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タ坊@MAPランプ 命 !! 3rdのブログ一覧

2014年07月30日 イイね!

パチ物に騙されないために・・・

前回の記事で30Wを越えるような自動車用LEDバルブはほとんどが
パチ物でありでたらめな電力表示を行っていることを解説した。

では、騙されないために購入する前に確認するポイントは何か?

いたって簡単で、一般仕様で消費電力または消費電流の記載があるか?
印加電圧については、12V専用であったり、12V/24V両対応型の場合も
あるので動作電圧だけは記載されている場合もあるが、消費電流/消費電力
いずれかの記載のないものは全てパチ物でインチキである。

では、なぜ消費電流や消費電力の記載がないのか?

記載してしまうとインチキな表示であることがバレてしまうからである。


また、特に高品質を強調するのであれば使用温度範囲の記載を行うことで
これも全く記載がないものばかりである。

チャイナのパチ物恐るべし!!藁


家庭用のLED電球で100W相当品がやっと市場にも出始めてきたのだが
なぜ今まで発売されていなかったかと言うと、放熱処理が出来ずに寿命が
満足しなかったからである。

100W相当のLED電球の実際の電力は15W程度であることから如何に
自動車用のハイパワーと称するLEDバルブがでたらめかわかる。

30WのLEDバルブであれば、100W相当のLED電球2個分の放熱が
必要なんです。

50WのLEDバルブであれば、100W相当のLED電球3.3個分の放熱が
必要になります。

2~3年でそんなに発熱が抑えられたLEDデバイスが開発できるわけでは
ありません。
もしも、そのような低発熱LEDデバイスが完成したらそれこそノーベル賞物
なんです。

現在の光エネルギー変換効率は決して高い物ではなく、如何にこの効率を
上げようかと各社必死になっています。
LED素子の光エネルギー変換効率が従来の光源に対して高効率になったと
いっても印加したほとんどのエネルギーは熱となって放出されており光に変換
されて利用されるのはほんのわずかなのです。


50W LED と表示されたパチ物

また、リンクで示したパチ物のような製品が安定した信頼性と寿命を確保できて
いるならば何故自動車メーカーがそのような製品を搭載しないのでしょうか?
LEDヘッドライトやその他の比較的光量の大きいランプにも徐々にではあるが
自動車メーカーの純正採用が広がりつつあるが従来のバルブの信頼性と比べて
劣るような代物ではいくら消費電力が少ないからと言って採用するわけにはいかない。

簡単に換装できない理由のひとつにコストの面もありますけどね。


騙されないための確認ポイント!!

1.消費電力の記載があるか?
2.消費電流の記載があるか?
3.使用温度範囲の記載があるか?
4.全光束(明るさの規定)の記載があるか?
5.使用条件(ヘッドライトなどの他のバルブの発熱源からの距離など)の記載があるか?


少なくとも1.消費電力 または、2.消費電流のいずれかの規定がないものは
1ヶ月も使えればOKでしょう!!藁 ・・・パチ物なんだし。。。

明るさについては、純正電球との比較で示しても評価可能ですがそれすらも行わず
弊社従来品と比較して×××などと表示しているのは国内の大手アフターパーツ
メーカーです。藁
※その従来品とやらの明るさの基準はどうなっていますか??
  基準になるべきベースがあやふやでナニを比べているのかさっぱりわからない
  消費者を騙す典型的な例です。


家庭用のLED電球もパッケージを詳しく見るとあの器具には使うなとか
こういう条件で使えとか細かく規定がされていますよね。
これは、従来のタングステンランプと比べて放熱の条件が厳しくなっているから
なんです。
タングステンランプは自分自身が発熱して高熱になりその延長線上で赤外線発光
をするわけで、だからその熱がランプに悪い影響なんてことはないわけで
発熱が何かまずいことになるかと言えばそれは器具でもダウンライトのような器具
に取り付けた時にランプの熱が上昇するので火事にならないように高温部分と
取付部とのクリアランスを確保したり断熱材で天井裏への熱が入り込むのを防止
したりと言った部分でありランプの保護をする物ではないわけです。

LED電球や自動車用のLEDバルブの場合には、発光したときに放出される熱を
如何に効率よく外部に放出できるかが信頼性向上の鍵を握っています。
この熱がうまく放出できないとLED素子もダメージを受けますがLEDを駆動する
駆動回路の部品もダメージを受けて目標とする40,000時間などの寿命に対して
何分の一、何十分の一という時間で点灯しなくなってしまうのです。

きちんと設計されたLED照明のシステムでは、40,000時間の寿命を迎えても
不点灯になるのではなく、明るさが初期の70%になるだけです。
約3割暗くなってしまうということです。
人間の相対的な比較では二つを同時に比較するとこの3割の差は検出できますが
一個ずつ見せられても、どちらが明るいかなどの判断が出来ないことの方が多く
50%未満や約2倍以上の差が出て初めて判別可能となるのではないでしょうか?


これなら簡単に見分けることが出来ますね。

これで騙されないように賢い消費者になってください!!


