4月上旬納車予定だったトレーサーが3月末には納車出来るとのことで
税金の関係もあり早めにFJRを出す事になりました。
最後のお別れに近くの海岸沿いをチョイ走り
寒い日が多かったり休日は雨が降ったりで今年はまだ乗ってなかったのですが、
最後にお別れツーリングが出来て良かった。
あとは、次に使うパーツ類を外して綺麗に洗車して記念撮影
FJRを購入して約4年。
さすが「1日1000km走れるツアラー」だけあって、それまで乗っていたXJRとは段違いの楽さ。
おかげで、長距離ツーリングを楽しむことが出来ました。
でも、こういう重量級バイクはこれが最後で、お手軽方面に向かってしまいそう・・・。
そして、バイク屋さんにドナドナ・・・。
次の人に大事にしてもらってください。
______________________________________________
さて気持ちを切り替え、間もなくやって来るMT-09 TRACERの準備ですが
楽しみな反面、一つ気になる事が・・・。
それは、「チェーン駆動」に戻ること。
FJR以前はチェーン駆動車で、そのメンテに悩まされました。
チェーンルブを噴けばドロドロ(通称ルブう〇こ)で掃除が大変。
Egオイル等でのメンテはチェーンの動きも軽く気持ち良いけどマメな注油が必要で、
長距離ツーリングではオイルを携帯し、途中注油が必要でした。
かといってメンテサボれば、走行中ガチャガチャ鳴って不快な上にあっという間に伸びて要交換・・・。
大型用のシールチェーンって結構良いお値段します。
その点、FJRのドライブシャフトはノーメンテ(ギヤオイル交換のみ)で最高!
かなり楽させてもらいました。
そしてトレーサーは一般的な「チェーン駆動」。
昔の悪夢が蘇ります。
なにか良い
(楽できる)モノは無いか探した結果・・・。
「チェーンオイラー」なるものを発見!
簡単に言うと、オイルを走行中チェーンに自動注油しちゃおうってモノ。
コレ欲しい!!
と思ったけど、調べた限り国内で取り扱っている店はないみたいです。
なら自作?
オイルタンク付けて自重式で給油なら簡単そうですが・・・。
「走行中にだけ注油」させるのは結構難しい。
手動バルブだと停車毎にバルブの開け閉めが面倒だし、最悪閉め忘れて大惨事になる可能性が・・・。
なら、エンジン負圧開閉バルブか電磁開閉バルブを入れてエンジン始動中にだけオイル落として・・・・。
等々検討を重ねましたが、結局製品買ったほうが案外安く済んで確実なんちゃうんか?
との結論に至りました。(けして面倒臭くなったわけでは・・・)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
と言うわけで今回、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国(通称イギリス)からお買い物。
TUTORO社の
AUTOMATIC MOTORYCLE OILERS!!
後で何か追加すると送料もったいないから
フルセットっぽい
Delux editionをゲット!(本体£69.95+送料£19.00)
注文して1週間ほどで到着でした。
システムはこんな感じ
オイルタンク内のウェイトが走行振動で動くとバルブが開き、
オイルが自重で落ちてチェーンに注油する仕組みで、振動の無い停車中はオイルは落ちず。
ちなみに、注油量は調整バルブの開閉量で調整し、1分間に1滴位が目安。
チェーン内側やスプロケに落ちたオイルは遠心力で広がって、チェーン全体を潤滑するらしい。
なるほど・・・。
「バイクが走行中にだけチェーンに注油する」という簡単そうでなかなか難しいお題。
日本なら「車速拾って、走行中だけバルブ開けたりポンプ動かしてオイル送って・・・」みたいな
複雑なのを考えそうですが、走行振動を利用してバルブ開閉とは・・・。
こういうの発想できる人ってすごいなぁと感心したのでした。
他、有名所では「
Scottoiler」がありますが、エンジンの負圧でバルブを開け閉めしたりオイルの吐出量を電子制御で調整したりと、結構機械的に複雑&お高い(日本的?)。
私的には日本的な電子制御装置は大好きなのですが、国内で正規取扱店がないと故障時に困りそうな気がするので、単純な仕組みのTUTOROを採用となりました。
_______________________________________________
タンク内の金色の部分がこのシステムのキモであるウェイト。
真鍮製?で結構重量があります。
トレーサーが来るまで、TUTOROを眺めながら「コレどこに付けよっかな~、グフフ♪」
と、妄想を膨らませるのでした。
Posted at 2015/03/25 01:00:35 | |
トラックバック(0) |
バイク | 日記