
筑豊本線の桂川(けいせん)駅です。線路の名称上では、筑豊本線と篠栗線の分岐駅になります。本来の(石炭を運んでいた)筑豊本線は筑紫野方向の原田(はるだ)から北九州市の折尾・若松の間です。でも現在、鉄道としての主要な役割は、博多駅からの篠栗線がこの桂川を経由して折尾方向に向かう「福北ゆたか線」(これはJRの正式な線名ではなく、あくまでも愛称です)が主役ですので、この駅は博多から昔の筑豊本線とつながる「ハブ」として存在意義があるということかもしれません(失礼)。駅前は驚くほど閑散としています。千鳥饅頭桂川店がある程度です(笑)。桂川町の中心部から2kmも離れているためだそうです。調べると、最初の駅の名前は長尾駅で1940年から現在の名称になっています。平成の大合併で、このあたりでは中心を担う飯塚市と合併することが検討されたようですが、飯塚市中心となる運営を危惧したため桂川町は離脱したとのことです。そのため、現在は合併後の飯塚市・嘉麻市(かまし)が発足した後の嘉穂郡唯一の自治体となっています。つまり嘉穂郡=桂川町ですね。(”⊇”でないですよ”=”です) まあどうでもいいことですが……。
Posted at 2011/02/13 23:00:22 | |
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