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2022年05月25日 イイね!

イタジョブ2022~到着編

イタジョブ2022~到着編【出発編からの続きです】

5/14(土)
イタリアンジョブ前日の千葉県は
予報によれば午後からは回復するとの事でしたが、
午前中は降り続ける雨が時に土砂降りにもなり、

これ本当に上がるの?
止んでも路面水浸しじゃないの??
と、仕事しながら(土曜日は勤務です)気が気じゃありませんでした。

数十分おきにウェザーニューズ確認したりしてね。
(笑)

で、
ホントに午後から嘘みたいな回復をしたんです。

元々雨降りでも気温自体は高かったのでしょう、
それが回復して陽が照りつけるようになったものだから湿度も合わさって
“蒸し暑いっ!!„

だからお師さんのガレージに着いての開口一番は
『お暑ぅございます』
だったんです。
(笑)



ところでこの午前中の荒天は、
これからアクアラインを渡る私達に2つの僥倖をもたらしました。

1つは時間、
この時期、土曜日のアクアライン上り方面は帰宅する行楽の車で大渋滞。
それらが解消する21~22時までは、交通情報睨みながら木更津で待機というのがいつものパターンなんです。

それが半日荒れ模様でしたので、早い時間からスムースに流れてルート上に渋滞を示す情報一切無し♪

2つ目は景色、
本来なら終日勤務のところ、2時間程早上がりさせてもらいましたので、日も伸びた今の時期、明るい内に結構進めるんじゃない?って目論んでいましたが、

独りで工場を開けていたお師さんが
「ちょっと出掛けてくる」(留守番頼む)
って居なくなっちゃったりして、
アクアラインの橋梁部へと差し掛かったのは、トンネルじゃなくてもそろそろスモールくらいは点灯した方が良いんじゃないかなって頃。
(曖昧な表現で申し訳ありません)

雨上がりは、
大気中の塵や埃が洗い流されて澄み渡るから遠くまでよく見えると言いますが正にその通り。

暗濃紺の海面に
まだ所々僅かに藍も残るが、橙の縁から薄紫、そして刻々と薄墨へと変わってゆく薄暮の空をバックに
大きくくっきりと富士のシルエット。

考えようによっては、良いタイミングで橋を渡れたんだな。
(こりゃ幸先イイや♪)

首都高から保土ヶ谷バイパス
横浜町田から東名へ、

普段の土曜日なら混雑するであろうこの時間も、
この日はスムースに流れていてストレスなく距離を稼いでいけます。

クリアな前方に
思わず床まで踏みたい衝動に駆られますが(笑)
やんわりと抑えて7分走り。

まだ、先は長いのだから。




久しぶりの東名、
目的ICの大垣か岐阜羽島には、空が白み始める午前4時頃に到着するのが理想なのでまだまだ時間はたっぷりあります。

格段に快適で魅力的になったSA巡りもしたかったのですが、

「もう休憩?せっかくノッてきたところなのに(このヘタレが)」
と、SAへのランプに向きを変えたがらないお嬢には逆らえず
ファーストストップは足柄。

ここへはまだ健常だった頃、
沼津までお昼ご飯を食べに行く途中に必ず立ち寄って、
併設されている入浴施設(足柄の湯だったかな?)で金時山眺めながらひとっ風呂浴びてリフレッシュしたものです。

もっとも夏場はすぐにまた汗だくになるんですけど···
(苦笑)




時刻は20:10
ここまでは私もお嬢も至って快調、
行こうとすればもっと先まで進めましたが、
余り遅い時間にならない内に、家で待つ家族に現在地と合わせて無事だよとの報告を入れておきたかったのです。

同じくしてそろそろ晩酌の時間かな?のお師さんにも報告、

時速100㎞/hは純正メーター読み5速3500rpmで、
水温79℃で安定、
油温67℃油圧4.5
踏むでも抜くでもないパーシャルスロットル時にA/F計の数値は12台後半ってのは、気持ち濃くないですか?
(レスポンスは悪くないですが)

「そのくらいが丁度良いんじゃないか」

まあ、濃いぶんにはマージンがありますから安心ですけどね。
で、ここまでに気付いたコトを幾つか

まずベンチレーター、
街中程度のスピードレンジじゃその効果をほとんど体感出来ない代物で、
夏場には三角窓の存在が心底羨ましく感じられるのですが、
100㎞/h超でリアクォーターを開けておけば十分なベンチレーション効果がありました。

走行中に開け閉めが非常に難しい(というかアブナイ)点を除けば、
空気抵抗を増やさずに外気導入できますし、
雨の日の曇り止めにも有効なんじゃないかな。

次はちょっと理解り辛いかもしれないけれど、右足に伝わるキャブレターからのキックバック、

今までバタフライの車では経験した事がありませんでしたから、これはスライドバルブに特有の現象なのでしょう。
とにかく常に微振動がスロットルを踏む右足に伝わってくるものですから、
この手の車を運転する時にはソールの薄い靴を履いているのも相まって、長時間のドライブでは痺れてくるんです。
(笑)

余談になりますが、
吹き戻しなんかさせようものなら
『下手クソな操作するんじゃないよっ!!(怒)』
とばかりに蹴り入れてくる。
(苦笑)

その微振動が、今回は昨年10月の女神湖往復の時に比べてかなり抑えられています。

違うとすれば今回の方が燃調が濃いという点なので、
薄めにセッティングするとまたあの振動に悩まされるのかも知れませんね。




足柄では旧車好きな若いカップル(若夫婦?)に声をかけてもらって、ひとしきり話し込みます。

これからどちらまで?
と訊ねられましたので、岐阜のイベントに日帰りで♪と
答えましたら驚いた顔してましたね。
(笑)

