残念なことに鈴鹿でWTCCと同時開催されていたスーパー耐久で死亡事故が起きてしまいました。
午前の第一レースの11周目・・
前を走る#35のZ33がオイルを巻き、そのオイルに乗った#70のNSXが1コーナーでクラッシュ
その直後に#63のZ33が助手席側からクラッシュ
ドライバーのOSAMU選手は意識不明のままドクターヘリで搬送されましたが、残念なが亡くなられました。
OSAMU選手こと中嶋修選手はジュニアフォーミュラからFポン、スーパーGTまで経験がある大ベテラン、彼のS耐のZ33は奥さんと娘さんの名前を付けていましたが、そのマシンで命を落としました。
ご存知の様に鈴鹿サーキットはF1などでもチャレンジングコースとして評価が高いコースです。
その一方で基本設計が古い為、コース幅は狭く、さらにランオフエリアが狭いのでそれにより命を落とす方が居るのもまた事実としてあります。
バイクではモトGPで加藤大治郎が命を落とし、それ以降FIMから安全性に問題ありということで日本GPは行なわれていません。
毎年少しずつ改修していていますが、まだまだランオフエリアが不十分なコーナーだらけです。
今回の事故は助手側のほぼ正面からのクラッシュでの頭部損傷ということで、どんな状況でのダメージだったのか今では想像するしかありませんが、1コーナーのランオフエリアが広ければ命を落とすようなことは無かった可能性は十分あります。
私も鈴鹿を走って、そのチャレンジングなレイアウトを少しですが体感しました。同時にその狭さから怖さも身にしみました。
素晴らしい鈴鹿をどうかもっと安全なコースに進化させてください。
ご冥福をお祈りします。
Posted at 2012/10/21 23:07:23 | |
トラックバック(0) |
その他レース | 日記