
自宅のパソコン環境です。
メインマシン(Dell studio xps8100)はもう7年目を迎えますが、Corei7搭載であり性能的には不満ありません。しかしその他周辺機器含め少々疲れが見えるので、メンテをかけてさらに快適環境にします。解決すべき問題点は次の4点。
(1)電源が突如として落ちる現象が出てきた
(2)ケース内から異音が出ている(グラボのファンが終わっている)
(3)ネットワークディスク(NAS)のドライブにエラーが出ている
(4)プロバイダーとギガコース契約したが無線ルーターがギガに対応していない
(1)電源が突如として落ちる現象が出てきた
まず、これは経験上電源ユニットの寿命だと判断、もともと付いていた350WのATX電源をユニットごと交換します。
調達したのは、玄人志向のKRPW-PB500W/85+。型番通り500WのATX電源ユニットです。最近は電源ユニットの質(変換効率)が業界横串でブロンズ/シルバー/ゴールド/プラチナなどと表現されるんですね。知らなかった。
プラグインタイプなので使わないケーブルを付けないという選択ができ、ケース内をよりコンパクトにできます。
必要な箇所をバラシて今までの電源ユニットを取り外します。
電源はATXという規格品なのでファンの取り付け位置に違いがあれど、ネジ位置など問題なく簡単に交換取り付けでき、動作確認もいたって正常でした。
続いて、
(2)ケース内から異音が出ている(グラボのファンが終わっている)
矢印のグラフィックボードのファンがカタカタと不快な音をたてており軸受部分が寿命を迎えたとものと判断できます。
分解して問題の冷却ファンを取り外します。
このNVIDIA GeForce GT240のファンはヒートシンク形状に合わせた専用設計品らしく、同じ部品はどこを探しても売っていませんでした。
ファンの型番を頼りに海外サイトを見るとアリエクスプレス (AliExpress.com) で取り扱いがあり、千円台で国際郵便で送付とあります。中華系なので信用度は薄いのですがダメ元で手配してみました。
その結果、忘れたころに確かに同じものが届いたんですが、これ、どう見ても中古品・・・used の文字は見かけませんでしたが?
怪しい・・・どう考えても怪しいと思いつつもファンを交換、ホコリを飛ばして軸受部分に潤滑剤を施し、ヒートシンクとの接触部分はシリコンを塗りなおして組み立てました。
しかーし、パソコン電源投入後しばらく大人しかったものの、時間が経つにつれ「ガガガガ・・・ッ」とこれまでより酷い異音が・・・
こんな壊れた部品をわざわざ海越えて送るなよ。
はい、最初からグラボを更新すべきでした。
選んだのはASUS GeForce GTX750TI-PH-2GD5 GTX750Ti PCI-E 2GB
十分すぎる性能(加えて低消費電力)が今では安く手に入ります。ヤフオクで調達しました。
これもPCI-Expressの規格に則った商品なので取り付けは問題なく、スロットはダブルサイズですがボード長がこれまでより短くなった分HDDとの干渉がなく楽になりました。
(3)ネットワークディスク(NAS)のドライブにエラーが出ている
BuffaroのLinkStation(LS-V1.0L)です。同社のユーティリティソフトNAS Navigator2 でドライブ(内蔵しているHDDのこと)のエラー警告が出ており、一度物理フォーマットをかけてみたところ途中でストップしたためHDD故障と判断しました。我が家のNASは様々なデータのバックアップ先であり、TV録画の予備の保存先であり、音楽ライブラリーは車の中からアクセス可能でありと重要度が高いのです。
HDDが壊れたのなら交換するしかないので、バラします。ネジ類は一切なくステッカー剥いで爪を折らないよう格闘しました。単なる外付けHDDなら何も考えず交換で良いのですが、LinkStationという商品はLinuxOSを使って作りこんだソフトウエア群で成り立っていますので、それなりのソフト的対策が必要、メーカー保証なしですが、これらについてはINFINITIさんのサイト(http://www.wb.commufa.jp/infiniti/preparation.html)が大いに参考になりました。有益な情報をありがとうございます。
交換用に手配したのは倍の容量を持つSEAGATEの2TBHDD(ST2000DM006)、バラクーダって今でもあるんだ懐かしい。アマゾンで翌日届きました、スゴイ。
たまたまSEAGATEどうしの交換となりましたが、HDDも規格がしっかりしているので組み立ても問題なし。後はパソコンとLANケーブルで直結し、IPアドレスを変更のうえ、改変したファームウエアアップデータをパソコンからFTPで読み込ませLinkStationとしての機能復元に成功しました。
最後に
(4)プロバイダーとギガコース契約したが無線ルーターがギガに対応していない
家の中にはTVなどLANケーブル接続の機器以外にスマホやプリンター、プレステなど無線で接続している機器も多く、無線ルータも更新する時期に来ていました。選んだのはやはりBUFFALOの WXR-1750DHP これもオクで8千円弱で調達。AOSSの設定引っ越し機能が働かず、ネットワーク設定のやり直しが面倒でしたが、無線の通信規格11gから11acとなり理論的に速度はギガ対応となります。実行速度は単純に10倍という訳にはいかず少し早くなったかな?という程度ですが、スマホは11acに対応しており速度測定サイトでの成績は抜群でした。
以上、パソコン環境の改善でしたが、最近の若者に一言、「パソコンも覚えようよ」
スマホの普及以来、パソコン離れが起きていて意外と若い人がパソコンを使いこなせないという事がわかりました。スマホの良さは携帯性、パソコンはフルピッチのキーボードや大画面での作業ができ、EXCELなど有益なソフトが多数あります。何でもかんでもスマホでというのは無理があり損してますよー。
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Posted at
2017/05/04 07:17:42