大丈夫なんですか?(多分車がという意味でしょう)
車は何ともないでしょうが、人間が大丈夫じゃないでしょうね、、。

足柄での滞在は小一時間程度、
若い二人に別れを告げ、再び本線に合流して西へと向かいます。

若者のクルマ離れが取り沙汰されて久しい昨今、
こうして若い世代が、お嬢のような本当の意味でのクルマらしい車に興味を持って食い付いてきてくれるというのは喜ばしいコトだな。

目を輝かせて次々疑問を投げかけてくる彼氏(旦那?)の隣で、
そんな彼の様子をにこやかに見守っていた彼女、

ひとつフォローし忘れてしまったが、
もし彼が今後、心底夢中になれる車を手に入れられたのであれば、多少の事は大目にみてあげて欲しい。

その代わりと言うのもなんだが、
浮気の心配は一切なくなるであろうから。
(ウチも家内は一切心配してないそうです)



足柄を出て程なく
新東名への分岐は迷わずそちらを選択します。

新東名が開通して間もなく私は病院のベッドの上へと、
その後も長いリハビリが続き、
実際に乗ったのは3年前の、やはりイタジョブへの往路が初めてだったのです。

お嬢のナビデータは2011年
当然新東名など無い時代のものですから、その時はサブ器として持って行った別のポータブルナビの指示に従ったところ、名古屋高速を経由するルートに導かれてとっても分かりづらかった。

今度は素直に新東名⇨東名⇨名神と行きたかったのでナビは使わずマップで確認という昔ながらの方法で
(笑)

なので東名分岐の浜松いなさJCT手前の浜松SAを目指します。

木更津を発つ時は蒸し暑く、オイルクーラーのマスキングは剥がしていましたが、日が落ちて更には標高も少し高くなったからでしょうか、
油温が70℃にも達しないのはメーターで確認していましたから、
足柄で停まった際にマスキングしておきましたので今度はほぼ理想的な80℃で安定しています♪



浜松PAへと到着したのは22:30を回った頃でしょうか、
どこか停めるのに良い場所はないかと周回するお嬢をガン見している人影があるなと思っていましたら案の定、
車を降りるやいなや話しかけられました。

しかも開口一番「ジュリエッタ・スプリントですよね」っとお詳しい。
(驚)

グリルやエンブレムでアルファロメオとは分かっても、
人気のある105系ジュリアシリーズ程メジャーでないジュリエッタ系を即答するとはと感心しましたが、3代目ジュリエッタのオーナーだと聞いて納得。

更にはこれから私達が向かう岐阜にお住まいで、イタジョブの存在も藤橋で開催している事もご存知だと言う。

かなりの間あれこれ車談義を寒風吹く駐車場でした後、
時間があったら当日藤橋まで来てねと東京出張からの帰路途中の彼等を見送ったのでした。


冷えた身体を温めようと建物の中に避難したのが写真のデータを見ると23:37

1時間近く話し込んでいたのか
(苦笑)



もうね、
立ち食いそばに毛の生えたようなイートインに土産物屋も兼ねた売店の他は自動販売機といったザ昭和なサービスエリアに慣れた世代からしたら、
これはもうショッピングモールとしか思えないんですよ。
(笑)

しかもこれ、
間もなく日付が変わろうとする深夜なんですけどね。

湯気の立つ飲み物で身体を温めつつ、ここで家族に本日最後の連絡を入れ、
おやすみの挨拶も済ませました。

駐車スペースも明るく、
コンビニ・飲食店・清潔なトイレと設備も整った(シャワーまであるんです)
ここで仮眠かな?とも考えたんですけれど、
時刻はまもなく午前1時、
4時過ぎくらいには目的ICに着いていたいとしますと仮眠する程の時間はありません。
(立ち寄る先々でプチMTGし過ぎましたね)

ここはもうお暇して先を急ぎ、
上郷で時間調整した方が良さそうです。

浜松いなさJCTから東名入り、
ここからは見知ったルートなので安心です(笑)

豊田上郷SA到着は1:50


かつて往復していた頃は結構大きなサービスエリアだと記憶していましたが、
新東名の最新版サービスエリアと比べてしまうとかなり見劣りしますね···

ここでちょっと時間調整して、
大垣ICを出たのが午前4時になろうかという頃。
検索して立ち寄った24時間営業のセルフスタンドは、奇しくも3年前コニーリオさんと待ち合わせした場所でした。




総給油量は41.78L
走行距離は447.5㎞でしたから
10.7㎞/Lという数値は、全行程が渋滞知らずの高速走行だった事を考慮すれば結構悪いですね、、。
(汗)



給油後は近くのコンビニでモーニングコーヒー、
走り終わって空が白み始めるこの時間って、昔から好きだったな♪

いやぁ~走った走った!!
さぁ!!寝るぞ~
って、今日は違うチガウ(笑)

ここからの行程はお頭パンフによれば約1時間半とのこと、
まだ寝静まっている街の静寂を乱さぬよう、スロットルは控え目に藤橋へと向けて出発です。

3年前も通った記憶のある風光明媚な堤防の上走ってトンネル抜けて♪
あの時は道々でスタッフとおぼしき車と合流したんだけれど、今回はまだ早すぎるのか、それらしき車は1台も走っていませんね。

これもまた見覚えのある山道、
こんな時間から走ってるFT86は、さしずめ朝練ってところなんでしょうか。

お頭パンフにはトバすなアオるなテイクオーバーするな!!ともありましたから遵守して付いて行ったつもりなんですが、

遠路はるばるこの地を走りに来た高齢車を思いやってか、
退避所に寄せて先を譲ってくれました。
流石は文化水準の高い県だけあって、
若者も思いやり精神に溢れてるんですねぇ。

ご厚意に甘えて気持ち良く山道を進んでおりましたが、何しろココに来るのはこれがまだたったの2回目、
入口見落として行き過ぎてたりはしてまいな??

