ジャニーズのタレント…
あっ歌手だったけか? 笑
もともと役者じゃないのに映画に出させられて、辛いのは本人かもしれないな〜。
誰も言わないから、俺が言う! もうキムタクはいらない――。
【東スポ 2012年1月31日】
「第54回ブルーリボン賞」の各賞が24日に決定したが、作品賞に輝いた
「冷たい熱帯魚」の園子温監督(50)が、「SMAP」木村拓哉(39)の
映画界からの〝追放〟を訴えたのだ。
芸能界ではタブーとされるキムタク批判の真意とは。本紙しか書けない園監
督の過激発言を公開する。
園監督が突然「キムタク批判」に及んだのは、ブルーリボン賞受賞者のイン
タビュー取材でのこと。東京映画記者会に加盟するスポーツ紙7紙が揃った
「公の場」で突然「キムタクなんて映画に起用しちゃだめなんだよ!」と言
い放ったのだ。
キムタクが出演した最近の映画といえば、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の初実
写化映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2010年公開、東宝)
が記憶に新しい。
TBSが出資しテレビで宣伝しまくったが、興行成績は振るわなかった。
この「ヤマト」について園監督は、同じく宇宙戦艦が出てくるハリウッドの
SF映画「スター・トレック」を例に挙げて次のように話した。
「キムタクが『ヤマト』をやってたけどさ、『スター・トレック』は無名の
俳優をたくさん揃えていた。ハリウッドは腐っても『企画自体で勝負する』
というプライドがある。それに比べて今の日本映画界はプライドがなさすぎ
だ! キムタクとか使う自体がさ、本当に良くないよ!」
キムタク頼みの日本映画界への痛烈な批判…。園監督の怒りは個人的なもの
でなく、映画を愛する人の気持ちを代弁していると言えそうだ。
「映画監督は役者のプライドを育ててやらなければいけない。それが監督の
職務だと思っている」と言う園監督はさらにヒートアップし「日本にはもの
すごい役者がごまんといるのに、それが毎回、キムタクとかだったら、役者
もプライドなくなって、やる気がなくなっちゃうよ!」。
確かに最近の日本映画界は若い女性客目当てに、ジャニーズのタレントを安
易にキャスティングするケースが多い。キムタクは数年前まではヒットメー
カー的存在だったが、最近は客入りも芳しくない。
テレビドラマでも視聴率は苦戦続きだ。
実際に映画関係者からは「どの役を演じても全部同じように見える」と演技
力のなさを指摘されているほど。にもかかわらず、キムタクばかり起用した
がる日本映画界に、園監督はガマンできない。この〝悪癖〟を断ち切らなけ
れば「真の役者は育たない」というわけだ。
さらに最近は松本人志(48)や板尾創路(48)など、お笑い芸人が監督
を務めるケースが多い。その先駆けと言える北野武監督(65)については
「世界で評価されているから」と高く評価したが、それ以外は認めていない。
「基本的には芸人や歌手が映画撮るのも『やめてください』と思いますね」
芸能界ではタブーとも言える「キムタク批判」「ジャニーズ批判」を展開し
た園監督は「あ~やべえかな。オレ、どうなっちゃうんだろう」と苦笑。
だがどんな〝圧力〟にも屈しない、覚悟の上での発言だったとも明かした。
「いいんですよ。最近、大島渚とか野坂昭如みたいな立場を誰も受け継がな
い。そのあとを継ぐのはもう、オレしかいないのかなと勝手に思っているん
です。そういう毒舌吐いていく立場の人が1人いないと若者が安心しない、
誰もやらないならオレがやるしかないなと。これからも『いまの日本映画
界は腐った連中しかいない』ぐらいのことは確実に言いますよ」
今後も「映画界のご意見番」として「ジャニーズ批判」を繰り広げる覚悟の
ようだ。
Posted at 2012/01/31 20:38:51 | |
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