
過剰な表記に注意といいながら自ら過剰な表記で販売する
デタラメ パワーLEDバルブ
何が過剰な表記かと言うと80Wという表記であるのに実際は12W
それでも80W表記が正しいかのような記事にしてユーザーを騙そ
うと必死な説明が並んでいる。
5WのLED素子を16個搭載しているから80Wなんだと!!
でも実際の駆動は12Wですと・・・。
なんかおかしくネ?
正しい知識で商品を購入しよう!・・・と推奨されているので
皆さんに正しい知識をおすそ分けします。www
確かに搭載されているLED素子の最大出力合計値は、
5W×16=80W
となりますね。
でも実際の駆動条件は定格ではなく定格値の15%の12Wでしか
駆動していません。
それでも広告の表記は80Wです。
これが正しい表記ですと言わんばかりですが、ナニか?
キャッチコピーもおもろいです!
「80Wの実質12W級の驚愕な明るさ」
ですって!
違うと思うんだよね。
市販の電球型LEDランプのことでも言いたいのかな?
あのランプは、フィラメントバルブの60W相当のことを60型とか
そういう表記にしてますよね。
全く80Wでもなんでもないのにそれがまかり通る自動車用アフター
パーツのデタラメ表記は行政も野放しだし・・・。
電球型LEDでは実際の明るさが足りないのにパッケージにはあた
かもその全光束を実現しているかの表記があって行政指導された
ホームセンターがありましたね。
フィラメントバルブ80W相当ならばもっと違う表記があると思うの
だが・・・。
いずれにしても、
このようなデタラメなキャッチコピーには騙されないでください。
ユーザーが知りたいのは、搭載されているLED素子の定格出力がどうか
ではなく実際に駆動されている発光出力がどうなのか?
もっと言えば、実際の明るさ(全光束)はどうなのか?
これを知りたいだけなのにそれをはぐらかして
いかにも正しい表記です・・・他店の誤った表記にご注意くださいとは・・・
あきれて開いた口がふさがりません!!
前回の記事でも記載していますが、使用可能な周囲温度に関す
る規定や記載は一切なし
明るさに関する記載も一切ありません。
LEDランプ工業会などではルーメン表示に統一されているようで
すがやはり自動車用は野放しですか・・・。w
明るさがどの程度なのかを計算で求めてみました。
消費電力が12Wなのでおよそ1,000ルーメンですね。
発光効率が100Lm/Wには到達していないと思うんですよね。
80Lm/Wで換算してみました。
それも、きっと点灯初期だけですよ。
温度上昇と共に駆動電流が少なくなってLED素子が破壊しないよ
うに保護されていると考えられます。
点灯してから5分~10分経過後には500Lmを下回っているので
はないかと想像します。
こんなちっぽけなボディーで放熱面積も少なく12Wなどのパワーは
駆動できません。
4Wでもきついでしょう。
電球型LEDの点灯時の熱さを考えてください。
60型でも8W程度の消費電力でアレだけ大きなボディーでもあの熱
さです。
こんなちっちゃなボディーでは到底ムリです。
参考にどうぞ。
Posted at 2015/05/10 13:43:24 | |
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