そんな不安から、目についた路肩が広く取られたスペースにお嬢を滑り込ませ、スマホの地図アプリで現在地を確認しようとしましたが···圏外





車から降りて見渡してみます、


生憎の薄曇りではありますが、
新緑の淡い緑は長時間運転してきた眼に優しいし、空気も美味い。

道向こうの石仏に挨拶と断り入れて、煙草に火をつける
それにしても静かだな。

この時点で時刻は5:50
(行き過ぎてなければ)そろそろ誰かスタッフが通過してもよさそうなんだが···

しばらく待っても誰も通り過ぎず、
ならばと先に進んでみる事にしました。

ダムが出てきたら行き過ぎなんだから戻ればいいだけさ。

リスタートして間もなく、見覚えのある景色と藤橋城を示す案内標識が目に飛び込んできました、
何だ
ゴールは目前だったのか。
(苦笑)

さて、会場はどっちかな?
スローダウンしてキョロキョロと辺りを見渡し、うん
こっちだ♪

城前の駐車場にしずしずと乗り入れますと、
奥にポツンと小さなベージュのFIAT126と、ひとり座る折り畳みチェアから立ち上がる人影が。

誰だろ?

ブログに目を通してはいましたが、
やっぱり小さなFIATとは結びつかず、それがお頭だと気付くまで数秒を要しました。
(笑)

誘導してもらった場所へお嬢を停めて3年ぶりの再会を喜び、
持参したお土産渡して
到ちゃ~く!!

あとはお開きになるまで、まったりと過ごすだけ♪






Posted at 2022/05/25 10:43:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 出先にて
2022年05月20日 イイね!

Okan

Okan家内が予約を入れてくれましたので、
遅ればせながらコロナワクチンの3回目接種を受けたんです。

1回目、2回目とも高熱が出てキツかったけれど、
3回目となる今回が一番酷い。

夜を待たずに異変が出始め、
帰宅後は寒くて布団をかぶらずにはいられませんでした。

今朝、少し落ち着いて38℃台に下がりましたが、


その後、症状が緩和されることはなく



1日中こんな感じ···
だるいというよりもゾクゾクする。

この『悪寒』が早く治まってくれるように、
早速ダウンロードしたお札を貼ってみるとしましょう。

【お頭から許可は得ています】





Posted at 2022/05/20 20:16:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑感
2022年05月18日 イイね!

イタジョブ2022 ~出発編

イタジョブ2022 ~出発編さあ、
土曜日の業務が終わったら藤橋に向けて出発だ。

数ヶ月前から準備に余念がない主催のお頭や、マザーヘッドのメンバーには遠く及びませんが、

関係各所への根回し
(業務日程の調整やら、これが肝心な家内への(笑)
をスタートさせたところからがイタジョブの始まりという点では私も同じ。

去年の10月開催の際には、
それまでに間に合うよう、お師さんが急ピッチでTMR換装を仕上げてくれたにも関わらず、
決算期の繁忙で体調を崩してしまってとても行ける状態になく、
(ワクチンの2回目接種とも重なってしまって)
涙をのんで諦めましたが本来の5月開催な今回こそ!!

前週のツーリングで感触確かめて不具合箇所を拾い出し、
その時に運悪くヒットした下回りのチェックの為にジャッキアップして寝板で車の下に潜り込みまでした。

何だそんなコト
中学生にだって出来るじゃないか

って、鼻で笑われるに違いありませんが、自力では床から起き上がれない重度障害者にとって寝板を使っての作業はハードル高く、

パンタジャッキ(シザーズジャッキ)とフロアジャッキ2台使ってのジャッキアップ(低床ジャッキ買えよ)からのリジットラックかけして寝板で潜る。

たったこれだけの事が全部独力で出来るようになるまでに
受傷してから実に9年かかりました。

それももし今回、下回りをヒットしなかったら?
そしてよりによってそれがイタジョブの前週でなかったら?
お師さん所のリフトがふさがっていなかったなら?

おそらく未だ寝板作業にはトライしていなかったでしょう。

万が一ではなく十が一?
いや三が一くらいの確率で起き上がれない事態に備えて、
予め近隣に住む友人に
「起き上がれなくなっていたら、脚持って引き摺り出して起こしてくれ」

「1時間しても連絡なくて電話にも出なかったら様子見に来てくれ」
って、
携帯を命綱にして潜りましたよ。
(笑)

それもこれも全てイタジョブ行きたい一心で、
心底好きなものは最良のリハビリたり得るんですよ。

どうですか?
9年前私に【歩けない・文字が書けない・車の運転なんてとんでもない】と、
再起不能宣言をされたリハビリ医の皆さん?

