【優雅に】HID化(約3年ぶり)【そして、雑に】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2年と8ヶ月ほど前でしょうか、ハロゲンロービームをHIDに変えたのは。
中華製といっても、販社はそこそこは評判の良いLeaps。値段も約1万円ってことで信頼していたのですが、結果は…
①付属バーナー使用で、縦縞発生
②光軸調整中に、バーナーから煙
③バーナー単品購入
④単品購入したPhilipsバーナーがどうも偽物臭い
⑤約2年8ヶ月使用した状態で車検に臨み、NG判定
という、残念な結果に。
①~④はともかく、⑤は(ハイビームで車検を通したといっても)、なんとしても対策しなければいけない内容です。
2
ということで、中華HIDはコリゴリ(?)ってのと、もうすぐ棒茄子ってことで、日本メーカーであるRG(RacingGear)のHIDを購入。
写真右下にプリントされた『Made In JAPAN』の安心感と言ったら…たまりまへんなぁ。
少々お高い(かと言って、他の日本メーカーの商品と比較すると安い方)ですが、そのかわり保証が『3年保証』と長期保証となっています。
また、このRGのHIDの“PREMIUM MODEL”は防水を謳ってます。
5500Kと6300Kが同価格だったので、だったら6300Kでしょ?
3
バラスト裏面にも『Made In JAPAN』とプリントされています。
『後付HIDまとめWiki』によると、このバラストは三菱製とのこと。
久しぶりに『日本メーカーの日本製の(電気系)製品』を見ることが出来ました。
中華HIDは“薄型バラスト”ってのを謳い文句にしていますが、RGのバーナーは肉厚です。
バーナーは無理して薄くさせる必要は無いと認識しました。
4
バラストにも『Made In JAPAN』のプリントが…
ありがてぇ、ありがてぇ…
この段階では封印シールを剥がすことはまだガマンしないといけません。
『後付HIDまとめWiki』によると、このバーナーはオスラム製とのこと。(オスラム自体を知らないわけです)
5
結線図です。
RGと同価格のHIDでPIAAのものが有ったのですが、結線が沢山あって面倒そうだと思って敬遠してましたが、このRGのHIDも結線はほぼ同じでした。
中華HIDと違ってバッテリーに繋ぐ必要があります。…これは面倒だぞ、と。
上でバラストの封印シールを剥がさないようにしましたが、このRGのHIDはケースに入れたままで結線確認・点灯確認を行う必要があります。
(メーカーで点灯確認済みとのことですが、)仮に点灯しなかった場合、封印を剥がした状態での初期不良は受け付けてもらえないみたいですね。
アースはひとつのバーナーに対して2つあります。更に、2つのうち一つは(H11の場合)ギボシ端子に替える必要があります。この2つのアース(左右では4つのアース)の結線でポカをして、作業時間をかなり伸ばすはめになったのはココだけの話です。(片方のアースの存在を忘れていたり、ギボシ端子にするアースを間違えたり。)
配線処理が終わったら、バーナーをケースにいれたまま(封印を剥がさない状態で)点灯確認です。
(※封印が剥がされていると、初期不良とみなされないようです。)
点灯確認で問題が無かったら、バーナー・イグナイター・カプラの固定です。これも、場所がないわ引っかき傷だらけで血が出るわ、で大変よねぇ…。
6
ということで、上記のアース関連で時間をかなり費やしたため、配線処理は手抜きもいいところです。
また時間がとれたら(もしくはやる気がでたら)、配線を綺麗にしま…す…よ?
このHID、バーナー・イグナイター・リレーの3種、左右で6種を車体にネジ・ナットで固定するように指示されています。
写真の矢印は、赤矢印:バラスト、黄矢印:イグナイター、緑矢印:リレー、となっています。
今回のHIDでかなり苦労させられましたが、サービス(?)のM6タップ穴が車体に無いこと無いこと。
M6タップ穴の代わりにM6ネジが飛び出している箇所はM6ナットを使用して各ユニットを固定、何も無いところはインシュロック&両面テープでとりあえずの固定でごまかしています。
アース絡みで、つけたり外したりを繰り返して、実は3時間以上かけての作業でした。疲れきって思ったこと、工賃が1万円って言われてもこれなら納得ですわ。
7
点灯して、Leaps(中華製)のHIDが弱かったってのがはっきり分かりました。
Leaps(中華製)のHIDは、この写真の7割程度の明るさだったと思います。
このRGの光の力強さ、というより濃さと言ったら変でしょうか、しっかりしています。
また6300Kの色も適度だと思います。6300Kを選んで正解でした。
あと、Leaps(中華製)のHIDは、昔は3秒くらい、ここ最近は立ち上がりに5秒ほどかかってましたが、このRGのHIDは2秒かからないくらいで立ち上がります。
バッテリーに接続しているのが効いているのでしょうかね?
8
比較用として、ハイビーム。
取り扱いメーカーはAutoSideですが、品物は中華製です。
車検受かったロービームより色温度が低い6000KのHIDですが…ちょっと青い、または緑っぽくないですかね?(車検パスなので、問題ないのでしょうね。)
[総評]
結構値が張りましたが、『3年保証』『防水』『立ち上がりの速さ』『メーカー信頼性』を考えると、案外適価なのかもしれませんぜ。
バッテリーにまで決戦しないといけないこのHID、次の機会はDIYせずにDラーに持ち込みそう…ってくらいに疲れたDIYでした。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク