2024年06月09日
という事で…
みんカラさんからマイページのトップに『1ヶ月乗ってみた感想はいかがですか?』ってお題が表示されてたんで乗っかってみました(笑)
独り善がりが過ぎる内容になりそうですがよかったらお付き合い下さい。
① それでは先ず外から眺めてみて…
※ 長年フェリオに慣れ親しんできたせいかかなりデカく見えるボディに上手く取り回せるか一抹の不安を抱く (…今でも手の内に入った気がしません)
※ 正面若しくは斜め前から見るといろいろエッジが効いていて格好良く見えるが真横、そして後ろ方向から見るとお尻が大きくずんぐりむっくりしてる気がする (…あくまで自分の主観ですが真横から見た姿は『風の谷のナウシカ』に出てくる王蟲みたいだと思います)
※ FD2タイプRのアイコンと言っても過言ではない巨大なリヤスポイラーが格好良すぎてテンション爆上がり‼︎ (…後端がガーニー形状になってれば文句なし‼︎社外品に設定があるようなんで考えてみようかな?)
※ トランクの『CIVIC』そして『TYPE R』のエンブレムが外されてて物足りなさを覚える (…新品のエンブレムが積み込んであったんで貼っておきました因みに『CIVIC』の方がちょっと曲がってるのは内緒です)
※ 存在感抜群‼︎憧れのブレンボのフロントブレーキですがクリア塗装の剥がれや黒ずみが酷くてちょっと悲しくなる (…結構走ってる個体なんで仕方ないんですけどね)
② そして室内を覗いてみて…
※ タイプRといえば内装色は赤‼︎だと思い込んでたら黒一色でガッカリする (…FD2は2種類から選べたようです知らなかったぁ〜)
※ ルーフトリムの表装が剥がれて思い切り垂れてるのがちょっと嬉しい (…と言うのもこれ “FD2タイプRあるある” なんです因みに納車整備時に張り替え済みです)
③ 運転席に乗り込んでみて…
※ “これでもか‼︎” と言わんばかりにあちこちに取り付けられた『TYPE R』のロゴにまたしてもテンションがあがる (…演出上手ですホンダさん‼︎)
※ ドライビングポジションを合わせようと調整箇所を確認するとシートにはリフター、そしてハンドルにはチルトに加えてテレスコピック機能まで付いてて意表をつかれる (…特にテレスコは非常に便利です)
※ ホンダオリジナルのRspecシートは見た目はやる気が溢れる佇まいですが座ってみたらもうその時点でホールド感皆無なのが伝わってきてかなり残念 (…現在はEKで使っていたレカロのフルバケに換装済みです)
※ ルームミラーに目をやると視界のど真ん中に存在を主張するがごとくデン‼︎とリヤスポイラーが映り込むなりふりのかまわなさ過ぎに苦笑いする (…因みに後方の視界はモニターのカメラを通してるんで本来の見え方ではないと思います)
④ さてお待ちかね‼︎ エンジンを始動してみて…
※ クラッチペダルを踏み込むと “ゲコッ” ってカエルの鳴くような音がする (…はいっ‼︎こちらも “FD2タイプRあるある” のクラッチマスターシリンダーのトラブルで購入後間もなくクラッチが滑り仕方なくオーバーホールした際に新品に交換して貰ったんですが半年もしないうちにもう小さな声で鳴き出しています困ったもんだ)
※ キーを差し込みACC→ONからIGNまで回そうとしても回せず焦った後にスタートボタンが別にある事を思い出してひとり赤面してみる (…どうしてこうなったホンダ⁈)
※ かなりの確率でセルモーターの付き回りが発生して他人の視線が気になる (…これも “あるある” って説があるんですが自分は過走行車両故のトラブルだと思ってます因みに新品に取り換え済み)
⑤ それでは実際に走ってみましょう…
※ クルマのキャラクターから低速走行は不得手なイメージがありますが2速発進を難なくこなすし6速1000rpm30kmからでも普通に走れる (…排気量が2000ccあるし全体にローギヤードなんで当たり前ちゃあ当たり前か)
※ その一方で一般道を周りの流れに乗って走行する際にはもう少しエンジン回転抑え気味でも良いのにって勝手な事を考えたりする (…いやヒトって本当に勝手なものです…えっ⁉︎自分だけですか?)
