
今年10月19日に待望の「グランツーリスモSPORT」が発売されました。
シリーズ最新作は、物理エンジン、グラフィック、サウンドなどがさらに進化し、ついにVRにも対応と聞いていたので、これまでPS3でGT5/GT6をプレイしてきたけど迷いなくPS4proへの移行を決意したのでした。
といってもPS4proと専用ヘッドホンは会社同僚からプレゼントされたもの。これにPSVRと専用台、GTsportのソフトを揃え、さぁ設置しようと関連情報を調べていたら・・・
なんと、手持ちのステアリングコントローラー(ハンコン)G27が使えない!! という驚きの事実が。
ハンコンとしてはメジャーな方なので当然サポートされると思っていたけど、GTsportで公式対応される7モデルには入っていませんでした。6モデルが共同開発したスラストマスター製となっていて、推奨される最上位品(T-GT)に至っては価格が8-9万円!。高次元のFFB(フォースフィードバック)など高いだけのことはあるんですが手が出ません。
G27を粗大ごみにするのは惜しいし、うーん、困った。ということで設置作業が一時ストップしてしまいました。
■リアルとバーチャルのハンドル対策
先日スイスポのハンドルのコンタクトケーブルを交換し、ホーンが鳴らない対策と、オートクルーズボタンのハンドルへの移植を行い整備手帳に上げましたが、同時期にG27を何とかGTsportで使えるようにする対策も行っていたのでした。
集めた情報によると、PS4は接続されたコントローラーが公式ライセンス製品であるかを8分毎にチェックしているそうです。非公式の製品はハンコンに限らずこの認証チェックのKeyがないため応えられず接続解除となり使えません。
しかし、その認証時だけ標準コントローラー(DUALSHOCK4)に返答させることで、この8分認証問題をクリアする対策が存在します。いずれもUSBハブに使いたいコントローラーと標準コントローラーを繋いでその中間に制御用機器を介在させるというもの。変換コンバータとか変換アダプターと呼ばれているものです。
GIMXというフリーソフトと電子工作でDIYするアダプタもあり興味をそそられましたが、動作にパソコンの介在が必要そうなのでパス、海外のサイトでしっかりした成功例のあった「CronusMax Plus Cross Cover」をチョイスしました。
最近日本正規品も出てきたみたいですが、価格の安い並行輸入品を購入(\7380)。
どうせファームウエアなどは書き換える訳だし、英語をガマンし偽物でなければOKかと。
これを正常に利用できるまでの手順メモも一応載せておきます。
■CronusMax PlusによるG29としての動作
手順最後の「0」状態まで行けば、ほぼ完ぺきにGTsport上でG29としてプレイできます。
注意点として、USBハブはポート番号を選ぶので、1番にG27、2番に標準コントローラーを接続する必要があります。我が家の環境は充電専用台がUSBハブ内蔵なんでこれを利用、外部電源の供給なしでも問題なく動作しています。
また、標準コントローラーがPS4本体とBluetoothで接続されると、8分認証問題が顔を出すので、本体設定で切り離しておきます。(これ、意外と盲点です。私は自動接続もOFFにしています)
標準コントローラーは基本触らないようにするんですが、G27にはPSボタンとかOPTIONボタンがありません。
これはしょうがないのかなーと思いながら、本家のサイトを探すとちゃんとシフターのボタンに割当たっていました。
しかも画像のようなテンプレートデータもあったので、写真用紙に印刷、ボタンの穴を綺麗にカットするのに苦労したけど両面テープで貼り付けて使っています。
PSボタンはL3とR3同時押しできちんと機能しました。FFBも機能するので暫くはG27延命できそうです。
■クリスマスアップデート
ということで、めでたくGTsport環境が整いプレイ開始、まずはLevelを上げるべく一通りのメニューをこなして行きましたが、登録車種が150台程度と大幅に減ったのが少々不評の様子。GT5/6の時にあったノーマルカー(室内などの再現性の低いやつ)は割愛されていて、すべてプレミアムカーなんですが、高性能なレースカーが多くちょっと馴染めません。
車種の少なさは今後DLCで追加がアナウンスされていますが、国産のファミリーカーや旧車を改造してサーキットを走らせる醍醐味が欲しいところ。でも再現性の高い車ばかりだから、VRモードで室内に乗り込んだ際なんかは素晴らしく、インテリアにきょろきょろと見入ってしまいます。
そんなGTsport/VRの魅力は別途書くとして、つい先日Levelが20に到達、やっとロックされていたニュルブルクリンクを走れるようになりました。
と同時に12/22にクリスマスアップデート(1.09)の配信があって、車種やコースなどの追加、その他諸々あったんですが、なんと高性能車に混じってスイスポが追加されました。それも32ではなく31 (^o^)/
即購入してニュル北を走らせてみました。プレミアムカーなんで運転席から見るメーターやウィンカーの動きなどもリアルに再現されています。今回のスイスポ配信を喜んだ人は非常に多いみたいで、リバリーエディターでカスタマイズされたスイスポがサーバー上にあっという間に200台以上登録されていました。
今後痛車など色んなカスタムカーとオンラインでレースしたりという展開が楽しみでもあります。
自分はリバリーエディターまだマスターしていないのでSCAPES(車撮影の背景画像)をパソコンに取り込んで、PhotoShopでこんなの作ってみたりしています。いつかドイツ行って走ってみたいな。
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グランツーリスモ | 日記
Posted at
2017/12/27 03:27:40