ついに、F1 2016シーズンの始まりを告げるニューマシン発表ラッシュが始まりました。
先陣を斬ったのは、ウイリアムズ、メルセデスもニューマシンW07を既にシェイクダウンテストを済ませ、その姿をちょい見せ・・・
そして、打倒メルセデスの本命フェラーリがニューマシンSF-16Hを先ほど発表しました。
今年は、コンサバチェンジが多いと予想される中で、フェラーリはかなりの変更を入れてます。
まず、目を引くのはカラーリング、1970年代の312Tを思い起こさせる白を多く取り入れたカラーリングは、ウケがよさそう・・・
逆に、ネガティブ反応を強烈に浴びそうなのが、突起が付いてしまった醜いノーズ(^_^;)
しかし、注目すべきはそれらでは無く、予想通りプルロッド方式を止めコンベンショナルなプッシュロッドを採用したフロントサス。
さらにリアフロア周りのレイアウトを大幅に変更、フロア上面の構造物を排除し強烈な絞り込みと空間の確保に成功してます。
これは、ギアボックスケースから大幅変更しないと実現せず、さらにクーリング対策必須です。
フェラーリは、さらにパワーユニットレイアウトもかなり手を入れたと言われており、それも含めると、近年のF1ニューマシンではかなりの野心作と言えるでしょう。
対する、ウイリアムズはFW38を発表、確かに絞り込みなど変わってますが、その変化は大きくない。
ウイリアムズは見た目以上に変わってると言ってる様ですが、それではウイリアムズの弱点を克服出来そうには思えません。
ウイリアムズの弱点はダウンフォース不足で、この淡泊なボディワークでは根本的解決は不可能ではと考えますが、そこが変わってない。
もう一つの弱点は、パワーユニットで、そこはメルセデスから制限されている為、彼らだけでは対処不可能・・・
もしかしたら、PUの弱点を抱えたまま勝つには、低ドラッグ特性を継続しそこで勝負しようとしているのかもしれません。但し可能性があるのは特性の合うほんの少しのサーキットのみ・・・
メルセデスはティザー画像でノーズだけを見せて、コースを封鎖しシェイクダウンテストを行いました。
自ら余り変わらないと言ってる様に、おそらく、小さな変更のみと思われます。
明日以降も怒涛のニューマシン発表ラッシュです。
Posted at 2016/02/19 23:48:13 | |
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F-1 2016 | 日記