ノーベル平和賞は2人受賞して、昨年も大本命と言われたマララちゃんと、もう一人はカイラシュ・サティアルティさん。一緒に憲法九条にもいただけると良かったのにな〜と、残念でしたが、まぁオバマさんが貰える賞ですからしょうがないかと。あれっ!、安ちゃんと麻ちゃん、そして石ちゃんの高笑いが聞こえたのは気のせい??
ノーベル平和賞・サトヤルティさん 子ども8万人救う
【2014年10月11日 東京新聞】
【ロンドン=小嶋麻友美】ノーベル平和賞の受賞が決まったカイラシュ・サトヤルティ
さん(60)は大学院で電気工学を学び、大学講師を務めていた一九八〇年、社会活動
家に転身。児童労働や人身売買から子どもを守る運動「子ども時代を救え」を立ち上げ、
地方の町からデリー、ムンバイなどの大都市に送られる子どもたちを救出、教育や社会
復帰を支援する場を提供してきた。
自らの幼少期、貧困のために教育などさまざまな機会を失う子どもを周囲で見てきた
ことが動機になったという。米紙の取材には「一人で大きな変革はできない。児童労働
は根深い社会悪であり、組織化した運動として取り組む必要があった」と語っている。
九八年には世界的な草の根運動「児童労働に反対するグローバルマーチ」を発案。現
在参加は百七十二カ国、二千団体以上に広がり、児童の権利擁護でインド国内だけでな
く、世界の指導的な役割を務めている。
八万人以上の子どもを搾取の現場から救い出してきた半面、身を脅かされる経験も多
かった。二〇〇四年、サーカス団に捕らわれていた二十人余りの少女を救出する際には、
暴力団の襲撃を受け負傷したが、政府官舎前に座り込みの抗議を続けて、少女たちの解
放につなげた。
子どもの教育と権利に関し、国連や多国籍企業に対しても積極的な提言を行っている。
◆子どもたちにより関心を
【ロンドン=小嶋麻友美】カイラシュ・サトヤルティ氏はノーベル賞公式サイトの電
話取材に「受賞は世界中の子どもたちにとって大きな名誉だ。子どもたちが放置され、
困窮している問題に、より多くの関心が向けられることを期待している」と喜びを語っ
た。
Posted at 2014/10/12 09:28:42 | |
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