曲がりなりにも今私は
二足歩行をし、ペンを片手に事務仕事をこなして、福祉車両じゃない
しかも3ペダルMTな右ハンドルでも左ハンドルでも動かして
(残念ながらまだ乗れると公言出来る程のレベルではない)
六十数年前の全てがノンアシストの骨董車と共に、時速百◯十Kmで岐阜にだって往復してみせましたよ♪

誰だって
それが心底好きな事やモノの為だったらどんなに辛かろうが苦には感じず、
あなた方の言うところの“奇跡的な回復„をみせる確率は高いんです。

だから安易にヒトの可能性を摘み取るような発言は口にしない方がいい。

私のように
「そんな訳あるかぃ!」
「まあ見とれ」って反抗心からかえって奮起するタイプばっかりじゃなく、
医師の言葉を鵜呑みにして諦めてしまう人だっているのだから。


9年ぶりの寝板作業にひとり興奮して
(家内は何がそんなに嬉しいのか理解不能な様子でしたが(笑)
話題が逸脱してしまいましたけれど、そろそろ本題の“下回りヒット„に戻しますね。

しゃがみこんでの目視で確認した(&してもらった)通り、オイルパンやミッションマウントのサポートに何かがヒットした形跡はありませんでした。

ライト片手にそれこそ隅から隅まで何か擦った跡でもないか?
と目を皿にしましたが、
そもそもたかが擦ったくらいではあの衝撃はあり得ません、大きく損傷している筈なんです。
つまり落下物にヒットの線は無い。

となると濃厚なのが舗装の窪みにでもタイヤを落とし込んだか?

というのも当日ミーティングからの帰り道、
その前のセクションで後続を少し引き離してしまった為スローダウンしたのが丁度この辺りでヒットしたんだよな~
って箇所、
落下物ならとっくに片付けられているだろうけど一応更に速度を落として通過してみたのです。

その時に目に入ったのが路面に空いた窪み?らしきモノ。

通過がてらの一瞬だったので正確な大きさ深さは不明ですが、
深かったと仮定して落とし込んだらどこがヤバい?

まぁ当然のホイールリムは、60というタイヤの扁平に助けられたのでしょう、
アウター、インナー共リムに損傷は見られませんし、数日経過してエア圧も低下していません。

となると覗き込んだだけでは十分に確認出来なかった為、これを確かめるのが目的で今回の作業になったともいえるフロントサスペンションのロアーアーム(お嬢の前足はダブルウィッシュボーンです)

ホイールが無事でも、
溝が深ければヒットする可能性があるところ、
それが前回の記事でも疑った



ロアーアームでもダンパーのブラケット(Not純正形状)

ここを打っていたなら、多忙なお師さんにまた手間をとらせてしまい恐縮ではありますが、
何とか突貫で作り直してもらわない限り安心して高速を突っ走れない···



···左右とも大丈夫でした。

これで一安心、車両には何の不安もありません。

ところで、
スプリングの色が変わっていますから一目瞭然ですが、脚回りのセッティングを変更してもらいました。

オレンジ色のがダンパーをOHした際に一緒に交換してあったranaのもの。

一目見ただけでバネ長が今までのメルヴェのより短いと感じましたが、
バネレートは変えていない
との言葉にとりあえずしばらく乗ってみましたけれど···

硬いんです、ストロークしない。
路面状況さえ良ければステアリングへの応答も素早く、
切ればスパッと瞬時に鼻先が向きを変えてくれるのは気持ち良い。

けれどひとたび路面の荒れた区間に乗り入れてしまいますと、
跳ねてしまってトラクションはかからないわ、前足の接地感は稀薄になるわでとても走れたものではありません。
(涙)

以前、ほぼ同一のセッティングが施されたお師さんのスプリントと2台で出ましたが、
ペースが上がらないのでどうしたのかと思ったら、


「跳ねちゃって走りごとにならん」
って、やっぱりそうでしょ~

注意を喚起する特殊舗装なんか通過しようものなら、
いつも奥歯ガタガタいわされてましたもの。
(苦笑)



ranaが18㎏f/㎜近くありましたから
2割落として15㎏f/㎜程度に、自由長はもっと長くってお願いしておきましたら、
板金に出した際、ついでに交換してくれてありました。
レートで14.2㎏f/㎜
自由長は100㎜長くなりました。

リアはまだ確認していませんが、
前週の千倉往復ではなかなか好感触でしたから、長い距離を走っても疲労は今までより軽減されるのではないでしょうか。



下に潜っている時、ポタッと緑色の滴が顔に落ちてきましたからその出所をたどりますが、
位置的にウォーターポンプのベアリングじゃなさそうですから、きっとしょうもない原因だろうナってこれくらいじゃ動じないのが旧車乗り。
(笑)


ほらやっぱり、
インマニのサーモスタットの所、
アッパーホースとのジョイントからですね。

新品のホースでしたから、馴染むまでは増し絞めしたりして様子見するもので漏れるのは珍しくないとはいえ、
お師さんの流儀では組み付ける際はホースの内側に薄くシリコンシーラントを塗り付けてからじゃなかった?
(私はそう指導受けました)

いつ頃からなんだろう?
また、どうしてやらなくなったのだろう?
その訳が知りたくて訊ねましたら

「違うんだ、俺なら今でもそうする」
「あれをやったのは◯◯さんなんだ」

なるほど、やり方が変わった訳ではないんですね。

「ああ、それにそうした方が剥がし易い」

確かに、
ホースプラッカー差し込んでグルリで大概ペリッと剥がせますものね、
その後ガソリンかなんかでシリコンの掃除しなきゃですけど。

「そうだな」
ってのは、土曜日に出発してからアクアラインに乗る前に立ち寄っての会話です。





もちろん増し絞めはそれ以前に自分で済ませておきました。

いくら“減る„のを見越してとはいえちょっと多過ぎと判断したエンジンオイルは、
上抜き出来るチェンジャーで適量まで、およそ0.4L ほど抜いてもらい、
スタッフへのお土産のTシャツ受け取って、準備は全て整いました。

