なんつっても神様ですから、『奉納』なんです。それにしてもプロ18年目の35歳、大したもんです。で、私良くわからないんですが、”二塁手連続守備機会無失策804”なんてすごい記録もお持ちのようで、ますますもってお見事です。〜とっておきの神様が牙を研ぐ〜 カッコイイ〜!
関本、神の一撃!代打2点打で2位死守
【2014年8月25日 デイリースポーツ】
「広島2-8阪神」(24日、マツダ)
代打の神様が決めた。八回、2‐2の同点に追い付いてなお1死満塁で、
阪神・関本賢太郎内野手(35)が左中間へ勝ち越しの2点適時二塁打を
放った。負ければ3位転落の危機だったが、勝負強い男の一振りで逆転勝
利を手にした。首位巨人が敗れ、ゲーム差は1・5。26日からの直接対
決3連戦で、首位を奪う。
関本がどうしても負けられない一戦で勝負強さを発揮した。1点を追う
八回。1死満塁から伊藤隼が押し出し四球を選び同点に追いつくと、和田
監督は続く梅野に「とっておき」の代打を指名した。切り札は3ボール1
ストライクから中崎の内角直球を捉え、打球を左中間に弾ませる2点適時
打で勝ち越し。二塁ベース上で7度手をたたき、思いっきり右腕を突き上
げた。
「隼太の押し出し四球で気持ちが楽になったよ。カウント有利だったし、
外野フライは頭になかった。押し出し四球もよぎったけど、押し出しでは
1点しか入らない。ヒットで2点取りたかった」
4連勝で乗り込んだ広島との上位決戦でまさかの連敗。26日から迎え
る首位巨人との3連戦を控え、暗雲が漂いかけていた。それでも、プロ
18年目の35歳は「2連敗していたけど、いつも負けられへんことに
は違いないから。毎日、そうやから」と平常心を絶やさず、ここぞの出番
で最高の結果を導いた。
毎夏、10代を懐かしむ。甲子園を目指した母校天理高は奈良大会で敗
退したが、高校球児の奮闘を目にすれば当時の心意気がよみがえる。今季
のプロ野球開幕戦で、史上初となる新人でプロ初打席初アーチを初球に放
ったヤクルト・西浦は天理の13期後輩にあたる。西浦が奈良大会で打率
8割1分を記録したことを聞かされると、笑顔で「勝負してもらえたんや
な」と漏らした。
当時の関本は1学年上の南京都・斉藤和巳(元ソフトバンク)とともに
近畿で「怪物」扱いされ、まともに勝負をしてもらえなかった。10代で
選球眼を養いプロの礎を築いた。
19日、2度目のFA権取得条件を満たした。感想は「12年間、1軍
にいることに驚きを感じる」。初の1軍昇格を前日に控えた鳴尾浜で「ま
だ足りない」「もう一回」と、練習後に寮と室内練習場を何度も往復して
いた13年前が関本の土台だ。指揮官最敬礼
「とっておきがいい仕事をしてくれた。一番いい形でつなげてくれた。
さすがだね」。前夜、会見を拒んだ和田監督は最敬礼でベテランをたたえ
た。首位巨人が敗れ、再び1・5差に接近した。さあ、首位攻防だ。「い
い気分でいけると思う」。
とっておきの神様が牙を研ぐ。
Posted at 2014/08/25 12:14:35 | |
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