
お久しぶりです。
携帯ブッ壊れたり、引越しに向けての準備が色々とアレしており、
すっかりとご無沙汰しておりました。
その辺りは漸くクリアできたので、
そろそろ少しずつコッチの活動を再開しますよ~。
昨日は無理矢理休みを取って、「ロードスター THANKS DAY JAPAN 2nd」へ行って来ました。
細かいイベントの内容とか、クルマのスペックとかは、
どっかの雑誌とかBlogとかが書いてるから省略して、
会場で開発者の方に直接伺った話や個人的な感想などをダラダラ書いておきます。
まずデザイン。
好みがはっきり分かれる部分なので賛否両論でしょうけど、
個人的にはすんごく格好良いと思います。
モダンなのにどっから見てもロードスターになってるのが凄いね。
そして操縦性について。
シャシーのモデルの傍に操案担当の方がみえたので、率直な質問を投げてみマシタ。
こちらの質問内容を簡単に。
「今までのロードスターは意図的にケツを出し易くされており、
スポーツドライビングでは物足りないモノを感じる事もありました。
今回のNDロードスターはどのような味付けをされたのでしょうか」というような内容です。
ソレに対しての回答のまとめ。
「ドライバーの操作、ステアリング、アクセル、ブレーキングによる過重移動を正しく反映する方向で調整しました。
リアの安定性も高めており、従来のような安易なテールスライドは押さえています。」と言った回答デシタ。

これはノーマル足でも期待しちゃいますゾ。
あざといセッティングにより演出された偽りの人馬一体ではなく、
ドライバーの操作とクルマの動きがシンクロするよう仕立てられた、
「21世紀の人馬一体」が実現されている事を切望して止みません。
次にエンジン音。
これもデザインと同じで、やっぱりロードスターの音なんだなぁという、低く乾いた音。
勿論、全く同じじゃないんですけど、オーナーならきっと聞けば分かると思います。
エンジン担当の方に、NA/NBの音を意識したサウンドチューニングをされたのかを問うと、その通りであるとの回答を頂きました。

このSKYACTIVE1500ccエンジンにi-stopまで付いちゃうんだから、
同じ雰囲気なのに省燃費性能まで付いてきちゃうんだからこれまた凄いね。
最後に試乗。
およそ3分間でかつ速度が20km/hほどしか出せなかったし、更にAT(泣)でしたので、ホントに片鱗の更に片鱗しか味わえませんでした。
コックピットの雰囲気も外装同様にモダンですが、NAロードスターの雰囲気を上手く残していると思いマシタ。
シートもNCまでと比べれば更に良くなっております。
ポジションは適度に低く(先代比で20mmダウン)、ポジションは取り易いと思いマス。
また、ホールド性も改善されている事が期待されるシート形状になっておりマシタ。
ちょいと生地が柔らかめなのが唯一気になる点ですが、これは距離を乗ってみない事にはワカリマセン。
正直な話、同じクラスで比較すれば86の純正シートの方が優れていると思われマス。
脚はアタリが付いていないでしょうが、NA/NBのような腰高感/フワフワ感はありません。
見た目に関しても、デザインのおかげで今までのようなSUV感も無く良いのではないでしょうか。
尚、ライドハイトでは、しっかりとケツ下がりになっている模様。
ただ、ロードスターの持ち味たる軽快感は勿論健在で、
ステアリングを切ると軽快にかつ、今までよりはしっとりと旋回します。
ん?この乗り味はどこかで感じたような…
もしやFLE(ry
風の巻き込みに関しては、風速20m超の強風が吹いていたので不明(笑)
あ、あと幌は片手でオープン/クローズできるすぐれた機構が装着されておりマス。
これでRHTの優位性は防御力のみになるんじゃないか…と思う(弱気)
最後に個人的なNDロードスターへの感想を。
かつては古きよきスポーツカーのリバイバル的な存在だったのが、
ロードスターのスタートであったと思いマス。
しかし時代は流れ、ライバル達が消えようともマツダが火を消さずに守りつつ磨き続けた結果、
これからのスポーツカーはかくあるべきという姿をリードする存在に昇華されたのではないかと感じました。
クルマ自体のダウンサイジングや軽量化技術、省燃費性能。
こういった技術を惜しまず盛り込みながらも、
手の届く価格帯でロードスターというクルマを作り続けるマツダには惜しみのない拍手を贈らせて頂きたいと思います。
…
・・・
・ ・ ・
とかそれらしいコトを最後に書いてみたけどさ、正直な感想を最後に書いちゃうよ?
欲しい!
と、素直に思いました。
いじょう。
むっちゃカッコイイ30周年記念車とか出たら、乗り換えちゃうか?(笑)