お相手は世界戦28勝,プロ・アマを通して一度もダウンが無い生けるレジェンド,ナルバエス。対して井上尚弥はプロ8戦目。もちろん井岡 の世界王座最短奪取記録を更新したってのは凄いけど,相手が相手だからって思ってたらお見事2ラウンドKO勝利で世界最速二階級制覇達成! 素人目にも落ち着いた試合運びと重たそうなパンチ。今年最後の
似顔絵にふさわしい,ホントに怪物だ〜!
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井上尚弥、世界最速で2階級制覇
【2014年12月31日 中日スポーツ】
◇WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
現代の怪物・井上尚弥(21)=大橋=が日本ボクシング界に新たな伝説を
つくった。12年間王座に君臨し続けた世界的な名王者オマール・ナルバエス
(39)=アルゼンチン=を1回にプロアマ通じて初めてダウンさせたのをは
じめ合計4度リングにはわせて2回KO勝ちし、WBO世界スーパーフライ級
王座を獲得。世界最速となるプロ8戦目で2階級制覇を成し遂げた。
村田諒太(28)=帝拳=は米国のジェシー・ニックロウ(27)に大差で判
定勝ちしてプロ6連勝を飾ったが、課題も残した。WBC世界ライトフライ級
王座決定戦は八重樫東(31)=大橋=がペドロ・ゲバラ(25)=メキシコ
=に7回KO負け。
快挙だ。世界戦28勝、39歳とはいえ衰えを知らない生ける伝説ナルバエ
スに、プロ8戦目の井上尚が勝った。しかも、プロアマ通じて一度もダウンし
たことのない王者を4度もキャンバスにはわせて。
「夢じゃねえの。夢から覚めたら、試合前日だったことになったりして」。
さすがの井上尚も興奮を抑えきれない。
奇襲攻撃が功を奏した。「最初に強いパンチを打って、警戒させようと思っ
た」。上から打ち下ろすオーバーハンドのストレートを相手の額に強引に打ち
込んだ。あまりの手応えに、「あの一発で拳を痛めた。ビキッときたけど、無
我夢中。あのワンパンチでボクの記憶も飛んだ」と振り返る。最初の一撃でダ
メージを与え、ガードの上から右ストレートで最初のダウンを奪った。さらに、
連打からの左フックで2度目のダウン。
並みのボクサーなら、ここで勝ち急ぐところだろう。だが、井上尚は冷静だ
った。「慌てないでいこうと思った。2度目のダウンを取った後も判定でいい
やと。ナルバエスの左ストレートが死んでいなかったので」。しかし、そんな
腹づもりとは裏腹に、2回に芸術的な左のカウンターフックで3度目のダウン。
最後は左ボディーで王者の心を折った。
「自信しかない」。戦前、そう豪語していた井上尚だが、実は「キャリアに
やられるんじゃないか、とプレッシャーで押しつぶされそうになった」という。
しかし「若さと勢いでやり抜くしかない」と自分に言い聞かせた。井岡一翔の
持つ11試合を抜き、8試合での2階級制覇は国内最速どころか世界最速。
だが、そんな記録よりもナルバエスに圧勝したことに意義がある。
「ライトフライからスーパーフライに上げて、減量苦から解放されて、本来
の自分の力が出せるようになった。これからどんな挑戦者でも受けて立つ。
具志堅さんの防衛記録(13)を目指して、長く防衛していきたい」。一つの
伝説が終わって、怪物伝説が始まった。 (竹下陽二)
ナルバエス完敗「力のある少年でした」
【2014年12月31日 日刊スポーツ】
<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>
◇30日◇東京体育館
井上尚弥(21=大橋)が、王者オマール・ナルバエス(39=アルゼンチ
ン)に2回3分1秒でKO勝ちし、世界最速のプロ8戦目で2階級制覇を達成
した。約12年間世界王座に君臨し、通算27度の防衛を誇る最強王者から4
度のダウンを奪い豪快に決めた。
プロ47戦目のレジェンド王者ナルバエスが完敗を認めた。初のKO負けに
「力のある少年でした。1回の最初でパンチ力に驚いた。本当に超ストロング。
もっと階級が上の重さ。ボディーを受けて体が回復せず、立てなかった」。過
去唯一の敗戦を喫した世界5階級制覇のドネア以上の評価をして、新王者の強
さを絶賛した。「21歳で私を負かし、驚かせたチャンピオン。大きな未来が
待っている」と、自身の11度を超える防衛を予想した。
という訳で、今年一年お馬鹿な似顔絵に
お付き合いいただきありがとうございま
した。来年もクスッと笑っていただける
よう精進してまいります。引き続きご贔
屓のほどよろしくおねがいいたしますm(_ _)m
皆様も幸せな良いお年をお迎えください。
Posted at 2014/12/31 10:58:08 | |
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