
昨日の
午前の徘徊はFBを見ていただくとして、午後は?
R406を白馬から鬼無里方面へ下ると少しだけ小川村地籍となる。
この道はR406側からは何度か通ったことがあるが、今回は小川村方面から高戸谷道を辿っていってみようと
仏崎の岩場のテッペンから東側のお山を見て思いついた。
何気なく、ほんの散歩気分の思いつきで仏崎の岩場まで登ってしまったが、熊鈴もぶら下げておらず、徒歩徘徊時のリュックも置いてきていて、水・緊急食・衣類の用意も無いし、熊さんの落とし物を発見してしまったので歌を歌い時々奇声をあげながら勇気ある撤退。
まだ熊さんと華麗にダンスを踊る気分ではない。
高戸谷道の入り口からまずは馬曲(まぐせ)神社を目指す。



が、この先の道の様子が思ったよりもよろしくない。
この先、犬平の馬曲城趾を抜け駒蹄観音を経て高戸谷山から桐山番所を辿るつもりだった。
やはりトレールバイクのほうが機動性が高いので125ccぐらいのが欲しくなる。
番所跡の方向からせめてみようと一回下ってから小川川沿いに虫喰い状砂岩、砂岩の大岩盤、三十三番石仏群を通って沢の宮小川神社を目指す。
通り過ぎてから気がつく阿呆者。走行ペースが速すぎるていたらく。




沢の宮小川神社
突き当たりに廃集落がある。左の林道を行けば野間の集落跡をぬけて美麻村のポカポカランド美麻前へ出る。
廃集落入り口の集合ポストの中には先月検針した電力の紙が入っていた。
神社は西暦907年にはすでに記録があり古い格式のもののようだ。
狛犬がお出迎え。普通「阿(あ)」「吽(ん)」の口の形となるのだが、左のワンコは舌を噛んだようだ。










上から郵便のバイクが降りてきた。
小川村は山の奥高いところに今でも人の住んでいるところがあるので配達は大変そうだ。
しかも住んでいる人は老人がほとんどなので安否確認もかねている。
ただ、風景はすばらしいので住み慣れた家を離れたくない気持ちもわかる。


桐山口留番所跡へ着いた。
分校の跡地でもある。隅に現場事務所が建っていた。
やはり絶景である。跡地を見ると石基礎の跡のような物が残っていた。


桐山をすぎて暫く行くと右駒蹄神社・馬曲城趾の看板があったが、通行止め。
今回は夕方に用事もあるので無理はしないでおこう。
左白馬の標識を、行ったことのない右大洞高原方面村道36号へいってみる。
白地の大栃をすぎて道なりまっすぐの予定。
寄り道をしなければ高山寺(三重の塔)へでるはずだ。が。


どこか曲がりそこねたらしい。鬼無里村になってしまった。
やけくそでドンドン進むと1個所分岐がありスルーしていくと人家があった。
さらに川沿いに下っていくと見たような景色。奥裾花の分岐の手前に出た。


Uターンして先ほどの分岐へもどり左へ行ってみる。
すべての道はどこかへと通じている(はずだ)。
かなり細い道だが通行の跡がある。BRZには難易度の高いクランクを抜け。
突き当たってしまった。人様のお宅。ほぼ車幅一杯の道で軽トラの止めてある場所を使ってなんとか向きを変えた。さっきのクランクは後方視界の悪いBRZには難易度がさらにあがってしまうので、バックで後戻りはなんとか避けられた。というか分岐までずっとバックとなってしまう可能性大であった。




すたこら来た道をもどりオリンピック道路へでる。
時計を見ると少し余裕がありそうなので、白馬へ通っていた頃通った旧道をとおる。
千見のあたりにも神社があったはずだ。
見覚えのある千見神明社についた。神社の前には「猿田彦」の石碑がいっぱい。
山車の倉庫らしき建屋に謎の造形(鏑矢と思われる)。
ここでもワンコのお出迎え。ここのワンコはカマナイようだ。
神社の額の文字がやけに下手くそだな、と思ったら五円玉でつくってあった。








あちこち徘徊すれば良いこともあるかもしれない。
約束の刻限となったので、大町の集合場所へむかう。半分以上仕事がらみであり、酒を飲まない俺には「同じ金を払うならもっと美味い物が喰えるのに」というイベント。
ここの料理が不味いという訳ではないがアルコール飲み放題の料金。でもソフトドリンク代は別。
会計はドリンク分だけ俺のほうが高くなる。
夜も更け、南の酔っ払いは駅に放り込み、北の酔っ払いはBRZに詰め込んで体育座りの反省をさせながら、長い一日の徘徊が終わる。





Posted at 2014/09/28 21:52:13 | |
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