
さて、先週からお預かりしているテリオスキッドですが、車検を取る為にチェックして行くと結構修理箇所が出てくるものです。
夜勤のかたわらの作業なのと部品待ちなどで、チョットずつしか作業できません。
ドライブシャフトブーツ以外でダメだったところは、リヤドラムブレーキのカップからフルード漏れがあり、オーナーの許可を得て4輪ブレーキを全てオーバホールしました。
更にオイルパンがオイルで湿っていたのですが、以前は日産Dラーで整備していたそうで、オイル交換の際に日産車用の銅製のワシャーが原因で漏れていたようです。これも純正のワシャーへ交換しました。
そして今日はドライブシャフトブーツを交換すます。
トップ画像にあるPIT WORK (パロート社製)分割ドライブシャフトブーツを使用します。
今回初めて分割式ドライブシャフトブーツを使用します。
D発現役メカニックの話しでも、最近は純正ですら分割式が交換部品になっているようです。

左のドラシャブーツは既に破れていたので、ジョイント内に異物が入っている可能性があり、きれいに洗浄しないといけないので、ナックルを取り外す事に・・・・・
この時に気が付いたのですが、ロアアームのボールジョイントのブーツにひび割れ発見!
当然、車検には通らないので急遽部品屋さんへひとっ走り(泣)

気を取り直してドラシャを洗浄しました。まだ切れたばかりのようで中にダメージはありませんでした。
取り付け説明書通りに組み付けます。分割面は接着剤とカイロ熱で暖めて溶着させる仕組です。

その後は一般的なブーツと同様にグリスを詰めてバンドで固定して仕上がりです。
右側は破れていなかったので、ナックル外さず作業しましたが、簡単に作業出来ました。
これで安心して車検に望めます。
Posted at 2012/05/19 23:26:36 | |
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