この日は
午前中の土砂降りから一転して陽射しが降り注ぎ、
みるみる路面が乾くのは良いのだけれど、灼熱のお嬢がその片鱗をのぞかせてロンT1枚でものぼせるクソ暑さ。
(この暑さが何か大事なコト忘れさせて後に後悔する事に···)

ベンチレーターオープンにして(運転席の足元ね)リアクォーター開け放して

さあ、
藤橋まで夜走りを楽しむゾ♪



【続編へと続きます】
Posted at 2022/05/18 21:06:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 作業日誌
2022年05月12日 イイね!

遅ればせながら『海鮮丼ミーティング』

遅ればせながら『海鮮丼ミーティング』まだ4月というのに真夏日一歩手前の高温が続き、
もう秋口まで着る事もないだろうと仕舞いかけた上着を、5月になって早々あわてて引っ張り出す。

季節が進んで戻ってを繰り返す
今年は例年に増しておかしな気候ですね。

wata-plusさん主催の海鮮丼ミーティングに、初めてお邪魔させてもらった先の日曜日も、雨粒こそ落ちてこないものの日差しはなく、GW開け(世間一般ではこの日までが連休)にしてはやや肌寒い生憎な一日でした。

翌週にはイタリアン·ジョブへの参加が控えていますから、
2週連続で遊びに出るのは気が引けるのですが、
この数ヶ月
メンテナンスはおろか、まともに走らせてすらおりませんで、
ぶっつけ本番で岐阜まで夜走りするのはおっかないと嘆願した結果

リハーサルとして「行っても良い」
と許可が下りたのです。
(嬉)



日曜日当日、
起床はウィークデーと変わらずの5:00am

ルーティーンの家事分担を手早く(?)済ませたらガレージのシャッターをなるべくそおっと開けてボディカバーをたたみ、
先ずはボンネットを上げて油脂類の点検はエンジンオイルから。

ディップスティックを抜いてオイルレベルを
(ん···ちょっと多いな)
過多なオイルは抵抗になるだけではなく、
ブローバイガス増加にもつながりますから、遠っ走りする前に適量まで抜いておくとしましょう。

油圧のかかりでおおよその見当はついていましたが、
指に取ったオイルの感触は良好で匂いも良く、劣化の兆候ナシ
これなら味見
(舌先で一寸舐めるだけですヨ、腰に手を当ててグイッとなんかしませんからねっ)
する必要もないでしょう。

お次はラジエーターキャップを外してクーラントの量と色合い、
ペンライトで照らしてオイル混入の有無も確認しておきます。

キャブレター換装に伴って、
ラジエーターのインレットも位置変更しましたから、
その際にクーラントも交換されてまだ1年未満、
これも味見しなくて大丈夫ですね。
(甘味ではありますけど軽い毒性ありますカラ)
そうそう、
ラジエーターキャップもまた消耗品ですので、これも忘れずにチェックしておきます。

油脂類点検の最後はブレーキフルード。
リザーバータンクのスクリューキャップを外して異常な減り方をしていないか、
吸湿して色合いが変化していないか
(スコッチウイスキーならOK、ブランデーはout!)
量も色合いも問題ありませんでした。
(ちなみにブレーキフルードには独特な苦味がありますヨ)

油脂類が終れば次は点火系、

その前に、コンプレッサーのタンク水抜きしてからエアを貯めておきましょう。
(段取り段取り♪)

ハイテンコード外したらスパークプラグ全てを半分程緩めておいて
プラグホール近辺をエアブロー、
異物の落下予防です。

プラグの電極チェックして軽く清掃、
電極間ギャップ測定して調整が済んだらプラグコード外したついで、

デスビキャップとローターも接点にペーパーをかけて整えておきました。

ここ暫く外泊(板金やらメンテ)が続いてボディカバーをしてなかった(&工場は埃っぽい)せいか、
カムカバーが少々ザラザラしてる。

ピカール使って磨く時間までは無いけれど、せめてウエスで拭くくらいはしておかねば。

公私共に多忙極まる最近では、
こんなごく当たり前の走行前点検ですら満足に出来ませんでしたからする事が多く、
ボンネットを閉じるまでに随分と時間を使ってしまいました。
(汗)

でも、こんなスキンシップの時間(お触りタイムとも言うそうな)もまた楽しいんですけどね。
(笑)

さあ、
タイヤのエア圧調整とホイールナットにトルクレンチかけるのは車庫から出して、
暖機している間に済ませるのが効率的。

バッテリーチャージャー付けたままセルモーター回して、
とっととエンジンに火を入れて車両移動させちゃいましょう。
(ガレージ床面チェックして、液漏れが無いかどうかも確認したいですしね)

イグニッションONでフロート室に燃料が満ちたのを確認出来たらスロットルをチョンと1回、
冬場じゃないからこの位で十分でしょう。

ほんの少しだけスロットルを開けておいてスターターを回しますと、二度目のトライで火が入りましたが、

ん?
何だコレは?
全然スムースじゃないゾ

アイドリングするにはする。
だけどパン!パンッ!!って
盛大にクラッカー鳴らすみたいな炸裂音が響き渡って近所迷惑この上ない。

どうしたんだ、お嬢

1発、火が飛んでないとでも言うのか?