※ ギヤ間が程よくクロスしているようである程度車速を上げた状態ならシフトアップ時にパワーバンドを外さない事に感動する (…エンジンの性能曲線図を見ると最初のトルクのピークが3000rpm位から始まってるんですが4000rpmまで回してシフトアップすればピークを外す事はありません)
※ 普通なら “もう勘弁して〜” って言い出す6000回転から “もういっちょ来〜い” とばかりに活気付くVTECエンジンに度肝を抜かれる (…自分が若い頃ホンダ車について “エンジン買ったら車体が付いてきた” って笑い話?を思い出してしまいました)
※ そして時と場合によってクルマに誘われるまま(笑)アクセルを踏み抜こうとするも7000rpm前後で堪えきれずにシフトアップしてしまう根性の無さに落ち込む (…調子に乗るといとも簡単に法律的にNGの速度域に入るからって事もあるんですがそれよりなによりこれまでの常識から “壊れないかぁ?” って思いが頭をよぎります)
※ アイドリングの時点で結構大きな音を出していた購入当時からついていた社外マフラー(購入当時からついてたものです)が車内では回転を上げても排気音が殆ど聞こえない状況に大いに戸惑う (…これも “FD2タイプRあるある” らしいです因みにマフラーは規制対応品に取り換え済みです)
※ 純正ながら “硬過ぎる‼︎” と悪評高いサスペンション廻りですが街乗りメインだと僅かな段差でも発生するシートから脳天まで突き抜けるような衝撃にちょっと辟易してしまう (…若い頃ダートラ用の純正形状ガスショックにラリー用の荒巻きバネを組み合わせて乗ってたクルマを思い出しましたいやぁ〜懐かしい)
※ その一方で速度を上げた状態で結構大きな段差を超えた時は殆ど衝撃を感じさないままこなしてしまう事に驚愕する (…ふわりと衝撃を吸収する感覚を経験してしまうと車高調に取り替える事を躊躇ってしまう出来栄えでも車高はもうちょっと下げたい)
※ フェリオとは当に “月とスッポン” レベルで違う車体剛性の高さに技術の進歩を実感して感激する (…今のところ車体が軋む音を聞いた事は1度もありません)
※ そうしたシャーシ&サスペンション各性能の高さの恩恵かきついカーブでもなんの不安もなくアクセルオンでグイグイ曲がってしまう事に快感を覚える (…純正ながらデフが入ってるおかげもあると思うんですがそれにしてもFFでここまで曲がるとは思いもよりませんでした)
※ そのくせコーナー入り口でリヤ荷重を抜き気味にしてハンドルを切り込むとリヤタイヤがきっちり流れて思わずニヤけてしまう (…しかもフェリオに較べて流れ方が穏やかでコントロールしやすいんですさすがサーキット育ち‼︎)
※ 外から眺めた際見た目残念だったブレーキですが効きまで悪いような気がして本当に残念なのかと落ち込んでみる (…後述しますがこれは自分の取り扱いミスでした)
※ でもフェリオと同じ感覚ではダメだという事に気がついて踏み方を変えると一気に好印象に変わってひとりほくそ笑む (…元がファミリーユースなんでちょっと強めにブレーキペダルを踏むと速攻でABSが介入するため遠慮しながら操作していた “クセ” が抜けなかった事が原因でした)
※ 効きとトレードで発生する大量のブレーキダストのせいであっという間に白から茶色に変わるホイールの汚れに四六時中の掃除を強いられる事になりウンザリする (…せめて満遍なく汚れてブロンズっぽくなれば良いのに)
※ フェリオと比較すると異次元のハンドルの重さと操作時の反応の良さに面食らってしまう (…慣れない間は径の大きいステアリングホイールに取り替えてやろうかしらとマジメに思ってました)
