古いレースファンにとっては正にレジェンド、若い人でも結構名前は知ってるであろう、生沢徹
日本のレースシーンの創世記後、レースはヨーロッパでF1を目指し戦うべしと、単身ヨーロッパで成績を残した伝説の生沢徹
今年、ヨーロッパでF1を狙って直下カテゴリーで戦うのは、佐藤公也一人のみ(伊沢はホンダ枠なので、純粋な海外チャレンジとは別枠)。
この状況を考えれば、1960~70年代に単身ヨーロッパで日本人が戦うことがいかに凄いことが判ろうというもの
その先駆者としてので伝説は、日本人で今でも唯一の存在である、ポルシェワークスドライバーとして活躍したことに終結される様に思う。
その生沢氏は今、70歳を越えても活躍なさっておられる・・・
まあ、今は彼にとって余生を趣味の時間で過ごしてる程度かもしれないが、我々の常識以上の領域であり、その欲求と行動力は現役時代の生き方を見れば当然かもしれない。
最近は現役時代の縁と趣味が合致したポルシェコレクターとしても有名で、なんでも60台以上の貴重なポルシェを所有しているのだとか・・・
そのうちの一台をi&iやチーム生沢時代から生沢さんと共にしてきた宮坂さんの好意で見せて頂いた・・・
ところは先週の袖ヶ浦フォレストレースウエイ・・、ヒストリックレースイベント、サイドウェイトロフィー
1969年までの極力オリジナルの状態で戦う、拘りのレースイベント
中核はロータスエランや、下位クラスはミニが主力
そこへ唯一のクラシックポルシェを持ち込んでいるのが生沢氏
1968年式のポルシェ911T、その状態はエンジンルームを覗くと、それこそ新車以上のコンディション
レース用に交換されたパーツ以外はオリジナルに拘り、エンジンルームのラベル類一つとってもオリジナル状態とのこと・・
最小限に貼られたステッカー類も当時のものと同じであり、生沢氏の代名詞でもあった丹頂鶴のステッカーも
宮坂さんに色々説明して頂いたが、ここでは説明しきれないので・・・
この日、午前の予選では、ほんの数ラップ走っただけでポールポジションをゲットし挑んだ決勝レース
スタートを決め、トップを走るも3周目の4コーナーで突然のエンジンストップ
レース後確認するとデスビのマグネットがバラバラに・・・
車は完璧に仕上がってたハズで、事前のテストも万全だったとのことで、これもレースという典型的なリタイヤ・・・
このサイドウェイトロフィーというイベント・・・コスチュームも60年代に拘り・・・グリッドガールも60sファッション
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有志による運営で続く素晴らしいイベント
バイクの模擬レースもあり、博物館でしかお目にかかれないブリジストンのバイクなど走っておりました。
ワンコもリード付きで参加OKということで、うちのもサーキットデビュー、老犬の余裕かwこの程度のエンジン音は平気の様子
生沢徹とヒストリックカーレースに浸った一日でありました。
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ポルシェ | 日記
Posted at
2014/05/20 21:55:03