エンジンをかけたままもう一度ボンネットを開けて、プラグコードちゃんと刺さっているよな。
(そもそも1発死んでる時とは症状が違う)

これは···
今日出られないかナ
取り敢えず一旦エンジンを切って
さて、原因は何だ?
ガレージから出て煙草1本分考える。

ダメだ、
これといって理由が思いつかない

それでも仕切り直しと、
開けた窓から手を差し込んでイグニッションキーをひねり、
ベルクランクを押し下げて再びエンジンを始動させましたら、
多少寝起きの不機嫌さは残りますが、今度は普通にアイドリングするとはどういう事だ??

じゃあ
さっきまでのクラッカーパンパンは何だったんだよ、

今日は5月8日
母の日おめでと~🎉🎉🎉って
嘘だろぉ、、、



釈然としないまま予定より大幅に遅れてガレージを出たところで、
ブローガンから付け替えたタイヤインフレーターを使ってエア圧の調整と、
ホイールナットにトルクレンチを当てての増し締め。

この時点で時刻は既に8:30am
こんな作業は前日までに済ませておけよ
って、それがムリだからこうなっているんであって、
更にこれから給油までしないとならないとくれば、こりゃ遅刻は確実だな
(苦笑)

それでもなる早で現地入りするべく急ぐ道すがら、
房スカ入口から関尻方面へと向かう途中で前走車に続いて走っていますと、

突然ガンッ!と
下から一瞬の衝撃に見舞われました。

何か下回りヒットしたっ!!

すぐに停車しようにも道幅狭く路肩もないので、
油圧計に目を走らせ圧がしっかりかかっているのを確認しつつ、目に入った公民館の駐車場に飛び込んで車を降り、覗き込んで確認してみます。

真っ先に疑ったのがアルファの泣き所
低くつき出したオイルパン、
けれど正面から見る限りそれは無事のようです。

側面に回ってみても
一瞥しただけですがヒットした形跡はありません。
ただ、オイルパンの中で最も低いのは真鍮製のドレンボルトで、
これは不自由な今の私の身体では確認する事が出来ません。

実は最低地上高なミッションマウントのメンバーも、

デフケースも違う、
そもそも音はキャビンより前方からしたのだから。

場所が特定出来ないのは引っ掛かるけれど、
暫く停めておいた位置から動かしてみても地面に落滴した様子もない事から、取り敢えず走っても大丈夫だろうと駐車場を後にしました。

近々、
出来ればイタジョブへと行く前にリフトで上げて、確認しておきたいものです。




ここでも思いがけず更に時間をロスしたものですから遅れに遅れて、


関尻ファミマでは冷コ1杯飲んだだけで先を急ぎましたが、
現着してみれば断トツのビリ。
(汗)

ひょっとして(しなくても!)食事処が満席で入れず、


上の階の仮設席になってしまったのは私が遅れたからだろうなぁ···

大変申し訳ありませんでした。
m(_ _)m

ともあれ、この会のテーマにもなっている“海鮮丼„


日頃ワンコイン、
酷い時には職場備蓄のカップ麺程度で日中をしのぐ私にとって久しぶりの贅沢メシ♪

ペラッと薄っすい切身が数枚、隙間からシャリが顔を出すビンボ臭いのと違って、
ネタが層を成してますから豪勢です。

それもさる事ながら、
やはり共通の話題で盛り上がりながらの(ちゃんと感染対策はした上で)食事は美味しいですね。

今回はツーリングではなくてミーティングという事で、
現地集合&解散、メインは会食と駐車場での歓談という形式でした。



ライダーでもあるwata-plusさんが主催されるイベントですから、
よくよく調べもせず、てっきり2輪が主体なのかと勘違いしていましたが、
当日お邪魔してなるほど、皆さんプレリュード繋がりなんですね。




もう少し外で過ごしやすい陽気であったなら、食後も駐車場でまったりと過ごせたのかもしれませんが、
スナップからもお分かりの通り陽射しもなくて肌寒く、
おまけにボンネットを開けるのも憚られる程の風が吹き付けて、波間に白兎の飛ぶ時化っぷり。

いつぞやのアルファ軍団で立ち寄った時にはこの通り


穏やかであれば磯に大海原に芝生に花畑と
南房総らしい絶好のロケーションなんですけどね。

この日の為に、遠方からはるばる房総半島の先端まで駆けつけてくれた参加者の帰路も考慮されたのでしょう、
早い時間に散会となり、
潮(塩)風に追い立てられるように会場を後にします。

早目の散会で時間に余裕があるのと、
終点の富浦から乗ると館山道は高い(笑)
という理由で、6台編成にて山(丘?)を突っ切って木更津を目指す事になりました。

連休最終日で天候も微妙とあって行楽車も少なく、
踏めば館山道で行くのと大差ないハズですよとお誘いしてみましたが、
ラテン系イタ車乗りと違って皆さん紳士淑女で、公道ではあまり踏まれない。

それでも順調に流れて君津から木更津へと進む内に、方面違いの車が徐々に編隊を抜け、

最後に残ったkingpooさん父子の2台と
木更津の国立高専に進学されたご次男(優秀なご子息をお持ちで!!)
を送り届けるとの事で清見台付近でお別れした後は、
休日でもきっといらっしゃるに違いないと、
そこからなら数分の距離のお師さんのガレージへ。
(ほら案の定、絶賛作業中(笑)

リフトをお借りしたかったのですが、
生憎ふさがっていて使えず。

かくかくしかじかと経緯を説明して、
お師さんにも覗き込んで点検していただきましたが、
オイルパン、ベルハウジングのカバー、ミッションマウントのメンバー共にヒットした形跡はないとの事でした。

それはそれで嬉しいには違いないのですが、間違いなく衝撃はあったのですから何らかのダメージは負っている可能性が高いんです。


(あと確認してない不安箇所はココ)

リフトが使えないまでも、
私に寝板が使えさえすれば、少なくとも確認だけは出来るのに···



ところで、
木更津のガレージで工場の外に椅子を出し、車座になって話し合っている私達の目の前を、
先程別れた2台のプレリュードが通り過ぎて行くではありませんか!!

