
・ペダル調整ができる車
デトロイトショーで世界初公開を飾った6代目・マセラティ・新型クアトロポルテだが、先日、その実車の内覧会が恵比寿ガーデンプレイスで極秘に行われ、ご招待を受けたので行ってきた。この内覧会はアメリカはもちろん中国でも行われていない。日本がこのようなイベントの一番手ということである。思い起こせば15年位前のビトゥルボ時代は世界で2番目に日本でマセラティが売られていたのだから、後発の国よりも優遇されても違和感はないだろう。撮影は日本公開前ということもあり禁止されている。
さて、最初に会場に入りパッと見の印象だが、少々ずんぐりしているように思えた。デザインの流れはグラントゥーリズモの流れではあるが、ボンネットの安全基準により先端側から膨らんでしまっていて少々伸びやかさにかける。ちなみに展示車は外装色は黒メタ系、内装はベージュ系の色である。海外プレス用のデモカーなのでこれから雑誌等でも見かけるのであろう。そのずんぐり感も真正面から見ると感じることはない。2次元的に見ればグラントゥーリズモのそれに近い。また、写真で見るとやたらと長く感じるボディ、特にホイールベースも屋根が高いせいか、さほど感じることはなかった。オフィシャルフォトはいずれも屋根があまり高く見えないように写されているためだろう。
なお、フロント側のみライセンスプレートのベースが日本仕様に交換されていたが、それほど違和感無い高さにそして場所に取り付けられていた。よく、グラントゥーリズモではフロントオーバーハングが長いために、ライセンスプレートが折れ曲がった車を見かけるが、今回のクアトロポルテはフロントオーバーハングがさほど長くないのでそのようなことはなさそうである。
次に内装の印象だが、だんだん妖艶からドイツ色が一段と色濃くなったような整理されたインパネ周りである。詳しくは写真等が出回っているのでそちらをご参照いただきたい。その中で一つ気になったことがある。ヘッドライトスイッチなどのプラスチック部分がアメリカ車のそれと同じなのである。もちろんアメリカ車のプラスチックが悪いということではない。今までの質感と違ってしまっているのである。どうやら、クライスラーと一緒になったことが起因しているという。
ただ、一つ面白い機能があったので紹介しよう。シートはマルチウエイのパワーシートなのは当然なのだが、ステアリングに続き、シート下の調整レバーでペダルも調節できるのある。一部のスーパーカーやピニンファリーナのミトスのようなコンセプトカーのように、シートが固定されて操作系を調整する車があるにはあるが、一般的な市販車でペダル調整ができる車は初めてではないだろうか?
次にゴルファーに気になるトランクの広さだが、少々幅方向が狭くなったように見え、奥行きは若干深くなったが、斜め入れるのも厳しいのではないかと思う。マセラティといえど、実用車なのでそこは課題かも知れない。安全装置や電子機器などが内装ギリギリまできているので、今のところ改善は難しいだろう。
そして、問題の音だが会場の都合上、エンジンをかけることができなかったが、ご案内をしてくださった方の話によるとかけた直後は『大変』静かだそうである。もちろんこれはV8の話で、V6の方はこれから生産だそうなので、V6については今のところ不明である。ただし、このV8は
2011年07月26日のブログで書いたが、グランスポーツのように純正爆音スイッチがついているという事である。つまり、スポーツボタンを押すとアイドリングの状態でも、その音量は一気に上がるのだということだそうだ。
ファーストデリバリーにはビアンコ・フジのようなパール系の白は設定されないようだが、いずれ設定するということである。
また、日本における型式を取得するための認証作業は3月くらいまでに済ませるようである。
さて、気になる日本における価格だが、1700万を少々切ったところがV8の車両本体価格だそうである。しかし、最近の円安で間際で変更されることも考えられるそうである。
Posted at 2013/01/29 07:57:59 | |
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