Posted at 2014/07/30 06:39:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月29日 イイね!

そろそろ自動車用も消費者保護の観点から・・・

自動車用のアフターパーツででたらめな表示が横行している。

ちなみに、標準装着の電球交換式のLEDバルブで30Wとか50Wなど
あり得ません!!

LEDバルブであってその電力が30Wや50Wが正しければ
それらの製品は放熱面積が小さすぎるために寿命は1ヶ月もありません。

ヘッドライト用などで一部FANモータを搭載したなんていう馬鹿げた製品も
見受けられますね。
確かに放熱効率としてはFANモータで強制空冷を行うことは自然空冷に
比べて同じ体積でも大きな電力に対応できます。
しかし、家庭で使われるPCなどの環境とは異なり自動車のそれも雨水や
エンジンの熱その上に過酷な振動にさらされる環境下でそのFANモータは
3年以上の信頼性を確保できるのでしょうか?

答えは、NOです。

製造するメーカーは、目先の利益だけで製品化し売切りの商売ですから
信頼性なんてどうでもいい~んです!!

PCに使われている物と同じ安価で調達可能なFANモータを搭載しただけです。

・・・でもって、話を元に戻します。

50W LED と表示されたパチ物

これらは、全てでたらめです。

CREEのLEDチップを搭載しようが、どこのメーカーの優れたLEDチップを搭載
しようが全て数時間~数週間で球切れすることでしょう。

50Wなんてあり得ません。

あるいは、広告の表示を見ると温度制御されて・・・とありますので
LED素子の温度が上昇すると駆動電流を下げて玉切れを防いでいる物もある
ようですが、それはそれで50W駆動では無いということです。

50W駆動であれば、例えば12V電源の場合には、50/12=約4.2Aとなります。

また、ある広告では、搭載しているLEDチップが5Wのチップでそれが6ヶ搭載
されているから30Wとか、5Wのチップが10ヶ搭載されているから50Wという
表示も見受けられます。

すべて消費者を惑わすでたらめな表示です。

景品表示法で規定される優良誤認に当たります。

どのような条件で駆動しても30Wや50Wの電力にはならないのです。
ただ使っている部品の仕様がトータルで30Wや50Wになると言うだけの仕様です。

使っている部品の仕様が5Wでも実際には5Wで駆動されていないのです。

家庭用のLED電球などもでたらめな表示の輸入品が摘発されて昨今新聞などを
にぎわしていましたね。

そろそろこの自動車用のアフターパーツについても正しく表示するように消費者庁
などが規制をしてもいいのではないかと思います。

自動車用のアフターパーツについては安全保護回路の搭載さえも義務付けられて
いないので各メーカーや販売者任せなのです。

家庭用などで言うところのPSEに相当する安全規格もありません。

自動車メーカーは、技術基準としてJASOに適合していることが必要でありアフター
パーツであっても自動車メーカーから発売されている物は全てこの基準をクリアして
います。
しかし、アフターマーケットのそれには基準適合の要件はありません。


およその目安ですが、30Wを放熱するためにはPCのCPUクーラーのフィンよりも
大きな面積を持つものが必要と言ったところになります。
※CPUクーラーと言ってもピンからキリまでありますので両端を除いて中間的なサイズと思っていただければ・・・。

結構でかいですよね。

LED電球の60W相当品や、最近では80W相当、100W相当品などが販売される
ようになりました。
それらのLED電球の電力は8W~15Wです。

30W・・・ということは100W相当LED電球の2倍の電力です。
そんな大きな放熱面積が見当たりますか?

だからすぐ切れてしまって当たり前なのです。

CREEだろうが日亜だろうが放熱できなきゃすぐに切れます。

また、消費者の皆さんも少し賢くなって騙されないようにしましょう。

中国製が悪いのではなく、そのようなでたらめな仕様の製品を安ければ売れると
勘違いして輸入するバイヤーそれに騙されて購入する消費者がいる限りこのような
でたらめな商品は市場から根絶しません。

商品選定のご参考にどうぞ!!
Posted at 2014/07/29 23:35:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月20日 イイね!

訃報・・・・バッテリーがお亡くなりになりました。。。w

2011年10月に交換したリビルトバッテリーがお亡くなりになりました。

二週間ほど前から、ドアロックの調子がおかしいな~と思っていました。
キーレスエントリーでドアロックを操作したときに助手席側が開錠しなかったり
あるいは、その逆で施錠しなかったり・・・。
一体なんだろうか!? やはりかなりやれてきたのでドアロック用のワイヤー
の動きがスムーズでなくなったのかな!? ・・・位に考えていました。

その後2~3日経つと今度はエンジン始動時のクランキングの音がいかにも
怪しいのです。w
やっとやっとで最初の一発目のクランキングが出来ているような今にも止まり
そうな音です。

これはやヴぁい!!
出掛けた先で始動できなくなったら一大事だ!!

