
まだ4月というのに真夏日一歩手前の高温が続き、
もう秋口まで着る事もないだろうと仕舞いかけた上着を、5月になって早々あわてて引っ張り出す。
季節が進んで戻ってを繰り返す
今年は例年に増しておかしな気候ですね。
wata-plusさん主催の海鮮丼ミーティングに、初めてお邪魔させてもらった先の日曜日も、雨粒こそ落ちてこないものの日差しはなく、GW開け(世間一般ではこの日までが連休)にしてはやや肌寒い生憎な一日でした。
翌週にはイタリアン·ジョブへの参加が控えていますから、
2週連続で遊びに出るのは気が引けるのですが、
この数ヶ月
メンテナンスはおろか、まともに走らせてすらおりませんで、
ぶっつけ本番で岐阜まで夜走りするのはおっかないと嘆願した結果
リハーサルとして「行っても良い」
と許可が下りたのです。
(嬉)
日曜日当日、
起床はウィークデーと変わらずの5:00am
ルーティーンの家事分担を手早く(?)済ませたらガレージのシャッターをなるべくそおっと開けてボディカバーをたたみ、
先ずはボンネットを上げて油脂類の点検はエンジンオイルから。
ディップスティックを抜いてオイルレベルを
(ん···ちょっと多いな)
過多なオイルは抵抗になるだけではなく、
ブローバイガス増加にもつながりますから、遠っ走りする前に適量まで抜いておくとしましょう。
油圧のかかりでおおよその見当はついていましたが、
指に取ったオイルの感触は良好で匂いも良く、劣化の兆候ナシ
これなら味見
(舌先で一寸舐めるだけですヨ、腰に手を当ててグイッとなんかしませんからねっ)
する必要もないでしょう。
お次はラジエーターキャップを外してクーラントの量と色合い、
ペンライトで照らしてオイル混入の有無も確認しておきます。
キャブレター換装に伴って、
ラジエーターのインレットも位置変更しましたから、
その際にクーラントも交換されてまだ1年未満、
これも味見しなくて大丈夫ですね。
(甘味ではありますけど軽い毒性ありますカラ)
そうそう、
ラジエーターキャップもまた消耗品ですので、これも忘れずにチェックしておきます。
油脂類点検の最後はブレーキフルード。
リザーバータンクのスクリューキャップを外して異常な減り方をしていないか、
吸湿して色合いが変化していないか
(スコッチウイスキーならOK、ブランデーはout!)
量も色合いも問題ありませんでした。
(ちなみにブレーキフルードには独特な苦味がありますヨ)
油脂類が終れば次は点火系、
その前に、コンプレッサーのタンク水抜きしてからエアを貯めておきましょう。
(段取り段取り♪)
ハイテンコード外したらスパークプラグ全てを半分程緩めておいて
プラグホール近辺をエアブロー、
異物の落下予防です。
プラグの電極チェックして軽く清掃、
電極間ギャップ測定して調整が済んだらプラグコード外したついで、
デスビキャップとローターも接点にペーパーをかけて整えておきました。
ここ暫く外泊(板金やらメンテ)が続いてボディカバーをしてなかった(&工場は埃っぽい)せいか、
カムカバーが少々ザラザラしてる。
ピカール使って磨く時間までは無いけれど、せめてウエスで拭くくらいはしておかねば。
公私共に多忙極まる最近では、
こんなごく当たり前の走行前点検ですら満足に出来ませんでしたからする事が多く、
ボンネットを閉じるまでに随分と時間を使ってしまいました。
(汗)
でも、こんなスキンシップの時間(お触りタイムとも言うそうな)もまた楽しいんですけどね。
(笑)
さあ、
タイヤのエア圧調整とホイールナットにトルクレンチかけるのは車庫から出して、
暖機している間に済ませるのが効率的。
バッテリーチャージャー付けたままセルモーター回して、
とっととエンジンに火を入れて車両移動させちゃいましょう。
(ガレージ床面チェックして、液漏れが無いかどうかも確認したいですしね)
イグニッションONでフロート室に燃料が満ちたのを確認出来たらスロットルをチョンと1回、
冬場じゃないからこの位で十分でしょう。
ほんの少しだけスロットルを開けておいてスターターを回しますと、二度目のトライで火が入りましたが、
ん?
