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まずは箱をオープン!色々と入っているが、SDカードは付属しないモデルがあるので注意だ。
使用工具は多々!内装剥がし工具、ニッパー、8mmスパナ、10mmスパナ、プラス/マイナスドライバー、カッター、タイラップ、両面テープ、ビニールテープ、ハサミ位は普通に使うことになるだろう。
私の場合は加工もするので、他にもとなるとドリルやサンダーなども出てきてしまう程に色々と使った。
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時間に追われていたため写真は殆ど撮っていないので、後日加えられればアップデートするが、まずは純正ミラーを外し、ドラレコのミラー本体を取り付ける。
純正ミラーの取り付け部分はカバーが付いているので、これを内装剥がし工具で外す。プラスチック製の工具だと外しにくいので、金属製のものを使うと良い。ただし、ガラスを割らないよう、細心の注意が必要だ。
純正ミラーは爪でロックされているので、爪を押しながらミラーをルーフ側に押し上げると外れる。
純正ミラーが外れたらフロントカメラを説明書に従い取り付ける。このときの位置はドラレコ本体のミラーを借り取り付けしてきちんと位置合わせをしないと、後で大変なことになるので注意が必要だ。
3
ミラーから出ているケーブルをケーブル隠しの留め具に差し込んで両面テープのフィルムを剥がし、良い位置に貼り付ける。
ケーブルカバーは丁度良いところでカットする必要がある。
フロントカメラ、ドラレコ本体を取り付けた状態は後日アップする予定。
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フロントカメラを付けた状態の写真。位置はフロントガラスの20%を遙かに超えているが、法律としてはミラーの裏に隠れてしまい視界の邪魔にならなければ良いとあるので、この状態でも問題はない。ただ、車検の検査員によってはNGを出すかもしれない。
実際に、ルームミラーの裏になって全然カメラは見えない。下からのぞき込めばそれは見えるが、その体勢だと運転はできない。
4
Aピラーのカバーを外し、配線を通していく。私は「暖簾分けコネクター」を使用して接続するため、運転席側に電源ケーブルを持ってきている。
助手席側はGPSアンテナケーブルを通している。
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暖簾分けコネクター」を使用して接続するため、付属しているヒューズはカットしてヒューズ管に置き換え、ギボシ加工して暖簾分けコネクターへ接続した。
この加工にはカシメ工具と半田、熱収縮チューブ、ビニールテープなどを使用。
安全のため、加工後でも全てのケーブルを通し終わるまで接続しないでおく。
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リアカメラ。左はトヨタ純正、右がMDR-A002Aのカメラ。当初は時間の関係で純正を通常通り取り付け、A002Aのカメラをリアガラスの上部に貼り付ける形で取り付けた。
ただ、A002Aのカメラに付いているステーは室外に取り付けるためのものなので、そのままでは対応できない。取り付けが水平になるよう、ステーを自作する必要がある。
ここからはA002Aのカメラをトランクスポイラー標準のカメラ取り付け位置に取り付けたので、その作業を記載していく。
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A002Aのカメラをトランクスポイラーに取り付けるには、ステーを自作する必要がある。0.5mmのアルミ板を切ってこのようなステーを作成した。
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ステーにカメラを取り付けたところ。
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ステーを作るにはトランクスポイラーをバラす必要がある。
トランクスポイラーはトランク裏からナットで6カ所、ビスで4カ所留まっている。全て8mmのスパナかボックスレンチで外す。ボックスレンチの場合、かなり長めのものが必要となる。
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トランクスポイラー裏側。カメラ部分にはメクラ蓋が2本のビスで留まっているので、それを外す。
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作成したステーを使ってカメラを取り付ける。
写真では分からないが、固定と防水を兼ねて、薄いゴム板を切り抜き、カメラ前部に両面テープで貼り付け、トランクスポイラーの間に挟まるようにしてカメラを固定した。
ゴム板はレンズ部分にかからないよう、円形切り抜きカッターを使ってレンズ部分を切り抜いている。
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トランク内側にケーブルを通すため、トランク側にあるプラスチックのメクラ蓋を外して加工、このように穴を開ける。
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純正バックカメラに付いているゴムパッキンを切って外し、A002Aのリアカメラのケーブルに取り付け、このような状態にする。
ホームセンターでゴムパッキンを購入してもよい。
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配線を通してパッキン類もはめ込んでトランクスポイラーを元に戻せばカメラ取り付けは完了。
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写真は無いが、ここからが大変。本体から持ってきた配線をどうトランクまで持ってくるか。普通にやっては通らないので、カメラ側のケーブルを途中でぶった切り、トランクの蓋と車内を繋ぐゴムの蛇腹にケーブルを通す。
これが骨が折れるのだが、ワイヤー通しを使って通していくが、バックランプや純正バックカメラ用のケーブル類の元となるコネクターがトランク内にあるので、これを外しておく。
更に、そのケーブルを固定しているタイラップ付きのクリップがあるのだが、これを壊さないよう上手に外しておく。
蛇腹のゴム部分を外し、車体側に残ったプラスチックの部分を剥がす。
このプラスチックは4カ所の爪で止まっているので、マイナスの精密ドライバ等で上手に外す。これを壊すと大変なことになるので注意が必要だ。
ここまでバラせれば、ワイヤー通しも通りが良くなるので、ケーブルも楽に通せるはず。
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元に戻して切ったケーブルを繋げる。シールドされているケーブルなので、半田できちんと接続し、収縮チューブで絶縁する。なお、アースの銅線は絶縁しないでおき、アルミホイルを1センチ程度の幅で切り、修復した部分に巻き付けてからビニールテープで絶縁する。
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後は全てのコネクターを間違えないように接続し、ケーブルを綺麗に取り回して処理し、内装を戻して完了。
ここまでトータル36時間ほどかかった。
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作ったステーの寸法は図の通り。使う場合は自己責任でお願いします。
穴位置はカメラ等によって異なるので記載していない。
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