スタッドレス講座

さて各メーカー色々なタイヤを出しています。そこで先ずは問題ですスパイクタイヤの時代が終わりスタッドレスになった頃、北海道でシェアナンバー１だったのは国産のどのメーカーだったでしょうかチクタクチクタク…





正解は

ファルケンタイヤでした

そして逆のワースト１位は

ブリジストンタイヤでした


えー(°□°;)って思うでしょ要するに時代で１位の座はここまで変わるって事……

さてさて本題に移ろう…

氷の上でグリップを得る為に各メーカー色々やってます。
ゴムをスポンジ化して滑る原因の水を吸水したり、卵の殻やクルミやグラスピックやなど氷を引っ掻く要素をいれたメーカー
があります。

しかし……有効なのは水を吸い取る事が一番です…走行中のタイヤの熱で氷の表面が溶けて水が発生します。それが接地面の中に入り込み接地面を減少させグリップ力を低下させます。簡単に言えば氷とタイヤの間でミクロのハイドロプレーニング現象が起きていると思って下さい。だから吸水し氷とゴム(接地面)を密着させてグリップ力を得るのがＢＳとＹＨのタイヤです。ＢＳは発砲ゴム…タイヤがスポンジみたいに気泡があり吸水し気泡のデコボコが引っかき要素を発揮します…利点は発泡ゴムは柔らかさを維持するのにうってつけ、吸水力も優れる……利点であり最大の欠点は……ゴムを発泡させればさせるほど吸水力は上がるが…同時にゴム自体の強度を失う事になる……柔らか過ぎるのも問題なのだ…なぜ問題だと言うかは氷上性能を上げるには吸水力を上げればいいのだが、ゴムの強度が弱くなるために接地面を増やして１つのブロックにかかる過重を減らさなくてはならない…タイヤのトレット面はミチミチになる傾向になる………次はＹＨ…ゴム自体は吸水しないがゴムに吸水する物を配合して吸水力をえている…吸水バルーンや吸水カーボンに吸水ハニカムシリカ…これらの物質は自身に強度があり形もある為に吸水して引っかき要素にも貢献している …利点はゴム自体の強度はある為にトレットパターンに自由度がある…ミチミチに作らなくてもよくなる…欠点は発泡ゴムと違いオイルでゴムの柔らかさをキープしているので硬化速度はＢＳに負ける…他のメーカーはタイヤがザラザラしてみたりしてるが………正直あまり意味が無い事だと思う……なぜは次で