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妻からアンプを渡された。

「俺にくれるの？」

妻

「違う!　修理とメンテナンスして綺麗にして」

そう言うことか…

俺を利用して小遣い稼ぎする気だ　(-_-;)

費用は…。

たぶん一銭もくれないだろうな…。

１９７７年製のヤマハのプリメインアンプです。

汚いし、天板もキズだらけ。

ＲＣＡ端子も錆びてる。

ははは(^_^;)

幾らで買ったんだろ？

電源は入るそうなので、恐る恐るスライダックをかまして電源ON。

電源は入りますが、Lchのメーターが振り切れてる。

これはメーター駆動回路の問題だとして、音もノイズまみれ。

中は埃だらけ。

汚いと弄る気にもならないので、バラしてクリーニング後にメンテナンスしていきます。

切り替えSWも分解掃除。

こんな具合にメンテしていきます。

スピーカーリレーもメンテナンス。

トランジスタの足も酸化して真っ黒の物もあり、酷い物は互換品に交換。

PHONOアンプを除いてメンテ後の仮組。

メーターランプはきれてはいないが、かなり暗めの設定になってます。

フロントパネルを取り付けてPower ON。

メーターは振り切れたままでした。

１日目はここで時間切れ。

Lchのメーター回路のチェックをして、２段目のトランジスターの異常を確認。

互換品に交換して正常動作。

phonoアンプを組み込みsin波で動作確認すると、Lｃｈの音が小さい。

MAINダイレクトでは左右同じレベルなので、Tone Control回路の問題です。

オシロで確認すると、Rch,Lchのレベル差は在るものの、波形は正常。

トランジスタの動作は確認しているので、回路図と睨めっこしてフィルター回路のコンデンサの容量抜けを確認します。

47uFのはずが、見事に容量抜けしています。

これが原因。

交換してこの問題は解決。

これで終わりかと思ったら、無音時にRｃｈのメーターが - ６０になつてない。

とほほ。

今度はRchのメータ回路の不具合です。

たぶん、初段のトランジスタ。

交換したら直りました。

RCA端子を磨いて、天板の塗装して作業完了。

たっぷり２日間の作業でしたが、たぶん無償奉仕でしょう。

次が無いことを祈りたいけど、あるだろうな。(-_-;)