蒸し返すワケではありませんし、私が書き起こすこと自体に意味があるのかということもありますが・・
引き金となった35号のZ33オイル漏れ
この方のブログのこの写真(小さく引用、
詳細はリンク先でご確認を)で判る通り、前の周の逆バンクですでにご覧の通りで、すでに自らのオイルでハーフスピン状態
その後、
NAORYUさんの動画を見ると、1コーナーのレコードラインにくっきり確認できるほどのオイルが・・
オイルに乗ってしまった車はブレーキを踏んだ瞬間にコントロール不能
70号車はコントロールを失った瞬間にアウト側にコースアウトしガードレールに(幸いにも?)浅い角度でぶつかってます。
これに対し63号車は真っ直ぐに激突・・・
こちらのブログをご覧ください
通常設置してあるスポンジバリアがなくタイヤバリアのみになってますが、これはFIAが火災防止の為に禁止してる為とのことで、この日WTCCが併催してる為の処置らしい(もちろんF1もNG)
そしてドライバーはHANSシステムを着用してなかった。
HANSとはHead and Neck Supportの略でサポート部分を4点以上のシートベルトで固定し、ヘルメットとベルトで繋げ、衝撃時の前への反動の動きを制限させるデバイスで、上位のカテゴリーのレースなどでは装着が義務化されています。
これを受けてS耐では来年からHANS着用が義務化されるとのこと・・
HANSやシートベルト、ランオフエリア、オイル漏れ車の処置が適正かなど含め現時点で明確に検証された訳ではありません。
現状で判明してることを事実として書き連ねました。
最後にやはりこれだけは言いたい・・
日本・・いや世界の2輪レース界の宝だった加藤大治郎死亡の大きい要因はランオフエリアの狭さとされ、それが改善しないとMotoGPは行われないことになっています。
今2輪日本GPは茂木開催。茂木は鈴鹿と同じ経営・・・つまり、鈴鹿で開催されないことは経営的にあまり問題にならないどころか、うがった見方をすると稼働率の低い茂木を有効活用するにはかえって好都合・・
今回のOSAMU選手の事故も他のコース並に広ければ助かった可能性がありますし、その後の2輪の事故では構造的な問題は明らかです。
F1では鈴鹿は7速全開・・つまり300キロオーバーで1コーナーに飛び込みます・・ここでもしなんらかのトラブルがあったら・・想像しただけで寒気がします。
今年50周年を迎えた日本の名サーキットの未来永劫の為にもOSAMU選手の死を無駄にしない為にも教訓にしなければなりません・・
ブログ一覧 |
その他レース | 日記
Posted at
2012/10/30 22:16:37