おそらくはカーナビの誘導なのでしょうが、
アクアラインの入口までこんなマニアックなルート選択するなんて、男前なナビだなぁと感心した次第です。

潮風王国ではその名の通りの潮風を容赦なく浴びましたから、
ベタベタと迄ではありませんでしたが、試しにちょっと舐めてみたところ
(笑)
ほんのり塩っぱかったので、早々においとまして水洗い。

とはいえ水ジャブジャブかけては出来ませんから、
水を適度に含ませたクロスで洗って乾いたので拭き取るの繰り返し。
ゆすぐ水は出しっぱなしにして、クロスは頻繁に交換するようにします。

本当はたっぷりの水で洗い流したい所ではありますが、これで我慢して下さいな。

近所のスタンドで燃料を満たし


本日の走行223.5kmで20.4L の消費はリッターあたり11kmをちょっと割るくらい。

往路はともかく、復路はほとんど踏まなかったので参考程度に記録しておきます。



さあ今週末はいよいよイタジョブ、

直前になってガラッと変わるのは何時ものコトで、あまりアテにならないのは分かっていても、
それでも頻繁にチェックしてしまう週間天気予報。
(苦笑)

何回確認しても道中降られるのは間違いないナ



でも同様に、
何度確認しても日曜日の藤橋城はその日だけピンポイントに曇りないし晴れマークなんだよな。





恐るべし
C.M.H power















Posted at 2022/05/12 13:59:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | 出先にて
2022年05月02日 イイね!

4月の散財

4月の散財相も変わらずガソリンも、オイルも洗い油(灯油)のかほりとも無縁な味気無い日々の連続です。

机にしがみ付いてばかりぢゃ車道楽は成り立たないのは承知でも、
それをしなくちゃ生活が立ち行きませぬ。
(涙)

ただそんな不毛な日の繰り返しの中でも、
久しぶりに車がらみの嬉しい出来事がありましたので、そのご報告などを♪



それは連休前のこと、
何気なく某オクのページに目を遊ばせておりましたら、ある一群の出品物に釘付け、
思わず同時進行中だったコト一切中断してガン見しちゃいましたよ。
(大笑)

実のところ、この某オクに限らずオークションによる部品調達にはここのところほとんど期待していませんでした。

ちょっと前(ワタシのちょっとは10年単位(笑))なら、
玉石混淆ながら中には「おっ!!」っとなるようなブツが格安で出品されてたりもしたのですが、
ネオクラ含めて旧車の価格が数倍に跳ね上がってしまった昨今では部品の値段もまたしかりで、

例え興味ある出品物があったとしても
「この値段はナイだろ??」ってなくらい強気な値付けに誰も手を出さず、
回転寿司の売れ残り皿よろしくもう何年もぐるぐる回ってるようなモノばかりでしたから、
小まめにチェックする気も失せていたのです。


旧車の価格高騰は、
おそらく投機的な要素があるのでしょう。

いくら半導体の供給遅延による新車不足が事実であるとしても、
日産ノートの新車を買おうとして手に入らなかったお客が、
それならばと箱スカやら510ブルに飛びつくとは思えませんよね。
(笑)

つまりバブルの頃の土地転がしならぬ旧車転がし、
(怒)

おかげでかなり酸化が進んで土に帰りつつあるのまで良い値段が付くものだから解体されない⇒部品として出回らない。⇒品薄⇒部品価格高騰

数年後には終活に着手しなきゃならない時期に差し掛かっているワタシではありますが、
お嬢の未来を思えば、将来もし必要となった時に手に入りにくいパーツが売りに出ているのなら、なんとか入手してストックしておきたい。

それがいずれ消耗もしくは破損の可能性があって、
代用品で賄えず、リプロダクトもされていないような物であればなおのこと手に入れて、
来るべきその日の為に備えておきたいと考えるのが旧車乗りの性。

幸いにして職業柄、一般の方に比べたら保管場所に恵まれておりますから、
外したノーマルシートやら鉄チンホイールはもとより、
スペアのエンジン・ミッション複数に
フロント・リアのガラス、ボンネットも1枚
(笑)

それら大物の他にも
ライトレンズやテールランプ、サイドリピーター、
各種スイッチやリプロのオイルポンプ、
デフのピニオン&リングギアのセットにワイパーモーター等々、
でもこれらはまだ氷山のほんの一角なんですね♪
(大笑)

で、まだ集めるのか!?って、

ええ勿論、
いつか手に入れてやろうって虎視眈々と狙っているのが101系デフをホーシング共々。

もう少しハイギアードの、例えば4.5あたりのデフで組んだものを用意しておいて、用途に応じて換装出来れば遠出する際にぐっと楽になりますもの♪


と、脱線した話をオクへと戻しますと、
今回目に留まった出品物とは内外装の金具等といった小物類なんです。

何れも1台に1つないし一組しか付いていない物ですから、それが出回るという事はその車が部品単位にされた(解体)のを意味します。

なので最近では滅多にお目にかかれませんし、もし出たとしてもかなりの高額が提示されるでしょう。

それが今回のオクではたった数千円、
物によっては数百円からのスタートとなっているではないですか!!