※ “意外とデカく見えて…” どころか本当にデカい所に持ってきてハンドルのロックトゥロックが3回転弱位しかなく狭い通りや出船駐車でいちいち神経戦を強いられるのが辛い (…フルバケ換装している事もあって本当に憂鬱です)
※ 気になる燃費は今のところ平均して13km/ℓ後半くらいで狂喜乱舞する (カタログ値が11km/ℓ程度だったんでこれは嬉しい誤算です‼︎因みに最初のトルクの山を迎える3000〜4000rpm位で走行すると良い結果になります)
※ とはいえ喜んでばかりはいられませんこのガソリン代が高止まりしているご時世に漢気満載のハイオク指定は本当にキツい (…一刻も早いトリガー発動を切に願う今日この頃です)
⑥ 気づきその他諸々…
※ 現状純正のオーディオシステム (因みにHDDインターナビシステム搭載) ですがバス・トレブル、そしてフェーダーの調整でそこそこながら定位感が出て極低音域もそれなりに再現しちゃってるから当初考えていた社外ナビ+ちょっとお高め社外スピーカーへの換装を実施するかどうか迷いが生じる (…やっぱりDPS介入してるんですかね?それにしてもしっかりツイーターもついてるしちょっとビックリです)
※ そのナビに映るバック時のモニター用のカメラが経年劣化で見えにくかったんで新品を購入しようとしたらなんとビックリ7万円‼︎以上のプライスがついてる事に呆れたり憤ってみたりする (…15年近く前のクルマの電装関係の部品の在庫がある事に感謝するべきなのはわかってるんですがやっぱり高過ぎですもちろん保留中‼︎)
※ ダッシュボードが思い切り奥まってるせいでフロントガラスを拭く時、特に運転席側はガラス下側まで手が届かず苦労する (…あまりのかっての悪さに耐えかねてクルマ用のウィンドウモップを購入しました)
※ フロア面とペダルとの距離感、特にクラッチペダルが離れすぎで左足の踵が浮き気味になる為クラッチミートのタイミングが測りづらく走り始める時にギクシャクしてしまう (…最終的に純正フロアマットの保護を兼ねて社外品のマットを購入して、更にそこに厚手のゴムマットを挟み込む事で辻褄を合わせました)
※ 使い方が通勤メイン故にエンジンオイルの取り換えは結構な頻度で巡ってくるんですがオイルエレメントの取り付け位置のせいで作業に手間がかかりその都度懐に優しくない金額を見るのがとても辛い (…作業する方も辛いとの事でオイルエレメントの取り付け位置の変更など対策を真剣に考えてる最中ですでもエンジンルームにそれを許すスペースがない‼︎)
※ ステップの位置がルーフより外に出過ぎてるせいで雨天時にドアを開けるとルーフに乗ってる雨粒が室内に大量に落ちてきてかなり不愉快な思いをする (…トランクも似たような感じなんですよね本当に困ってるんです)
※ これはクルマ本体の話ではないんですが購入時から付いていた所謂 “アジアンタイヤ” が当然ながら日常使い程度なら何の問題もなくて “目からウロコ” 状態になる (…某海外メーカーさんごめんなさい‼︎それでもいずれは国産メーカー品に履き替えたいと思ってます重ねてごめんなさい‼︎‼︎)
…という事で結構な長文になりましたが現状はこんな感じでしょうか (苦笑)
良いところ悪いところいろいろありますが今のところ “あばたもエクボ” 状態で楽しくお付き合いをさせていただいてます。
低年式で走行距離も10万キロを超えてる個体なんでこの先負担に思うトラブルが多発すると思いますがこれが “人生最後の1台” になるよう頑張って維持していきたいと思う今日この頃です。
Posted at 2024/06/09 12:43:54 | |
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