨ぎ出して

もう一度、軽くサフ入れ。

乾燥後に再度＃６００と＃１３００で磨ぎ直したにゃ。

サフ仕上げが終わったホイールは塗装ブースに運び、いよいよ下地塗装の開始。

・・・？！っと！軽く噴き始めた所で塗料の乗り方が変な事に気付いたにゃ（＾＾；）

画像では判りにくいけど、スプレーガンから出た塗料がホイールに到達する前に固まって粉状になって付着しているにゃ！（＾＾；）

ココ何日かの気温上昇で標準型のシンナーでは早く乾き過ぎるのが原因。

いつもシンナーは少な目で噴くのが好きなんだけど、急遽遅乾型シンナーで薄めて対処したにゃ。

少し噴いたら次のホイールへ

いつもより薄めているから垂れない様に、少しづつ均等に噴いて行くにゃ。

噴き残りが無くなったらそこで一旦終了。

赤外線ヒーターで乾燥させるにゃ♪

乾いたらひっくり返して表面の塗装。

表面の白塗りは裏面と目的がチョッと違うにゃ。

ウレタン塗料で下塗りする事で塗膜量を上げて石撥ねに少しでも強くなるようにするのが一つ

もう一つ、白の下塗りでシルバーの発色を少しでも明るくなるようにする目的も有るにゃ。

少し噴いたら次のホイール

また次のホイール

見える所だから垂れたら修正が大変！

慎重に塗料を重ねていくにゃ

裏表の下塗り塗装が終わった所で本日の作業は終了（＾＾）♪

次の日曜日まで自然乾燥させて、次回はいよいよ仕上げのシルバー塗装にゃ♪