何だコレは?
全然スムースじゃないゾ
アイドリングするにはする。
だけどパン!パンッ!!って
盛大にクラッカー鳴らすみたいな炸裂音が響き渡って近所迷惑この上ない。
どうしたんだ、お嬢
1発、火が飛んでないとでも言うのか?
エンジンをかけたままもう一度ボンネットを開けて、プラグコードちゃんと刺さっているよな。
(そもそも1発死んでる時とは症状が違う)
これは···
今日出られないかナ
取り敢えず一旦エンジンを切って
さて、原因は何だ?
ガレージから出て煙草1本分考える。
ダメだ、
これといって理由が思いつかない
それでも仕切り直しと、
開けた窓から手を差し込んでイグニッションキーをひねり、
ベルクランクを押し下げて再びエンジンを始動させましたら、
多少寝起きの不機嫌さは残りますが、今度は普通にアイドリングするとはどういう事だ??
じゃあ
さっきまでのクラッカーパンパンは何だったんだよ、
今日は5月8日
母の日おめでと~🎉🎉🎉って
嘘だろぉ、、、
釈然としないまま予定より大幅に遅れてガレージを出たところで、
ブローガンから付け替えたタイヤインフレーターを使ってエア圧の調整と、
ホイールナットにトルクレンチを当てての増し締め。
この時点で時刻は既に8:30am
こんな作業は前日までに済ませておけよ
って、それがムリだからこうなっているんであって、
更にこれから給油までしないとならないとくれば、こりゃ遅刻は確実だな
(苦笑)
それでもなる早で現地入りするべく急ぐ道すがら、
房スカ入口から関尻方面へと向かう途中で前走車に続いて走っていますと、
突然ガンッ!と
下から一瞬の衝撃に見舞われました。
何か下回りヒットしたっ!!
すぐに停車しようにも道幅狭く路肩もないので、
油圧計に目を走らせ圧がしっかりかかっているのを確認しつつ、目に入った公民館の駐車場に飛び込んで車を降り、覗き込んで確認してみます。
真っ先に疑ったのがアルファの泣き所
低くつき出したオイルパン、
けれど正面から見る限りそれは無事のようです。
側面に回ってみても
一瞥しただけですがヒットした形跡はありません。
ただ、オイルパンの中で最も低いのは真鍮製のドレンボルトで、
これは不自由な今の私の身体では確認する事が出来ません。
実は最低地上高なミッションマウントのメンバーも、

デフケースも違う、
そもそも音はキャビンより前方からしたのだから。
場所が特定出来ないのは引っ掛かるけれど、
暫く停めておいた位置から動かしてみても地面に落滴した様子もない事から、取り敢えず走っても大丈夫だろうと駐車場を後にしました。
近々、
出来ればイタジョブへと行く前にリフトで上げて、確認しておきたいものです。
ここでも思いがけず更に時間をロスしたものですから遅れに遅れて、
関尻ファミマでは冷コ1杯飲んだだけで先を急ぎましたが、
現着してみれば断トツのビリ。
(汗)
ひょっとして(しなくても!)食事処が満席で入れず、
上の階の仮設席になってしまったのは私が遅れたからだろうなぁ···
大変申し訳ありませんでした。
m(_ _)m
ともあれ、この会のテーマにもなっている“海鮮丼„
日頃ワンコイン、
酷い時には職場備蓄のカップ麺程度で日中をしのぐ私にとって久しぶりの贅沢メシ♪
ペラッと薄っすい切身が数枚、隙間からシャリが顔を出すビンボ臭いのと違って、
ネタが層を成してますから豪勢です。
それもさる事ながら、
やはり共通の話題で盛り上がりながらの(ちゃんと感染対策はした上で)食事は美味しいですね。
今回はツーリングではなくてミーティングという事で、
現地集合&解散、メインは会食と駐車場での歓談という形式でした。
ライダーでもあるwata-plusさんが主催されるイベントですから、
