ドラマの核となっているのは、「アイドル」の「村おこし」。ふ〜ん。まだ観てないのでなんとも言えませんが、だんだん観たくなっているのは確かです。で、えぇ〜、彼はこち亀のTV版で、日暮熟睡男(ひぐらし ねるお)役もやってたんですね! 目が眠そう…笑
作・宮藤官九郎
執筆にあたって
【あまちゃんオフィシャルHPより】
宮藤です。
このドラマの発想の核になっているのは「アイドル」の「村おこし」です。
ここでいう「アイドル」とは、元気に歌って踊る女子達だけではありません。
韓流スターでも野球選手でもパンダでも妻でも夫でも、なんなら電車でもお城
でもいい。下敷きや定期入れに写真を忍ばせ、時々それを眺めるだけで、なん
かちょっと頑張れる気がする。そんな存在。生まれたばかりの赤ちゃんは家族
や親戚にとって、間違いなくアイドルであるように、本人の意志とは関係なく、
まわりを元気に、笑顔にしてしまう、そんな「アイドル」の物語です。
辺鄙(へんぴ)な村にひとりの少女が現れる。彼女は「そうそう会えないアイ
ドル」。電車を乗り継ぎ、山を幾つも越えて、熱狂的なファンが全国から押し
かけ、思わぬ経済効果を生む。本人の意志とは関係なく、精神的にも物理的に
も村を元気にしてしまう。これは痛快だ。でもいいのか?主人公が「アイドル」
なんて。第一そんな物語の舞台が都合よく見つかるのか?自問自答の中で私た
ちは「北限の海女」に出会いました。岩手県北東部、北三陸に位置する久慈市
小袖海岸で、今なお受け継がれている素潜り漁。
足を運んで話を聞くほどに、海女さんが「アイドル」だった時代が確実にあっ
たんだなと分かって来た。これは?ひょっとして「ここでやれ」ということか?
予感は確信に変わり、縁もゆかりもない北三陸に不思議な愛着も湧いて来た。
これが果たしてNHKの朝に半年もかけて描く物語なのか?という疑問は依然
消えません。だって半年書くのもNHKも朝も初めてだから。
よろしくおねがいします。
両さんに起こされる日暮熟睡男。彼は4年に一度しか起きないんです。

Posted at 2013/10/25 05:35:45 | |
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