デュカト バーストナー リヤバンプストップラバー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
リヤサスのバンプストップラバーを交換しました。12年、走行6万8千キロ。
2
交換前リヤ左。
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交換前リヤ右。左より傷んでません。劣化の原因は反復圧縮、水掛かり、熱、紫外線だとすると、デュカトは排気が左で走行中のリヤ側温度は高く、右より左のほうが路肩の水たまりが多い、清水タンク重量100キロと発電機65キロが車体の左で荷重大なので、左の劣化が早いのはつじつまが合うかな、です。冒頭の切開画像でも、傷んでいる方が左側です。
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ずっとebayを見てましたが、この2,3年で随分値上がりしました。でも、そろそろ買うかなあと思っていたら、国内の楽○で二つ4400円で買えました。コロナ後は生産が落ち着いたのでしょうか。ブツはほぼ一週間で大陸から届きました。250デュカト用のバンプストップラバーはこの様に黄色いのと白いのが売られています。白い方が新しい材料で劣化しにくい気がします。
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ブラケットの金属とウレタン部分はこの様に簡単に分離します。手でモギュっと。
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新しく買った方のブラケットは溶接精度悪く、使うのをやめました。点付けイモ溶接なんで、バイスで掴んで修正可能だったかも。
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座面を清掃し、次回外す時まで錆びないようネジ部にグリス塗って古い方を再利用です。
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新品でも1G状態ではリーフにタッチしないですね。まっとうな設計だと感じます。
新品にしたものの、今まで走っていてリヤサスの底づき(フルバンプ)は感じたこと無いので、新品でもそんなに乗り心地変わらないんじゃ無いかと思っています。
大昔に砂利道を高速で走るモータースポーツやってたときの経験では、バンプストップラバーって、手で触って柔らかいのより、こんな固いのでいいの?っていう方が、完全に底づきしたときの衝撃は少ないです。まあデュカトでそんなことしませんが。
今日はもう呑み始めたので、試走したら交換効果を追記します。
【交換後レビュー】
あまり変わりません。いつもあまり重い荷物積まないのもあり、通常の走行でバンプラバーが大きくタッチすることが無いのだと思います。万一のフルバンプの時に役立ってくれるでしょう。
【交換後レビュー追記】
半年ほど乗りました。
うちのデュカトはリヤリーフスプリング2枚仕様でバネレートが高いのでしょうか、リヤがフルバンプした経験は無いです。でも、路面のうねりでかなりリヤが上下に大きく揺すられる事はあって、そんなときの収まりは新品の方が良くなった気がします。新品だと、縮み側のストローク規制と、減衰力追加の効果が高いのかなあ、です。
バンプラバー以外の要素でもう少しリヤの乗り心地が良くならないかと荒れた道を走るときにリヤサスペンションの動きに意識を向けているんですが、その日の乗り始めが乗り心地良く、しばらく走るとバタつく気がします。感覚的に、ですが、ギャップを拾ってショックが縮んだ後の伸びが速すぎる感じです。タンでなくダンッ!なんです。突き上げられて車体ごとダン、なのではなくて。
ダンパーオイルが冷たいときは良く、温まると悪くなることからも、伸び側減衰力の強い代替品があれば試してみたいなあ。
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海外のキャンパーバンのSNSでたまに話題になる相撲スプリングも大陸性の模造品が出始めました。本家は数万円以上するもので、組み込み状態からバンプタッチさせて圧縮状態で使うようです。乗り心地が良くなるらしいですが、原理が分からず、本当かなー?というのと最初から潰して使ってるとどうしても寿命が課題だと思うのです。ちなみに、模造品価格は8千円から3万円くらい。高いのにすぐ駄目になるのは避けたい。
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