
今年のOPM
長野県の道の駅コンプと、絶景巡りをセットに計画を立てました。
過去の経験から得た長野県の印象。
絶景と温泉の宝庫。
自然を感じるドライブに最適の県。
蕎麦とリンゴが美味しい。
そう、旅の舞台として間違いなく
日本トップクラスの県です。
出発の一週間前から、毎日欠かさず天気予報を確認。
週末は天気に恵まれそうで、ワクワクが止まりません。
(※運転中の撮影は、バイザーホルダ改+リモートスイッチで行っております)
1日目 … 10月15日(土)
道の駅 田切の里

予定表では8時10分着ですが、4時13分に到着。
ワクワクしすぎて今回も眠れず、GWの東北に続き、寝るのを諦めて出発する羽目になりました。
完徹2日までなら自信はあるのですが、いつか体を壊しそうなので控えようと思います。
この田切の里は、先日のCP追加で設定されたばかりの場所。
高速のICから地味に遠かったものの、予定ルート沿いの立地で助かりました。
鷹狩山展望台

安曇野市から道の駅を巡りつつ北上し、本日最初の絶景ポイントに到着。
信濃大町の鷹狩山にあるこの展望台は、白馬岳から常念岳まで、北アルプスが一望出来るスポットです。
朝日に照らされた山々と街並みがとてもキレイでした。
続いて、日本アルプスと雲海を眺めながらのドライブ。

ここは道の駅 大岡特産センターから、道の駅 さかきたに抜ける道だったかな。
この後は長野の市街地に向かって北上します。
善光寺

信州を代表する観光地、善光寺に立ち寄ってみました。
ここは無宗派の単立寺院であり、本堂は国宝に指定されています。
ハイドラCP的には獲得済みだったのですが、この日は別件で訪れました。
その話はまた後程。
ここから先は怒涛の絶景続きです。
山田牧場

長野県道66号 豊野南志賀公園線は、この地方の幹線道路であると共に観光道路としての側面もあり、素晴らしい景色が楽しめました。
空が近く感じます。

まさに天空道路。
少し走ると笠岳が姿を現します。

峠の茶屋周辺は、大勢の登山客で賑わっていました。
さあ、次はいよいよ数年越しのリベンジの刻。
この天気なら勝ったも同然です。
期待に胸が高鳴りますよ!
志賀草津道路 (国道292号)

なんという絶景。
今更?と言われそうですが、過去2回の訪問はいずれも濃霧で何も見えず…。
前回に至っては、超徐行の観光バスに、渋峠から草津まで延々と引っ張られました。
3回目にして初めてその全貌を眺める事が出来たのです。
日本有数の山岳道路と言われていますが、個人的には最高峰と言っても過言ではありません。
停められる場所のほぼ全てで停車し、写真を撮りまくりました。
草津白根山

常時観測火山の一つで、2016年10月現在も噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が継続中。
エメラルドグリーンが美しい湯釜にも近付くことが出来ません。
この付近は駐車はおろか停車すらも禁止されているため、走行中の車内より撮影。

これは唯一ブレていなかった写真(^^;
万座道路 (長野県道466号)

志賀草津道路を殺生河原まで下った後、再び来た道を戻って万座道路へと左折しました。
上の方に見えるのは、渋峠へと続く志賀草津道路。
万座峠

万座峠で一休み。
本格的な紅葉には少し早いものの、色トリドリの景色を楽しめて気分は上々。
万座峠から西に進むと、この分岐が現れます。

反対側から来ると案内標識があるのですが、草津方面からだとわかりにくいかもしれません。
左折後も強烈に狭いという程ではないのですが、この日は対向車が多く、側溝もあるため運転に気を使いました。

長野県道112号 大前須坂線のこの区間は、毎年11月中旬~5月中旬まで冬季閉鎖され、幻の峠道とも言われています。
毛無峠

ずっと来たかった場所の一つ、毛無峠に訪れました。
この周辺は常に強風が吹き抜けるため、木々が育たず荒涼とした風景が続いています。
↑の写真は、鉱石を搬送した索道跡(鉄塔)の上辺りで撮影。