・・・と、思いつつもそれから約一週間
ハラハラ、ドキドキしながらのエンジン始動で一週間経過
もうそろそろ危ないと思って適当な中古品が無いか探したのですが、
入手スケジュールの問題もあって今回はお安い新品に交換しまいた。

これで毎日のエンジン始動でハラハラ、ドキドキすることもなくなりました。
元通りの元気な力強いスタータモータの回転音!!

あっ、もちろん、ドアロックも一発で施錠/開錠可能になりました。www

前回交換したリビルト品で交換時から3年弱なのでまぁまぁってところでしょうか?

それにしても走行距離が175千だよ。www
Posted at 2014/07/20 09:15:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年05月05日 イイね!

LEDランプの選定について・・・(家庭用の交換バルブなど)

LEDランプの選定について・・・(家庭用の交換バルブなど)巷ではPSEマークの偽装などというニュースが流れておりますが・・・

さて、価格もだいぶ下がってきている照明用のLEDライトやランプですが
皆さんは選定される際の重点をどこにおいてチョイスされるでしょうか?

性能も重要ですが、価格も重要なファクターですよね。

その性能なんですが、長期安定性(寿命)についてもある程度の期待をされて
いると思います。

ここで重要なことを忘れていらっしゃるケースが多々見受けられるので一言
アドバイスを!!

寿命というのは、その機能が損なわれて役に立たなくなる事を指していますが
一部のメーカーや輸入商社の扱いによる製品では単に機能不全になるだけで
無く火災事故を招いてしまうような製品も数多く見受けられるということです。

トップ画像にありますように、電気用品安全法の基本的な要求として
製品寿命を迎えたら機能停止することは止むを得ないことではあるものの
発煙発火してはならない・・・とあるのです。

ですから、壊れて使い物にならなくなることは良いが、壊れたからといって
煙が出たり、炎が発生するような製品であってはならないことを安全基準として
要求しているのです。

そしてこの基準に合致すると認められる製品に対しては製造者または販売者が
安全基準に適合していることを示すマークPSEを表示しなければならないと・・・

寿命特性についても根拠も無くLED素子単体の寿命時間を掲載している
メーカーなどもあります。
※LED素子単体の寿命時間は周囲温度25℃で規定の放熱条件下において
  実現しうる数値です。 (理想条件下)
  LED素子やその他の部品と組み合わせて製品化されたモジュールの寿命
  は理想条件よりも悪化するのでLED素子単体の寿命よりも当然もっと短く
  なります。(モジュールの設計によっては数時間、数百時間などのことも)


上記の注意点を一言で言うと、特に注意したいのはPB(プライベートブランド)商品です。


製品選択のご参考にどうぞ


P.S.
こちらのページがPSEについて大変分かりやすく解説されているようです。
Posted at 2014/05/05 08:36:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月27日 イイね!

中国製のパワーLEDバルブはやっぱりダメだという証明です。

中国製のパワーLEDバルブはやっぱりダメだという証明です。中国製のパワーLEDバルブを評価しました。

結論:
夏場には絶対に壊れます!!

温度上昇:75℃アップ(ヒートシンク部にて)


評価したパワーLEDバルブは約6Wでした。
きっと売り文句ではこれ以上のパワーを表示しているのでしょうね!!w

その上連続点灯時の温度が上昇した時点では約4Wになっていました。
※温度上昇によるLEDチップのVf/If変化や駆動回路の温度係数などにより
  高温度時には駆動条件が小さくなるようです。

Yahoo!オークションで検索したところ、なんと!! 30Wとの表記がぁぁぁ~!!
一体全体どう考えたら30Wになるんでしょうか?

分かる方、教えてください!!www

実測の消費電流からして絶対に30Wはあり得ません!!

実測値から消費電力は最大でも8Wです。www (冷間時)


5Wのチップを6ヶ搭載したから30Wになるんでしょうか?


・・・保険の約款のように見つけづらい説明がありました。
この方の説明によると搭載されているLEDチップの定格電力の合計は30Wですが、
実際に駆動されている電力は8Wですと・・・!!www

搭載されているLEDチップの定格電力なんて無意味な説明ですね。w

実際の駆動電力も温度上昇と共に下がってしまうので説明の6割~8割程度と
考えておくとよろしいようです。www



なぜ夏場に壊れると断言しているのか・・・。

それは、周囲温度Ta:25℃のときに放熱器の温度が100℃を超えているので
温度上昇ΔT:75℃になります。

夏場のランプハウジング内部の温度を約50℃として75℃アップで放熱器の温度は
125℃となり、放熱器とプリント基板そしてLEDチップのパッケージなどの熱抵抗を
全て勘案するとLEDチップの内部温度は上限を超えていることになります。

したがって壊れます。www

搭載しているLEDチップのメーカーがCREEだろうが日亜だろうが壊れます!!w


温度上昇測定結果


正面のパワーLEDチップが2ヶ搭載されている様子


点灯時の温度測定の様子
温度センサの先端が放熱器に接触しておりズレないようにテープで固定
・・・なので厳密には、放熱器の自然対流に対してテープが抵抗となっているが
誤差の範囲とみなしています。


ご参考まで。
Posted at 2013/04/27 01:33:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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