なんだかんだ言っても
一度も働いた事がなくって
たぶん社会性ゼロでも
要は机上論で芥川賞取れたのは
すごーいと思うのですが…。
そんなもんなんでしょうか?
母の力でしょうか?
「都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」 田中慎弥さんの受賞会見
【産経ニュース 2012年1月17日】
「共喰(ともぐ)い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さん(39)は、ジャケットに
紺のタイ、デニムパンツという服装。5度目のノミネートを経ての受賞だったが、そ
の顔に笑みはなく、浮かない表情で会見場に登場。脱力したような、斜に構えたよう
な態度で席についた。
――まず一言
「確か、(米女優の)シャーリー・マクレーンが何度もアカデミー賞にノミネート
された末にようやく取ったとき、『私がもらって当然だと思う』と言ってたらしいが、
だいたいそういう感じです」
《会場、爆笑》
「4回も落とされたので、断るのが礼儀といえば礼儀。でも私は礼儀を知らないので、
(芥川賞を)もらうことにした。断って、気の小さい選考委員-都知事が倒れて都政が
混乱してはいけないので。都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる。
もう、とっとと終わりましょうよ」
《体をひねって嫌がる田中さん》
――今回は東京ではなく地方在住の作家の受賞が目立つが
「感想はありません」
――他の受賞作については
「読んでないのでわかりません」
――5度目の候補で受賞したことについて
「1回目で受賞するのが一番いいんで。5回目だとまぬけです。もうやめましょうよ」
――田中さんは「自分は働いたことがない、働いたら負けだ」と以前話していましたが、いま仕事の見つからないニートの方に一言あれば
「人によって状況が違うので他の人に言うことはありません。私は本を読んで小説を書いて、小説家になっただけです」
――田中さんは携帯を持っていないが、今日はどのようなかたちで受賞の報を受けたのか
「都内の飲み屋で待っていました。プリぺイド方式の携帯を編集者が持ってきて、(受賞の報を)受けました」
――どなたかに知らせましたか
「母に」
――お母さまは何と?
「『良かったね、おめでとう』だけです」
――文学振興会から受賞の報を受けたとき、どう返事したのですか
「ちょうだいします、と」
――今回の受賞を受けて、心境の変化はありますか
「気持ちの変化はありません。私には意欲がありません」
――故郷・下関への思いを教えてください
「非常に乾いた街です」
――受賞によって下関を離れるとか、書くスタイルは変わりませんか
「今までどおりです」
――シャーリー・マクレーンと同じく受賞は「当然だ」ということですが、当然とは?
「当然だから当然です」
――選考委員の石原慎太郎氏に一言
「おじいちゃん新党結成に向けていそしんでいただければ」
――地元の恩師の方からもお祝いの声が寄せられています
「それは嘘ですね、私は教師に嫌われていたわけですから」
――不機嫌なのはなぜ?
「とにかくやめましょうよ。私は円城さんのように丁寧にできないので」
――今日はお酒は飲んできたんですか
「ワイン2杯くらいです」
――たくさんの人の前で話すのは嫌いなのですか
「こんな場所で話すのが好きな人はいないでしょう。政治家じゃないんだから」
――最近講演などもされているそうですが
「それは、ギャラが出るんで」
《終始、不機嫌な様子の田中さんだが、過激な発言に会場は時折、苦い笑いに
包まれた。果たして芝居なのか、本心なのか…》
アハハハ〜!
Posted at 2012/01/19 21:39:33 | |
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