よくよく調べもせず、てっきり2輪が主体なのかと勘違いしていましたが、
当日お邪魔してなるほど、皆さんプレリュード繋がりなんですね。
もう少し外で過ごしやすい陽気であったなら、食後も駐車場でまったりと過ごせたのかもしれませんが、
スナップからもお分かりの通り陽射しもなくて肌寒く、
おまけにボンネットを開けるのも憚られる程の風が吹き付けて、波間に白兎の飛ぶ時化っぷり。
いつぞやのアルファ軍団で立ち寄った時にはこの通り
穏やかであれば磯に大海原に芝生に花畑と
南房総らしい絶好のロケーションなんですけどね。
この日の為に、遠方からはるばる房総半島の先端まで駆けつけてくれた参加者の帰路も考慮されたのでしょう、
早い時間に散会となり、
潮(塩)風に追い立てられるように会場を後にします。
早目の散会で時間に余裕があるのと、
終点の富浦から乗ると館山道は高い(笑)
という理由で、6台編成にて山(丘?)を突っ切って木更津を目指す事になりました。
連休最終日で天候も微妙とあって行楽車も少なく、
踏めば館山道で行くのと大差ないハズですよとお誘いしてみましたが、
ラテン系イタ車乗りと違って皆さん紳士淑女で、公道ではあまり踏まれない。
それでも順調に流れて君津から木更津へと進む内に、方面違いの車が徐々に編隊を抜け、
最後に残ったkingpooさん父子の2台と
木更津の国立高専に進学されたご次男(優秀なご子息をお持ちで!!)
を送り届けるとの事で清見台付近でお別れした後は、
休日でもきっといらっしゃるに違いないと、
そこからなら数分の距離のお師さんのガレージへ。
(ほら案の定、絶賛作業中(笑)
リフトをお借りしたかったのですが、
生憎ふさがっていて使えず。
かくかくしかじかと経緯を説明して、
お師さんにも覗き込んで点検していただきましたが、
オイルパン、ベルハウジングのカバー、ミッションマウントのメンバー共にヒットした形跡はないとの事でした。
それはそれで嬉しいには違いないのですが、間違いなく衝撃はあったのですから何らかのダメージは負っている可能性が高いんです。

(あと確認してない不安箇所はココ)
リフトが使えないまでも、
私に寝板が使えさえすれば、少なくとも確認だけは出来るのに···
ところで、
木更津のガレージで工場の外に椅子を出し、車座になって話し合っている私達の目の前を、
先程別れた2台のプレリュードが通り過ぎて行くではありませんか!!
おそらくはカーナビの誘導なのでしょうが、
アクアラインの入口までこんなマニアックなルート選択するなんて、男前なナビだなぁと感心した次第です。
潮風王国ではその名の通りの潮風を容赦なく浴びましたから、
ベタベタと迄ではありませんでしたが、試しにちょっと舐めてみたところ
(笑)
ほんのり塩っぱかったので、早々においとまして水洗い。
とはいえ水ジャブジャブかけては出来ませんから、
水を適度に含ませたクロスで洗って乾いたので拭き取るの繰り返し。
ゆすぐ水は出しっぱなしにして、クロスは頻繁に交換するようにします。
本当はたっぷりの水で洗い流したい所ではありますが、これで我慢して下さいな。
近所のスタンドで燃料を満たし
本日の走行223.5kmで20.4L の消費はリッターあたり11kmをちょっと割るくらい。
往路はともかく、復路はほとんど踏まなかったので参考程度に記録しておきます。
さあ今週末はいよいよイタジョブ、
直前になってガラッと変わるのは何時ものコトで、あまりアテにならないのは分かっていても、
それでも頻繁にチェックしてしまう週間天気予報。
(苦笑)
何回確認しても道中降られるのは間違いないナ
でも同様に、
何度確認しても日曜日の藤橋城はその日だけピンポイントに曇りないし晴れマークなんだよな。
恐るべし
C.M.H power