ドア凹み修繕（シロウト作業）

2024年10月3日
アホな理由で運転席側のドアを凹ませてしまいました。
駐車場にあったポールを巻き込んでしまったんです。
人で無かった事を幸いと思うしかないです。

翌日行きつけのモータースで診てもらいました。
板金するよりドアを中古に交換する方が安く上がるのですが、色々探してもドアの中古は無く板金で見積もりをお願いする事に。

ドアの中古が見つからず、板金屋からの連絡も無い。
待たされるとロクな事をしません。
自分でドアの裏から押してみたり、叩いてみたり。
結果ドアモールは真っすぐに出来たのですが、ドアの凹み自体は余計に酷くなってしまいました。
理由が理由だけにもはや逆にプロに修理に出すのが恥ずかしい。
板金屋の見積もりをキャンセルし、ここは自分で直すと決意。
ある意味これが全塗装の決意にもなってます。

ドアを凹ませて７ヶ月・・・やっと修理に掛かりました。
凹んだ所はパテ盛りするしかないと思ったので、凹んだ所を磨いて塗装を削り落とします。

塗装を取って地金を出したら脱脂と磨いた粉を除去。

凹みがあるパテを盛る必要がある所にマーキングしました。

厚つけパテを用意しました。
主剤と硬化剤をプラ板の上でヘラを使って練って混ぜます。

凹みの場所にヘラを使ってパテを盛りました。
なるべく早く盛らないとパテが固まってきて、塗ってて巣が出来てしまいます。
この後削って均す事を考えて多めに盛りました。

パテを塗って１時間放置すると硬化するので削る事が出来ます。
ダブルアクションサンダーで全体を均す様に削り、細かい所は手で削りました。

パテを削って均したら次は塗装なので、脱脂します。
ワタシがしたのはケミカル脱脂洗浄です。
アルカリの強い洗剤で洗浄して脱脂して、水で流す事で磨き粉を落とします。
この後、水気が残らないようにドライヤーを使って完全に乾燥させました。

パテの部分に非鉄バインダーを塗布して塗装との密着を強化します。

塗装。
最初は透けますが重ね塗りをしていくと下地は見えなくなってきます。

４度塗りをして完了。
パテは盛ったつもりでしたが、色を塗ってみたら結構平らでした。
シロウトのワタシが初めてする作業なので、完全に綺麗なんて求めてません。
目的としては　凹んだ所を目立たなくする　というハードルの低いモノに設定しています。
本当に綺麗に直したいのなら、スキルを積むかプロに任せるかしないといけません。