彼が論文の共著者であり、小保方さんの上司。それにしても早く真相をはっきりさせないと、みんなが知らないうちに憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認、なんてことが決まっちゃいそうです。こまった(o_o ;)
<小保方騒動>“もう1人のキーマン”笹井氏が雲隠れ
【2014年4月11日 東スポ】
新型万能細胞「STAP細胞」論文をめぐって今日9日に会見する理化学
研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の騒動で、もう1人のキ
ーマンとみられている人物が雲隠れしている。小保方氏の上司であり、論文
の共著者でもある理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センタ
ー長(51)だ。週刊誌などでは小保方氏との個人的な関係が報じられたが、
張本人の小保方氏が会見することで、今後は公の場に出てこざるを得ない。
笹井氏が、論文の執筆過程を詳細に知り得る立場にあったのは間違いない。
理研関係者は「笹井氏も会見する意向を持っています。やるとしたら、東京
でやると調整を進めています。ただ、体調が万全ではないので、いつになる
かは分かりません」と話す。
笹井氏と同じく体調不良の小保方氏は9日、記者会見に臨む。8日には理
研に対して不服申し立てをし、受理された。9日には入院している病院から
会見場に向かうとみられる。
論文問題では、上司である笹井氏の責任も小保方氏に劣らない。1月末の
STAP細胞公表時には、喜色満面で記者会見に登場。その際、報道陣向け
にiPS細胞と比較した資料を配布。STAP細胞の方が作製が簡単などと
書かれており、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大教授
(51)の反論を招いた。のちに理研は比較資料を撤回した。科学ジャーナ
リストは「あの資料はとんでもないミスだった」と笹井氏批判を強めている。
論文に数々の疑問点が浮上してくると、笹井氏は公の場から姿を消した。
1日に行われた理研の調査委員会の最終報告についても笹井氏は「共著者
の1人として心よりおわび申し上げます」と書面でコメント。「文章を書き
上げる面で他の共著者に教授・助言をする役割を主に担っており」と論文に
おける自身の役割を説明し「若手研究者の過誤の予防のための指導を徹底で
きなかった点も大変悔やまれます」としたが、あくまで自分は不正を知らな
かったという見解だ。
小保方氏の会見では、笹井氏とのやりとりが詳細に明かされるとみられて
いる。どのような経緯で論文投稿に至ったか、不正と指摘された点をどこま
で笹井氏が把握していたか、かっぽう着などメディアを意識した広報戦術に
笹井氏がどれだけ関与したかなどが明らかにされるはずだ。
小保方氏の意向に対する説明も笹井氏には求められる。「笹井氏は研究不
正をしたとは認められていませんから、不服申し立ての権限はありません。
何のための会見かというと、本人の口から説明がしたいということになりま
す」(前出の関係者)。論文についてだけでなく、小保方氏の会見で出てき
た内容についての見解を示す会見になりそうだ。
しかし、肝心な問題があるという。「東京で会見をやりたいのですが、果
たして本人が神戸から移動できるかどうかが問題です。笹井氏も体調不良。
といっても精神的に参っているだけなんですが、移動直前に『やっぱり無理』
となるかもしれない」(同)
上京のための新幹線に乗れない、なんとも情けない状況になっているとい
う。すでにSTAP細胞騒動を受けて、笹井氏の昇進話がつぶれたとも指摘
されている。小保方氏の暴露内容によっては、体調不良がより悪化しかねな
い状況だが、笹井氏には上司、共著者としての責任を果たさなければならな
いのも確かだ。

Posted at 2014/04/11 05:54:26 | |
トラックバック(0) |
明日の日本 | 日記