22日の決起大会で、秋山監督は『日本シリーズはアピールの場と思って、伸び伸びやってほしい。勝ち負けの責任は俺が取る』って選手達に言ってたんですね。で、のびのびプレーして見事優勝!名指揮官ここにあり!まさに有終の美!優勝おめでと〜(^ ^/
鷹ナインを感動させた秋山監督「涙のメッセージ」
【2014年10月25日 東スポ】
ソフトバンクが“涙の誓い”で3年ぶりの日本一を目指す。11年ぶりの顔合わせと
なった鷹と虎のSMBC日本シリーズは25日に甲子園球場で開幕する。すでに今季
限りでの退任を発表しているソフトバンク・秋山幸二監督(52)にとっては最後の
戦いとなるが、ナインは「もう一度、監督を胴上げしよう」と一致団結。そのきっか
けとなったのが、22日に福岡市内で行われた決起集会での、指揮官による心にしみ
る演説と涙だったという。
大一番を前にした決起集会そのものは珍しいものではない。ただ、22日に福岡市
内の焼き肉店で行われたソフトバンクのそれは、秋山政権下では最大の盛り上がりを
見せたという。チーム関係者が明かす。
「選手たちが順番にビール瓶を持って秋山監督にお酌しに行ったりして、大盛り上が
りだったようです。よほどうれしかったのか、秋山監督もボロボロと大粒の涙を流し
ていたそうですよ。それを見て、もらい泣きした選手も多数いたと聞いています」
今季のソフトバンクでは開幕前と球宴明けに2度の決起集会を開催しているが、こ
んなドラマやスポ根マンガのワンシーンのような展開になったのは、2009年の秋
山監督就任以来初めてだという。
もちろん、この日本シリーズを最後に指揮官が退任する…という点も選手の心を揺
さぶった要素の一つだが、それだけではない。ナインにとってうれしかったのは、秋
山監督が「素」になってくれたことだという。
「監督は選手につがれたお酒を次から次へと飲んで、最後はベロベロに酔っ払ってい
たそうです。選手たちもうれしかったんじゃないですかね。あんな監督の姿を見たの
はおそらく初めてでしょうから」(前出関係者)
ソフトバンクの決起集会にはフロント陣が出席するケースが多く、なかなかお互い
に本音で語り合う機会がなかったという側面もある。その点、22日の決起集会に参
加したのは現場組のみ。これまではフロントの目を気にして「ウーロン茶」で我慢し
ていた選手もいたが、この日は遠慮することなく酒を酌み交わすことができた。それ
に加えての指揮官の涙…。体育会系で育ってきた男たちがジーンとするのも当然だった。
さらにナインを感動させたのが、秋山監督からのラストメッセージだったという。
「リーグ戦やCSは勝たなきゃいけないが、日本シリーズはアピールの場と思って、
伸び伸びやってほしい。勝ち負けの責任は俺が取る」
どちらかといえば口下手で、お世辞にもナインとのコミュニケーションがうまく取
れていたとは言えない。ただ、最後の最後に発せられた心のこもったスピーチにナイ
ンは感動。控えに甘んじている選手も含めて「もう一度、秋山監督を胴上げしよう」
と心を一つにしたという。
24日、敵地・甲子園に乗り込んだ指揮官は「いよいよ始まるという感じですね。
僕としても(西武での現役時代以来)久しぶりの阪神さんとの日本シリーズになる。
巨人さんに4連勝してきたということで勢いに乗ったチームだと思う。ファンの声援
もすばらしいし、圧倒されないようにしたい」と意気込んだ。泣いても笑っても、こ
れが最後。涙で結束を強めたソフトバンクが、11年ぶりの虎狩りに闘志をみなぎら
せている。
Posted at 2014/10/31 06:19:26 | |
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