まぁもっとも、
競るようであれば値段はポンと跳ね上がるのでしょうけどね。

一連の出品物群はどれも魅力的ではありましたが、
その中でもこれは何としてでも手に入れておきたいという物を数点厳選して入札、
常識の範囲内であれば張り合うつもりでいました。

オクの終了予定時刻には、たまたま来訪されていたお師さんと二代目(長男)も同席していたのですが、

覚悟していた激しい競り合いもなく、拍子抜けするくらいあっさり次々と落札出来てしまうではないですか。

ワタシとしては嬉しい限りではあるのですけどね。

把握している相場に比べてかなり安い旨をお師さんに話しましたら、

「お前な、105系(Giulia)と違って750·101系(Giulietta)がどれだけあると思う?」

指折って数えてみる···
結構あるように思えるんですけど。

「それはお前がかなり特殊な環境にあるからで、把握しているのがほぼ全てなんだろうよ」

「つまりは需要がないんだ」

····そんなモンかなぁ






そうこうする内に落札した数々が届き始めました、
早速梱包をほどいてみましょう♪







これはトランクオープナー、



この様に小ネジ2本で取り付けられています。



落札前、画面で出品物を確認しながら、

よく似ているんだけれど、
取り付けビスの位置が2種類あるから注意を要するんですよね。



「そうだな、新しい方には下にビスがないし、左右の窪みもなかったんじゃなかったか」

って、お師さんとやり取りしていましたら、

うわぁ
スプリントマニアがここに二人もいるぅ···
ってのは呆れ顔した二代目の言。
(笑)

キーが付属しないからジャンク扱いという事でしたが、

ロックスミスの所へ持ち込めば、鍵くらい簡単に製作してくれますし、
(お嬢の時もそうしました)
ロールピンを抜けば今のシリンダーと入れ替える事も容易です。

メッキの状態も良いこれがたったの500円で落札できるとは!!




さあ、次々開けていきましょう。





これはリアクォーター(ガラス)のオープナー




実車ではこの様に使われています。

新品ではありませんが程度はまずまず、
落札価格からしたら十分満足ですし、
ご丁寧にガラスとの間に入れるゴムパッキンまで付属してました。
(嬉)



まだありますヨ、




Altissmoのネームからしてリプロじゃないでしょう、
本当なら年季モノのゴム製品なんかには手を出しませんが、
同梱で送料はかかりませんし、何しろたったの100円でしたからね。
(笑)

コレが何かはまた後程。






日をおいて落札物の第二便も到着しました。


今度はちょっと大きめの梱包です。



早速プチプチを剥がして中身を確認します。



競り落としたのは101系スプリントのサイドグリル、





一部破損した箇所に真鍮を盛って補修してありますが、程度はまずまずと言えます。

ちょっと手直しして再メッキに出せば、十分使用に耐えられるモノになってくれるでしょう。

“盾„と呼ばれるフロントグリルのリプロがあるのは知っていましたが(今でもあるかは別として)
このサイドグリルも本国ではリプロダクトされているそうですね。

ただお値段も“それなりに„張るそうですから(汗)
この円安が進む今、その数分の一で手に入れられたのはラッキーでした。




ここで先にご紹介した“謎の„ゴム製品が再登場、





これはウインカーのパッキンだったんですね、



新しいモノと違って硬化は進行してしまっていますが、何とか使えるレベルのUSEDでした。
何しろ100円なんですから上出来です。
(笑)

ちなみにこのウインカーも別の出品者から“デッドストック„として出されておりましたが、
レンズカット含め私にはどうもリプロ品のように思えましたので見送りましたけれど、
値段も手頃でしたし、もう少し安かったなら手を出していたかも知れません。





ご紹介する最後の品は、
これまでのモノとは違って、もし無かったとしても何ら支障はありませんし、
現状それほど程度の悪くない物がちゃんと付いています。


なので“散財„って笑わないで下さいね。

それは灰皿、



見る限り程度もウチのより良さそうでしたし、これこそオクでお目にかかった事がありません。





業者(プロ)が所持しているのは知っており、
お師さんの所でも目ざとく見付けて手に取っていましたら

「(俺のスプリントから外した物だから)やらないゾ」って釘刺された事もありました。
(笑)

競ってあまり高額になるようでしたら節度をもって降りるつもりでしたが、
これもまた大した競り合いにならず、予想していたよりもかなり安く手に入れる事が出来ました。




吸殻を捨てる為に皿は何度も引き出していますから、飛び出しのギミック含め構造は熟知しているつもりでしたが、
そういえば枠はまだ外した事がありませんでした。

なのでここに灰皿上段に沿った形状の物が挟まれていて、




皿を押し込むと、吸殻や灰を下段へと掃き捨ててくれるようになっているのは初めて知りました。

二十数年の付き合いというのにお恥ずかしい限りです、、。




























ところでこの一見するとフェルトのようなモノ、

まず間違いなく石綿(アスベスト)ですよねぇ···




















Posted at 2022/05/03 10:09:36 | コメント(3) | トラックバック(0)

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