研究室では祖母から貰ったかっぽう着!なんて、い〜ですね!可愛くて、とっても優秀で、山中伸弥教授のiPS細胞より簡単に万能細胞を作っちゃった。なんだか難しいけどとてつもなく凄い研究みたいです。こういうニュース見ると、日本の未来も明るいな〜。
負けん気培養、30歳大発見 STAP細胞 小保方晴子さん
【2014年1月30日 朝日新聞】
【野中良祐】 いつも研究のことを考えています――。世界を驚かす画期的な新型の
万能細胞(STAP〈スタップ〉細胞)をつくったのは、博士号をとってわずか3年
という、30歳の若き女性研究者だ。研究室をかっぽう着姿で立ち回る「行動派」は、
負けず嫌いで、とことんやり抜くのが信条だ。
「やめてやると思った日も、泣き明かした夜も数知れないですが、今日一日、明日
一日だけ頑張ろうと思ってやっていたら、5年が過ぎていました」
28日、神戸市内の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターでの記者会見。
無数のフラッシュの中、小保方晴子(おぼかたはるこ)さんはこれまでの日々を振り
返った。
■化学畑から挑戦
千葉県松戸市の出身。2002年、早稲田大学理工学部に、人物重視で選考するA
O入試の1期生として入った。当時、面接で「再生医療の分野に化学からアプローチ
したい」とアピール。ラクロスに熱中し、「日々、大学生の青春に忙しかった」とい
うふつうの学生生活を送っていた。
応用化学科の研究室で海の微生物を調べていたが、指導教官から「本当は何をやり
たいか」を問われ、最初の夢を思い出し、大学院から、再生医療の分野に飛び込んだ。
小保方さんを大学院時代に指導した大和雅之・東京女子医大教授は「負けず嫌いで、
こだわりの強い性格」と話す。一から細胞培養の技術を学び、昼夜問わず、ひたすら
実験に取り組んでいた。半年の予定で米ハーバード大に留学したが、指導したチャー
ルズ・バカンティ教授に「優秀だからもう少しいてくれ」と言われ、期間が延長にな
ったという。ここで、今回の成果につながるアイデアを得た。
研究の成功に欠かせない特殊なマウスをつくるために、世界有数の技術をもつ若山
照彦・理研チームリーダー(現・山梨大教授)に直談判。ホテルに泊まり込みながら
半年以上かけて、成果を出した。
今回の発見について、小保方さんは「あきらめようと思ったときに、助けてくれる
先生たちに出会ったことが幸運だった」と話す。理研の笹井芳樹・副センター長は
「化学系の出身で、生物学の先入観がなく、データを信じて独自の考えをもっていた。
真実に近づく力と、やり抜く力を持っていた」と分析する。
■かっぽう着愛用
昨年、理研のユニットリーダーになった小保方さんは、自身の研究室の壁紙をピン
ク色、黄色とカラフルにし、米国のころから愛用しているソファを持ち込んでいる。
あちこちに、「収集癖があるんです」というアニメ「ムーミン」のグッズやステッカ
ーをはっている。実験時には白衣ではなく、祖母からもらったというかっぽう着を身
につける。
研究をしていないときには「ペットのカメの世話をしたり、買い物に行ったりと、
普通ですよ」と話す。飼育場所は研究室。土日も含めた毎日の12時間以上を研究室
で過ごす。「おふろのときも、デートのときも四六時中、研究のことを考えています」
【東京新聞より】

Posted at 2014/01/31 06:06:20 | |
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