足元はとても崩れやすいので、登る際は十分にご注意下さい。
滑って尻餅をついた人からの忠告ですよ(^^;
毛無峠の最後の区間はダート。

最後まで車で行こうか迷ったのですが、ここは徒歩でてくてくと。
そして行き止まり。
文字通りの最果ての地です。

最果ての向こう側は群馬県。
ネット上の
未開の地グンマーの、元ネタの一つだそうです。
国境とか言われてるみたいですね(^^;
もちろん、あくまでもネタであり、実際の群馬は魅力あふれる県です。
ちなみに来年のタイトルは、
OPM2017+群馬の旅です…って気が早い?
下を眺めてみましょう。

写真右に見える九十九折(ジロー坂)を下った先に、日本有数の硫黄鉱山であった小串硫黄鉱山跡があります。
最盛期には約2,100人が暮らしており、学校はもちろん、スーパーや映画館まであったそうです。
1971年に閉鎖されて、現在は廃墟と化しています。
立ち入り禁止ながらも、ネット上では多くの探訪記がありますので、興味のある方は検索してみて下さいね。
復路の道中で撮影。

本当に圧倒される景色です。
この後は須坂市の動物園CPを獲得し、この日のCP巡りは終了。
上越自動車道~長野自動車道で、一気に塩尻まで移動。
次の絶景スポットを目指します。
高ボッチスカイライン

ここもまた、最近妙に縁のある似非スカイラインでした。
でも大丈夫。
経験上、スカイラインを名乗る道には、必ず何かしらの優れた要素があるはず。
高ボッチ高原

そしてこの景色である。
写真で伝えきれないのが残念ですが、まさに至福のひと時でした。
場所を移動して、反対側の景色を眺めてみましょう。

三脚がズラッと並んでいます。
非常に残念なお知らせですが、コンデジを手持ちでこの中に紛れる度胸はありません(^^;
でも勇気を振り絞ってヒットアンドアウェイ。

なるほどなるほど。
諏訪湖と岡谷市が一望できるスポットで、素晴らしい夜景が拝めそうです。
この日は残念ながら靄がかかっていましたが、空気が澄んでいれば富士山まで見えるとの事。
夜景は諦めよう。
大丈夫、次の撮影スポットもリサーチ済みです。
塩嶺王城パークライン

水鏡の諏訪湖に月が浮かぶ、とても幻想的な光景。
この景色を見た瞬間、滅多に使わないミニ三脚を取りに車に戻りました。
撮影場所は、鳥居平やまびこ公園から南西にある塩嶺王城パークライン。
絶景続きの一日に満足したので、もうこれで帰ってもいいや…(注:明日はオプミ)

1日目の走行距離は 1,042km
2日目 … 10月16日(日)
宿泊場所は、今年も茅野市のカンデオホテルズ。
中央道諏訪インターのすぐ近くにあり、ハイドラ起動で放置していたら前日の夜にHIYOさん、当日朝に96くろさんとハイタッチ。

その後、中央道原PAで、先月の四国以来の再会となりました。
積もる話もありますが「また後に会場で…」と一旦お別れ。
これが死亡フラグで、今生の別れにならなくて良かったです(笑)
中央道から富士五湖道路へと進み、山中湖ICで高速を降ります。

ここまで来れば会場はもうすぐ。
…なのですが、アイコンの塊から離れて行きます。

ここは忍野村から都留市へ抜ける鹿留林道。
The 林道って感じの、とても林道っぽい林道ですね。
二十曲峠

富士山の撮影スポット、二十曲峠を訪れました。
本当はオプミの後に来る予定。
ですが、午後から天気が崩れる予報だったため、朝一での訪問に変更。

ここに来るため、本来予定していた麦草峠と白駒池を断念しました。
でも、それだけの価値はありますね。
さあ、次こそ会場に。

…の前に、三国峠を訪れました。
超人気撮影スポットのパノラマ台は満車(+少々はみ出し)状態なので、少し上の場所から撮影。
素晴らしい眺めですが、撮影中ずっと雲が掛かっていたのがちょっと残念。
三度目の正直で会場入り。

