実家がラブ・ホテルで10代の頃からそこで働き、今じゃ大学生と高校生の母親。そしてゴールデンボンバーの大ファン… そういうオバサンがどういう小説書くんだろうか?って興味津々、ん〜『ホテルローヤル』読みたくなったゾ(^ ^ v
直木賞受賞・桜木紫乃さんは金爆の大ファン 鬼龍院とおそろいTシャツで登場
【2013年7月18日 スポーツ報知】
第149回芥川・直木賞選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、直木賞は
桜木紫乃(しの)さん(48)の「ホテルローヤル」が受賞した。桜木さんはロックバンド
「ゴールデンボンバー」の熱烈なファン。東京会館で行われた会見でも、リーダーの鬼龍
院翔(29)愛用の模型会社「タミヤ」のTシャツを着用、猛アピールした。芥川賞は藤野
可織さん(33)の「爪と目」に決まり、初ノミネートされたマルチクリエイター・いとう
せいこうさん(52)の「想像ラジオ」の受賞はならなかった。
会見の冒頭。「タミヤ」のTシャツを着ている桜木さんに、当然ながら質問が飛んだ。
「なぜタミヤ、着ているんですか?」。桜木さんの答えはシンプル。「ゴールデンボンバー
の影響です。このシャツも自分でカスタマイズしました」。ありがとうございました、と
アッサリ質問を打ち切った質問者に「え? もっとないんですか?」と物足りなさそうに
苦笑いした。
金爆のなかでも、鬼龍院の大ファン。「翔さんの言葉の選び方がスゴイ」と、歌詞から
小説のヒントを得ている。「『抱きしめてシュヴァルツ』って曲を聴いて好きなんですが、
その歌詞のなかに『慰めて隅々まで』ってあるんです。これは、斬新な言葉だと思いまし
たね」。さらに担当者からは「賞を取ればゴールデンボンバーのオールナイトニッポンに
出られる」との約束まで交わしたそうで、「ここで言っておけば実現しますかね」と笑顔。
どこまでも“金爆愛”を貫いた。
受賞作「ホテルローヤル」は、ラブホテルを舞台にした連作短編集。実家はラブホテル
を経営しており、表題もそのホテルの名前から付けた。
父親が、ラブホテル経営に乗り出したのは桜木さんが15歳のとき。資金は全部、借金。
「家族全員がホテルに使われているような状況でした」と振り返る。「10代からずっと見
てきて、いつかここを舞台にしようと思ってきた。ホテル屋の娘でよかったなと思います」
と桜木さん。内容は全部、フィクションだが、自らと家族の苦労が報われた瞬間だった。
01年の「ラブレス」に続く2度目のノミネートで得た栄誉。今は北海道江別市に住み、
大学3年の息子、高1の娘がいる。「子どもたちには頑張って続ければ必ず何かにつながる
ことを伝えることができた。うれしいです」。声をやや詰まらせながら、この時ばかりは
母の横顔を見せた。
彼の真似のようで… 『ワケ−』って思うのは嫌いじゃないけど 笑

Posted at 2013/07/30 05:57:56 | |
トラックバック(0) |
本 | 日記