10ベストのクルマには、99.9万円の日産マーチから、1000万円のジャガーXJまでかなりの価格差があり、フレンドリーなキャラクターから、リッチなお嬢様気分を演出してくれる高級車まで世界観はさまざま。でも、お年頃女子の私たちとしては(?)、やっぱり日常使いからお出かけまで向き合いやすい、現実的で最も身近なコンパクトモデルの存在は見逃せません。
10ベストにノミネートされていたコンパクトカーは、スイフトのほかにポロやマーチなどがありました。さっそくこれら3台をチェックしてみました。
先ずはフォルクスワーゲン ポロから。
ポロは水平基調のグリル、スッキリとした外観を持ち合わせ、シンプルながらも存在感があるモデル。サイズ的にも昔のゴルフくらいの大きさというだけあって、車内は頭上、前後席の膝周りについても、思いのほか広々としたスペースが確保されている印象を受けます。それでいて、床面が低いラゲッジスペースは荷物の積載容量についても十分なレベルといえるでしょう。
1.2LのTSIエンジン×7速DSGといったパワートレーンも先進的でレスポンスも抜群。走りが楽しく、それでいて燃費だって負けていないところもフォルクスワーゲンの流儀。全体として、ポロは万能選手ともいえるほどの優等生ぶりを発揮してくれている存在です。
ちなみに、私たちが試乗したのは、ベースモデルとなる213万円のPolo TSI コンフォートライン15インチタイヤを装着したモデルでした。
小柄なボディサイズ、非力な女子でも適度に扱いやすい操舵感をもつステアリングフィールである点など、せせこましい日本の道路事情でも扱いやすく、3名乗車時の動力性能も十二分のパワーを発揮して、上り坂もスイスイ走っていけます。ただ、ちょっと気になったのが、ハンドルを握っていないときに耳を澄ませてみたときに、フロア側からくる走行音が高周波音として耳に入ってくることに気がつきました。とはいえ、慣れてしまえばこれが当たり前に感じてしまいそうなレベルではあるのかも。
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2010/11/30 23:50:22