
FDでは久々のブログです。
先日サーキットを走った際にロールがどうしても気になり、一方でタイヤの磨耗もキャンバが純正の目一杯までついているのにまだ外べり傾向だったため
「ロールが大きいのが悪いに違いない」
と、妄想。またヤフオクを徘徊する日々が復活したのでした。
FD3Sも古い車なので社外品のスタビなんかは絶版になっているものも多く、
また純正は中空なのに外径大きくして中実!なんてしていたりするので
ばね定数の純正比が2超えのものも…
なので中空の出物がないか探していました。
ちなみにマツダスピードのそれは純正と同じ外径(Φ28.6)で中実(汗)
ばね定数はそこそこよさそうだけど、どれだけ重くなってるんだろうと思うと
手が出ませんでした。
で、結局LARGUS製の中古品をGet。
いざ組み始めると、楽勝だと思っていたのにぜんぜん終わらない。
FD3Sのスタビの締結構造は

こんな感じに串刺しになっています。
ところがスタビ側のシャフトの径が少し大きくてリンクに刺さらない!!!
今回Getしたスタビに元々付属してきたスタビリンクは
・片っぽ曲がってる
・左右組間違い(笑)
で絶対外さないといけないのだが、
そもそも圧入状態になってしまっていたので外すのに1時間も掛かってしまいました。最初はシャフト部にメッキもなかったので錆で固着しているのだろうと
思っていましたがもっと悪かった。
結局バイスグリップでリンクカラー部をくわえて根気よく回し続け、何とか
外すことができました。その後はリンクに普通に通るようになるまでシャフトを金ヤスリ&布ヤスリで削り、やっと写真の状態に。
あとは

スタビブラケットは純正を流用するのですが、幅が大きすぎて肩部に乗り上げていてスタビが錆びてました。とりあえずグリースでごまかし。
ちなみに左側に見える横ずれ防止用のカラーはバーへ点付け溶接されています。
テスト走行に行ってみると、操舵初期の反応がクイックになったことと
初期ロールが特に抑制されていて路面が荒れていなければ非常に気持ちよく
コーナリングできます。
一方でバーが突っ張りすぎて片方の足がギャップに乗り上げると車両全体が
持ち上がるような傾向が出てきました。また低速コーナーでは初期操舵を
気を付けないとタイヤが横滑りしていきます。
ある意味メリット・デメリットがハッキリしているのでそれを分かって使えば
強い武器になりそうです。
また明日からがんばろっと。
Posted at 2012/11/18 22:33:08 | |
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