去年の大渋滞がウソのように、スムーズに駐車場所まで行く事が出来ました。
様々な対策を施してくれた運営に感謝です。
みんカラオープンミーティング2016 in山中湖
今年のオプミ富士山 in山中湖。

結局、雲が途切れることはなく、15時頃には山体の確認も出来なくなってしまいました。
あと、帰ってから気付いた事があります。
会場内で撮った写真は、たったこれだけでした(^^;
今年は同じ四国から訪れた鵞鳥使いさん、富士御室浅間神社から無事生還した愛知県の96くろさん。
そして福岡県のHIYOさんとも無事に合流。
話が盛り上がっていたため、写真の事をすっかり忘れていたというわけです(笑)
他の大規模な集まりと違い、たった5人のささやかな集まり。
それでも個人的にはこのぐらいの方が性に合っているし、同じ感性の人達と巡り合えただけでも、みんカラとハイドラに感謝です。
2日目の走行距離は 426km

ハイタッチ数
1,647回
3日目 … 10月17日(月)

カンデオホテルズの魅力の一つはスカイスパ。
特に茅野のカンデオは、正面にアルプスの山々、下に高速道路を眺めながらの入浴が出来ます。
この時間帯は他のお客さんが居なかったので、フロントで許可をもらって撮影しました。
…って雨ですか。

控えめに言っても大雨です。
困ったものです。
こういう時、どんな天候でも楽しめるハイドラは、本当に有り難い存在ですよね。

長野県の道の駅(全43ヵ所)、ラストとなる風穴の里に到着。
32県目のコンプ、長野県は好敵手(と書いて友と読む)でした。

残る強敵は岩手県と鹿児島県。
ただ、ラスボス北海道には勝てる気がしません(^^;
この後は、もし快晴ならば、初の乗鞍エコーラインを考えていたのですが…。

行っても何も見えそうにないのでスルー。
もし曇り以上ならば、白骨温泉の泡の湯を考えていたのですが…。

どしゃ降りの露天風呂もどうかと思いスルー。
残念は残念ですが、どうせならゆっくり泊まりたいと思っていたので、また来ようと思います。
場所は飛んでここは岐阜県。

とても良い雰囲気のお寺です。
西国三十三番満願霊場 美濃国谷汲山 華厳寺

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の寺院。
帰路から大きくは外れていなかったので、この機会に参拝しました。
実は御朱印で掛軸を作っています。

この掛軸、両親が途中まで作っていたのですが、父親が亡くなって以来止まっていました。
今年になってその存在を知り、順番通りではないものの、完成に向けて再始動したというわけです。
そして2日前に立ち寄った長野県の善光寺は、西国三十三所の番外札所。
本来は四国霊場における高野山のような位置付けですが、先に行っても構わないと聞いて御朱印を頂きました(左下)

これにて今回の旅の目的は終了。
さあ帰ろう。
帰ってうどんを食べよう。
明石海峡大橋
大鳴門橋

最近は新潟や山形からの帰路が続いていたので、長野県茅野市からだと楽に感じました。
3日目の走行距離は 660km
デミオは早くも60,000kmをオーバー。
去年の12月に35,000kmでエンジンを載せ換えたので、今年は30,000km/年間のペースです。
ハイドラ的には、年内に個人的なエンディング(観光名所コンプ)が現実的になりました。
その後は所謂やり込み要素なので、ゆっくりと長く楽しめればと思います。
元々旅は大好きでした。
ハイドラがあってもなくても旅はします。
でもハイドラは旅を豊かにしてくれる付加価値。
そして掛け替えのない友達を作ってくれた、大切な存在です。
みんカラブログ、オプミも含め、運営の方々には心より感謝申し上げたいと思います。
※この記事は
みんカラオープンミーティング<OPM(オプミ)>2016 について書いています。
イベント:みんカラオープンミーティング<OPM(オプミ)>2016