7月31日の埼玉知事選
投票率、全国史上最低24.89%
民度が日本一低いと認めたような
もんです!
この関心の低さはなんでしょうか?
私も埼玉に住んでいるのでとても悲しくなります。
25%にも満たない投票率で当選しても嬉しくないよね、上田さん。
埼玉県民の総意とは言えないですし。
埼玉知事選の投票率、全国史上最低24.89%
【2011年8月1日 読売新聞】
これまで最も低かった1981年・千葉県知事選の25.38%より0.5ポイント
近く落ち込んだ。何が起きたのか。
埼玉県知事選の投票率は、1990年代に32〜33%台まで下がった。
土屋義彦・前知事が3選を果たした2000年は59.19%に上がったものの、
上田氏が初当選した2003年は35.80%、前回2007年は27.67%と落ち
込み、今回も低落に歯止めが掛からなかった。
県政2期8年への「信任投票」と位置づけ、当選を確実視した上田陣営が
目標としたのは、前回獲得した109万票を上回る130万票。
3期目での引退を明言する上田氏の求心力低下を防ぐには、圧倒的な得票
が必要と考えたためだ。陣営は「敵は投票率だ」と強調した。
しかし結果は約119万票だった。
「今回の選挙は眠っている」。街頭演説の様子を眺めながら、そう嘆いた
のは、上田氏の選挙を長年支援してきた参謀だ。
選挙中、表情は曇ったままだった。
上田氏が実績を示すパネルを使って演説に工夫を凝らしても、足を止める
有権者はまばら。
「前回と比べ、握手を求める人数もかなり減った」。
陣営が危機感を募らせるほど、選挙戦は盛り上がりを欠いた。
民主、自民、公明各党の与野党相乗りがまず、有権者の関心をそいだ原因
だろう。
投票率27.14%の2005年・広島県知事選、28.09%の96年・栃木県知事選も、
相乗り候補が共産党候補と戦う構図だった。
国政問題に取り組もうと力を入れる現職と、地域や生活の変化に直面する
有権者との関心のすれ違いも無視できない。
上田氏の目玉政策の一つは、グローバリズムに対応するためアジアに進出
する企業育成策「埼玉・アジアプロジェクト」。
こうした政策が、選挙戦の争点になることはなかった。
地元経済界の関係者からは不満の声が漏れていた。
「福祉施策で高齢者に安心感を与え、内需を伸ばす方が先なのに」
各党には上田氏支援に力が入らなかった事情がある。
世論受けするプロジェクトにこだわる上田氏に対しては、「国政復帰を
視野に入れている」との見方が広がった。
仮に上田氏が知事選で圧倒的な得票に成功し、2013年に任期満了を
迎える衆院選に出馬すれば、各党にとって手ごわいライバルとなる。
自民党県連幹部はこう予言した。
「次がない知事なんて求心力は低下する。当選した日から4年後の
『ポスト上田』探しが始まる」
Posted at 2011/08/01 23:05:44 | |
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