
ここまでの流れ:
話の始まりは去年の11月。
ithacaさんからのメールで、所沢の航空発祥記念館に飛行可能な零戦が来るという話を知り、さらにエンジン始動見学会が12月1日、2日に行われると聞いて、予定日前日まで行こうかどうか迷っていたのですが、その前日に単独で行ってきた友人から、
「朝8時に整理券奪取に並んでようやく午後の部が取れた程度」
とメールをもらい、さすがにこれは無理だわ…とそのときはあきらめました(当時は整理券を現地で配布していたのですが、それこそ朝6時とかに行って並ぶくらいの勢いだった模様)。会期末の3月末にまた開催することは知っていたのでそのときに行こうと。
が、開催1ヶ月前になって再びithacaさんからのメールで、今度はハガキによる申し込みに変更・応募者多数の場合は抽選となったことが発覚。最初の展示でけっこうトラブルがあったみたいです。申し込み期限が4日前だったこともあり、あわてて往復ハガキを書いてポストに放り込みました。
2通送って両方当選したものの、当選日時が希望していた土曜日ではなく、それぞれ金曜日と日曜日…日曜はともかく平日に行けるか!と思ってましたが、たまたま当落通知の報告メールを見た友人が「両方休みだから余った方で行きたい」と言ったので金曜日のほうをプレゼント。無駄にならずに済みました。
結局当たったのは自分のみだったので一人で行って来ようかと思っていましたが、2日前になってithacaさんから「音だけでも聞きに行こうかと」と返事が来たので一緒に行くことに。
というわけで、今日航空発祥記念館へ零戦を見にithacaさんと行って来ました。
間をはしょって撮った画像をw
購入したパンフレットによるとこの61-120という機体、第二次大戦中の1944年にサイパンで米軍が鹵獲、すぐさま本国に輸送され4ヶ月間の機体性能・解析テストを行い(テストパイロットにはあのリンドバーグも名を連ねていたとのこと)、その後10年間放置されスクラップにされるところをプレーンズ・オブ・フェーム(POF)航空博物館が買い取り、20年の歳月をかけて飛行可能な状態にまで復元したものだそうです。復元には零戦の設計者・堀越二郎氏も協力したんだとか。
最初に見たときに感じたのは「形容できない凄み」。
大きい機体ではなかったのですが、緊張感というか威圧感というか…何か圧倒されている感覚を覚えて、もう夢中でシャッター切りまくってました(携帯のカメラですがw)。
そうこうしているうちに見学会開始。ぶん回った時の音は今にも動き出しそうな勢いでした。
ほとんど動画で撮っていたんですが…プロペラの回転速度にカメラのフレーム処理が追いつかず、鬼のように高速回転しているはずのプロペラが動画ではゆっくり回って撮れていました(´・ω・`)
なので今回は動画を上げてません…それでもいいというならあとでうpします。
何にせよ、間近で見られたことはとてもいい経験になりました。
終了後ithacaさんと合流、整理券が不要な一般公開の時間まで展示館を散策しました。
そこでも零戦のパーツのサイズに驚いたり…
↓バルブが350ml缶くらいの直径
↓タービンブレードが扇風機の羽根くらいのサイズ
機銃や計器類の出来のよさに感動してみたりしてました。
↓搭載されていた機銃
↓計器類
とHUD(HUDの照準は合成ではありませんwHUDの電源が入った状態での展示でした)
一般公開の時間になったので零戦の展示会場に入場するための行列に並んでみる。
改めて入ってみると…見学会の時よりバリケードが機体に寄ってる!?
またしてもシャッター切りまくってましたwww
ithacaさん曰く「屋外展示だとまた違う雰囲気になりますね」とのこと。過去に別の場所で見た零戦は屋内展示だったそうで、やはり人工の灯りの下では本来の姿が少しデフォルメされてしまうようですね。
その後会場を後にし帰路へ。家のすぐそばまで来てそういえばエボと桜のショットが欲しいなぁと思い立ったので撮影。
今日は本当に良いものが見られました。
希望日ではなかったものの、土曜日は連れと出かける約束が入ったので結果的に希望日に当選しなくて良かったというオチw土曜日の話は後ほどうpします。今回もちょっと面白いところに行ってこれたので。
それと、零戦の展示についてですが、終了間際になってPOFとの交渉が成立し、8月末までレンタル期間が延長になったそうです。
画像の文面の通り、機体のメンテナンスを開始するため次回の展示時期は未定ですが、今回の特別展で見逃した人にもまだ見るチャンスがあることはお伝えしておきます。
最後に情報提供してくれたithacaさんに心から御礼申し上げます。
ブログ一覧 |
お出かけ | 日記
Posted at
2013/03/31 23:51:48