
10月9日
えーと、正式名称は、
「第20回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レース:5時間耐久OB戦」
という学生レース前日に開催される前座戦でして、翌日エントリーしている学連チームの学生がオフィシャルをおこない、現役の羨望の眼差し(冷ややかな視線)を受けながら走行します。
パドックにはオフィシャル外の各大学生がピットクルーとして諸先輩方を上げ膳据え膳で奉仕し、雨でぬかるんでいるピットでのドライバー交代の際、レーシングシューズが汚れるから、と背負って差し上げレース車両へといなざうのです。
我がチームはKCOCチームのためOB戦への一般参加であり、当然そのような殊勝な後輩連もいない訳で、昨年と異なり影武者(スタート前リタイアチーム)も雇えず4人だけ(後半3人)の寂しいピットとなります。
開会式。グリッド待機とグリッド&フォーメイションスタート。
昨年同様ドクターカーはKOOBのお医者さんのクルマ。


1時間目。4番手を走るもNo50とNo99の同チームによる執拗なブロックを受け、プレッシャーをかけるも抜くに抜けず、イライラが募るヘンペル君。空いたインを差そうとするとわざと?前に被さり何度が土手に乗り上げそうになっててしまう。(これは走行妨害だろう?)
「とっちらかったNo99をやっと抜けたので中指立ててやりました!!」
ピットインするヘンペル君をお迎えに行く。学連ルールでチーム員が2名以上で迎え、歩いてピットまで誘導しなければならない。ピットアウト時も同様。

2時間目Inoueさん。
「おかま掘られた~。マフラー逝ってない?」とチーム員に報告しながらピットへ。
この後、難民配給所(参加者無料の食事テント)でフルコースを食し、お仕事をしに帰りました。

3時間目。私めがまたヤッツケてしまったようで。
足回りとかエンジン・ミッションとか重要な部分では無いのでダメージは些細ではありますが、貴重な走行時間を25分程浪費してしまいました。
3時間目も40分程過ぎた頃、「どこかで見たようなバンパーが落ちているな~」と思いながら2週目「俺のではないか!!!!」。
冨士でも似たような事があったような、無かったような。
気がついてから1週スルーして後、5~10分早めの強制ピットイン(オフィシャル指示)。
非常に拾いにくい場所(8コーナー直後のストレート始まり左側)にあってリタイヤかと思ったのですが有難くも拾ってもらえ、再出走できました。
私個人としては学連OB戦を走るのは実は初めてでして、オフィシャルや走った事のある人達からは様子を聞いていたのですが、いろいろ思った以上(マナーの悪さ&下手さ)でした。



前日「ヒビの入っているヘッドライトを交換しておこうか」という話もあったのですが、「どうせ壊れるから」という事で放置。不幸中の幸いでした。
走りながら観察したところ、走行妨害は概ね故意ではなく前しか見えていないのと、すべての操作タイミングが1or2テンポ遅いので、コーナー侵入でブレーキロックして真っ直ぐ行きインを空けてしまう。さらにあわててステアリングを大きく切るも、タイミングがずれているのと舵角がフルロック状態なのでコーナー出口付近で失速しながらインへ入って来る。
コーナー出口でこちらが加速している場面で後ろに下がってくるのです。
KCOCレースのつもりでいると当然オカマを掘ってしまう。
後方から迫る車両が見えていないので大変アブナイ。
私はヘンペル君のように優しくないので、1~2回プレッシャーを掛けた後、ラインを譲らず強引にこじ開けます。または出口で被さってくるクルマのリアタイヤのあたりをイン側からそっと押してあげます。
故意に妨害される例としては、圧倒的なスピード差で迫って来るクルマの前でラインを塞いで走ります。フラフラと前を走られるのでイライラしてきます。
おかげで非常にダーティな走り方をしてしまいました。
KCOCに出場しているチームと絡んだときは1・2回遊んだあとに気持ち良くパスできます。
もしKCOC戦でそんなダーティな抜き方をすれば烈火のごとく怒り狂い猛烈な追走に会い、仕返しを受けます。または抗議が提出されます。
学連OB戦では強引にパスしたクルマは抜かれたあと追走できないようで、ドンドン離れていきます。
強引に当たってしまった2チームから抗議が出るかと思いましたが、それも無い。
こんな情況が常態のようです。
今回、多少は学習出来たので来年は大丈夫でしょう。
(痴呆がこれ以上進まなければ・・・)
4時間半め。nabeonです。走行時間をロストしたので45分程走ってもらいました。天候も回復。
拾い喰いしてきたようです。
11位から何処まで挽回できるか?


この間に専修OBさん巻き添え喰らって不運なクラッシュ
最終はまたヘンペル君。No50をロックオン。
フィニッシュと結果。2人の頑張りで6位まで復帰しました。


入賞車両再車検と表彰式。
パドックアウトはスタック渋滞。



Posted at 2016/10/10 12:06:51 | |
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KCOC 軽自動車オフロード耐久レース | 日記