
・ディーラーで500万円前後の予定
4Cについて、その話題の中心は日本での発売価格である。今のところ日本におけるローンチエディションの並行価格は約800万円くらいである。取得税などの諸費用を含めると乗り出し価格はおおよそ900万円近くに達する。
さて、日本での正規販売のローンチエディションの価格はと言うと700万円前後を予定し、その後でてくる通常版の4Cはディーラーで500万円前後の予定だから、通常版の乗り出し価格は諸費用等含め、約500万円台後半ということになる。
ところでフィアットの内部資料を覗けば、まずプレス用の資料だが、大まかなスペックについては雑誌やネット上で知ることができるので気になった部分を紹介しよう。
1.最大トルクは350Nm(1700rpmで最大トルクの80%)
2.アルファロメオ初のローンチコントロール。
3.D.N.A.のRACEモードはD.N.A.レバーでDモードを長押しすることにより切り替わる。その時ESCとASRはキャンセルされ変速はパドルに固定。
4.アルミ製のロールバー設置。
5.フロントタイヤは17インチもしくは18インチ。リヤは18インチもしくは19インチの前後異径。
以上が私の気になったところか。
ローンチエディションについては別の資料となっており、これは代理店向けである。気になる一部ではあるがそれによると
1.3月7日よりオーダー開始。(日本ではない)
2.ローンチエディションの目的は希少性を高め、特にコレクターに新型車への購買訴求を図る。
3.生産台数も限られ、スタンダード版と比べてもより細心の注意を払って取り扱う必要があるため、販売はフィアットオートモビルズ㈱と直接契約する。
これは日本においては8Cのような販売方法ということであろう。また、並行車が高いのはこのことが理由で一度本国で登録しなければならず、その分の税金分が上乗せされているためであろう。
4.カララ・ホワイトはマットカラーである。
5.ライト脇のフロントエアインテークはローンチエディション用である。
6.レーシング・サスペンション
7.レーシング・エキゾースト
8.オプションは下記のとおりで
・リア パーキングセンサー(413.22ユーロ)
・クルーズコントロール(206.61ユーロ)
・喫煙者用キット(無償)
・大出力オーディオ(206.61ユーロ)
・専用スーツケース(330.58ユーロ)
・インテリア小物入れ(165.29ユーロ)
・バッテリーメンテ(165.29ユーロ)
・専用ボディカバー(243.93ユーロ)
ただし、これらの装備はひょっとしたらジャパンバージョンの場合、標準かも知れない。
9.500台限定でヨーロッパ、中東、アフリカに400台。
ジュネーブでは1000台限定で北米に500台、EU等地域に400台、その他に100台ということであったが、北米でのアルファロメオの販売ルートが決まっていないため、とりあえず500台ということである。また、マセラティの工場の生産能力も未知数なため、このようになったのだろう。また、100台のほとんどは日本向けというのである。理由はその他の地域でのアルファロメオの販売は日本がほとんどであるためである。
10.アルファロメオ ブランドアンバサダーを指名する。
つまり、これはすべての販売店でローンチエディションを扱えないことを意味する。
最後にテクニカルスペックの一部を紹介する。これは通常版も同じである。
・全長:3989mm
・全幅:1864mm(ミラーを含むと2090mm)
・全高:1183mm
・ホイールベース:2380mm
・ステアリング:機械式(ロックtoロック2.75回転)
・最高速:258km/h
・トランク容量110ℓ
最後のトランクの部分についてはお詫びをしなければならない。なぜなら、
2013年1月28日のブログでトランクが備わらないことをお伝えしたが、実際にはエンジンルームの後ろに設けられている。アメリカで売るには至極当然ではあるが。
Posted at 2013/03/23 18:52:41 | |
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