Frank Sladeのブログ一覧

ブルースを基盤としたその歌唱力,｢和製クラプトン｣とも称された味わいのあるギター･プレイ,素朴で照れ屋な人柄も彼の魅力だった。〜wikiより。そうそう,オトコっぽい骨太の彼の歌からはちょっと意外なお人柄。でも似顔絵描いてて分かりましたょ,やっぱり顔に出るんですね。あっそうそう,彼はイラスト描くのが好きでスタッフの似顔絵を良く描いてたんですって! おぉ〜グッと近づきました 笑




ん〜、カッコいい〜！






『全ての夏をこの一日に・・・』というアルバムのジャケットは彼のイラストです。

最初は、YouTubeをランダム観してて見つけたんですが私しゃ魂消ましたよ！そのギターテクニックももちろんなんですが、なんつっても楽しそうにギターを弾いていて、聴いている＆観ている側もノリノリになってくるんです。という訳で、彼の場合音だけじゃなくて映像もセットにして聴くと1+1＝3です。ブラボー（^ ^

ギブソンからアーティストモデルが出たのは日本では3人。順番としてはB'zの松本孝弘、奥田民生、斉藤和義。松本さんは別として、後の二人はな〜んか似てますよね、曲も、歌い方も、そして顔も（^ ^　もちろん似顔絵タイムのBGMはちょい古いけど『股旅』と『29』でした。

この前斉藤和義さんの似顔絵描いたら,嫁に行ってる妹から「斉藤和義,大〜好き」メールが来て,そんな事初めて聞いたので魂消たんですけど,まぁそれは良いとして,んじゃNo.1はどの曲よ?って聞いたら,「全部良いから私しゃ選びきらないけど,小学校6年の娘は『月光』と」。小6女子が〜!,それがどーも気になっていて,再び斉藤和義。小6の一言で,改めてその奥深さにやっと気づいた54歳でした (＾＾

たぶん東京新聞のこのコラムを書いてる方と私、同じ年代なんでしょうか、昨日の通勤電車内で読んだ記事でシーナが亡くなったって知って、私も動揺した一人です。検索したら我が家のiTunesにもアルバムが1枚あったので、今日のBGMは元気良くシーナ&ザ・ロケッツでいきますか！謹んでご冥福をお祈りいたします。




筆洗
【2015年2月17日 東京新聞】

　「ロックンロールはたぶん、君の苦悩を解決しないかもしれない。それでも、
苦悩ごと、君をダンスさせるんだ」。ザ・フーのピート・タウンゼントがロック
音楽について語っている▼苦悩と困難が絶えず押し寄せてくる青少年期のための
音楽であろう。したがって人生とうまく折り合える方法を覚えた大人には暴力的
な叫び声にしか聞こえない。ロックとは「大人」が聞けば顔をしかめ、それを聞
く子どもを見れば、思わず心配してしまう種類のものである▼この人たちの音楽
も若い世代を熱狂させた。そして「大人」の神経を逆なでしたはずである。シー
ナ＆ロケッツのシーナが亡くなった。敬称は付けない。それが流儀だろう▼初め
て見たのは一九八〇年の「夜のヒットスタジオ」だったはずである。艶（なま）
めかしさ、格好良さ、危険さが心をロック＝揺さぶった。苦悩ごとダンスさせた
▼最後にその声を聞いたのは昨年九月の土曜の夜だった。会社を出る。日比谷野
音から漏れる、しゃがれた声に足を止める。まだやっていてくれるんだ▼＜王貞
治が６番を打つ日／ぼくは　革命的な詩をかいているだろう／詩をかきながら　
煙草（たばこ）をふかし／この日常性にいらいらしているだろう＞。長谷川龍生
さんの「王貞治が６番を打つ日」。熱狂をくれた運動選手の衰えとロックンロー
ラーの死は世話になった世代をひどく動揺させる。