セルモーター点検・清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
セルモーターを点検します。
セルモーターを外すためにはタンクやエアクリーナーBOXを外して行った方が作業はやりやすいですが、どちらも外さずにセルモーターを外します。
(※狭い場所で大変やりづらいです。)
BOXレンチ10㎜とラチェットで奥に止めてあるボルト2本を緩めます。
後は手を奥の方へ突っ込んで、指2本でボルトを緩めて、ボルトを指で挟んで取り出します。
見えない所なので手探りで外します。
2
セルモーターの手前にあるゴムキャップをめくってラチェット式のプラスでねじを外します。
(ケーブルはバッテリーのプラスからスタータリレーを経由してここに来てます。)
3
後はセルモーターを奥へ押し出せば外れます。
それから取り出します。
油でかなり汚れてました。
4
外側の汚れを拭き取ってからセルモーターを分解します。
後ろのねじ2本を緩めます。
5
カバーを引っ張ると外れますが、マグネットの力が強くて引き寄せられますので、少し力が必要です。
コイル部の胴体も前カバーから外します。
6
前カバーの内側にブラシが付いています。
内側もかなり油で汚れてましたので、パーツクリーナーを使って汚れを落としました。
7
テスターでブラシ間の通電チェック。
通常は通電してはいけないんですが、通電してます。
これは通電ではなく漏電ですね。
8
外側も細かく洗浄します。
この部分も油で汚れてましたので、おそらくこれが原因かも。
9
もう一度測定したら、通電しなくなりました。
これで正常です。
10
胴体も綺麗にして通電チェック。
ブラシが当たる部分は通電して正常です。
11
ここは通電無くて正常です。
12
ブラシも大丈夫です。
マグネットが付いているカバーの内側も汚れていましたので、きれいに拭きあげて組み立てです。
13
組付けはこちらから組付けます。
両方のブラシを押し込んだ状態でシャフトを挿入しないといけないので、これがなかなか大変でした。
14
カバーの向きを合わせてはめ込んでねじで止めて組付け完了。
15
ジャンプスターターでセルモーターが回るか確認。
問題なく回りました。
16
セルモーターをバイクに取り付けます。
奥のボルト2本で固定します。
右側(後輪側)のボルトは、バッテリーのマイナスからのケーブルも共締めです。
セルモーターを入れ込む前にボルトは外しておきます。
17
狭くてセルモーターを回転させるのも大変なので、ある程度向きを合わせて入れ込みます。
後はギア部を手前に差し込むと本体に嵌ります。
一番奥まで押し込んでしまうとボルトの止め穴とずれてしまいますので、少し隙間を開けます。(4~5㎜ぐらいかな?)
ボルトの取り付けはボルトを指2本で挟んだまま手を奥に突っ込んで、そのままネジ部に差し込んで指2本でボルトを回して固くなるまで締めていきます。
後輪側はケーブルも共締めです。
後はラチェットを使ってしっかりと締め付けです。
(ボルトの取り付けが一番大変です。)
18
プラス側のケーブルも取り付けて終了です。
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